やなぎのブログ

何かネタになるような出来事があったら、日記代わりに書きます。HPと掲示板も併せてご覧ください。

9月7日(金) まだ治らず、感想2冊

2012-09-07 23:08:10 | Weblog
4日は無理言って2時間早く帰らせてもらって、5日と6日は頑張った。今日7日はバイクだったのを代わってもらった。いまだに喉の調子が悪く、鼻水はだらだらキリがない状態。会う人皆、「夏風邪は長引くんだよなぁ~」と言う。そうなのか…、と気が滅入る。明日からの土日で身体を労わって、月曜は何とかして、火曜水曜と連休にしてもらったので、そこで完全に治したい。ちなみに、医者の風邪薬を飲むと腹が下ってどうしようもないので、売薬を時々飲む程度にした。それで治りが悪いのかも。

ゴルちゃんの連絡もまだ入らない。車検に通ったのか?。


読書の感想2件。9月1日に読み終わったのが、新潮文庫の「最後の恋 MEN'S」という文庫本。帯には「究極の恋愛アンソロジー」と書いてある。著者は、伊坂幸太郎、越谷オサム、朝井リョウ、石田衣良、橋本紡、荻原浩、白石一文。7名による短編集だ。伊坂さんの話は強引なところもあるけれど、馴染みの人物が出てきて楽しめる。あとの6話は、よくわからなかったり、ふーんそれで?で終わったり、ほほぉーとなったり、まあまあかな。全部まとめると70点くらいにしておこう。

もう1冊も似たような部類。今日読み終わった、集英社文庫の「あの日、君と Boys」という文庫本。帯には「人気作家8人が描く「少年たち」の物語。」と書いてある。著者は、伊坂幸太郎、井上荒野、奥田英朗、佐川光晴、中村航、西加奈子、柳広司、山本幸久。「逆ソクラテス」は面白い。贔屓しているつもりはないのだけど、伊坂さんの話は飛び抜けて面白い。「骨」は理解できなかった。「夏のアルバム」はまあまあ。特にヒネリとかオチとか、ない。「四本のラケット」も、ただのじゃんけんの話。「さよなら、ミネオ」は途中で想像がついたが、スッキリしないまま終わった。「ちょうどいい木切れ」も、もっと発展していったら面白くなったのに、残念。「すーぱー・すたじあむ」も、まあまあ。「マニアの受難」はたくさんの映画が出てきたけど、知らない映画が出てきても面白くない。結局、関係ない幕切れだし。総合して、65点。

前にもアンソロジーのときに書いたと思うけれど、今まで手に取ったこともない聞いたこともない作家の作風を知ることができてよかった。そして相対的にも伊坂さんの作品の素晴しさがさらに際立って、自分の中での評価が上がった。既に洗脳されているせいかもしれないが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする