どーじょマン

「どーじょ、どーじょ」


と声がします。


ボウズがよちよちとおやつの箱を運んできています。


今ならおやつ食べさせてもいいか
というわけで
「はい、どうぞ」


ぺこり　でっちりで
「どーじょ、どーじょ」

頭を上下に振りながらおやつを食べるボウズ


「『あっと』はどうしたん？」

「どーじょ、どーじょ」

ムシャムシャムシャ・・・



「どーじょ、どーじょ」
また次のおやつを持ってきます。

「・・・」

「どーじょ、ん、どーじょっ」

「『ちょうだい』は？」

「どーじょ、どーじょ、どーじょっ」


今宵もどーじょマンがおやつを求めて家の中を探検していましたとさ。


どーじょマンの巻、オシマイ。

初恋のゆくえ

五月雨はぁ　みぃどぉりいろぉ～　悲しくさせたよ～　ひとりの午後はぁ


というようなせつない気持ちがわかるはずもないボウズの初恋


その後病院でのヒトメぼれ現場を目にして母の心にはむくむくと疑惑が・・・



初恋の姫、はなちゃんはどうしたん



本日のお迎え時に担任保育士さんがいたので尋ねてみました。



「えっ

　はなちゃんですか






　・・・以前ほど好きじゃないみたいですね
　

　いろんな子のところに行ってます」







おやつを隠されたからって冷蔵庫にへばりついて泣いてる場合かっ　ボウズ

それだけ泣いてもおやつを取ってもらえないからって、冷蔵庫の前で突っ伏して泣いてる場合かっ　ボウズ



好きだよと言えずに　はつぅぅこいはぁぁぁぁあ～　振り子細工のこころぉ～


わかるかなあ？　わかんねぇだろうなぁ～