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HUQ's Blog

HUQの日記

建前と本音

2007年09月17日 22時22分58秒 | 自転車

 何事にも、建前があり、本音がある。

 

 orca の美しいフレームの前には、全ての付属物は蛇足でしかない、と思う。

 美しく乗るには、何も足さず、何も引かず、ただ跨って無心に漕げばよい。

 

 が、しかし。

 

 こちとら CM撮り やってんじゃねーんだYO!

 喉も渇けば、腹も減る。

 パンクやネジの緩みだって、いつ起きるか分かんない。

 折角方々へ寄り道するんだから、カメラだって持ち歩きたい!

 行った先でンマイもの、イイもの見っけたら、当然買って帰るんだいっ!!

 

 でも、リュックは極力イヤ。('A') 背中と肩に汗が貯まって臭い出すし、何より「気軽にポタリング」とは趣が違って、「しっかり装備して目的地へ Go!」な気分になっちゃう。

 走ること自体が目的の、会社の同僚達とのサイクリングのときは尚更。ただでさえ激坂好きが率いるもんだから苦しいのに、リュックなんて背負ってたら死んでしまう。

 

 でも、通勤仕様の CROSS×CHECK につけてるような、シートポストに取り付ける巨大なトランクバッグは…さすがに orca には…折角のリアの曲線美が…orz

 

 そんなわけで、サドルのレールの後方部分を使って取り付ける、小さなサドルバッグの出番。

 ところが…

 

 愛用の SELLE SMP サドルに使えて、ワンタッチで取り外しできるサドルバッグは壊滅状態。 (つД`)

 Web で見つけた情報では、SCICON は使える、とのこと。

 また、TOPEAKのものも、同社から出ているアタッチメントを使えば、使えるらしい。

 もう一つ、大人買いで自力で見つけた、RIXEN & KAUL のものも、なんとか OK。

 

 パンク時対策として、どうしてもチューブラータイヤ&リム接着テープが1本分入る必要がある。

 それに加えてツール、財布、コンパクトデジカメ、ミニ三脚、ポータブルナビ、いざとなれば背負える簡易リュック、トイレ等緊急時用のワイヤー錠、携帯用スタンド、を常時持ち歩きたい…

 

 デザイン的には、SCICON か RIXEN & KAUL が好み。

 SCICON は着脱が非常に簡単でデザインも良く、気に入ったんだけれど、容量が少ないものばかり。安全のために必須と考えている、リアライトを付けるためのバンドが縫い付けられているものも無い。

 そこへいくと RIXEN & KAUL の Micro 200 Exp は底面積も丸めたチューブラータイヤ1本が入るぐらい広く、容積を拡張することも可能。リアライトも付けられる。 コレダ(*゜▽゜)ъ

 

 で、一度はコレを買って帰ったものの…

 あらためて orca に付けて眺めると、やっぱ、ちっとばかり、デカい。

 サドルが泥棒よろしく、ほおかむりしてるように見える。(^^;

 ソコを我慢したとしても、もう一つ我慢ならないのが…ペダルを漕ぐと、太腿がサドルバッグにギリギリで当たって、擦れるのだ。長時間漕いでると、気になって仕方がない。パンツも傷む。

 

 で、再度お店に出向き、違う製品で実走試験。

 

 結果、RIXEN & KAUL の Micro SLMicro Bottlebag に決定。

 もちろん、コレにチューブラータイヤは入らない。そっちは DEUTER のトライアングルバッグ に無理矢理押し込んだ。…その結果、シートチューブにボトルゲージを設置不能に。ボトル2本必至な場合は、Micro Bottlebag に差し替える方向で。こちらも、ボトルの下に Micro 30 と同程度の容量が確保してある。

 チューブラータイヤさえ外せば、他の常備品は Micro SL に全て収まる。…財布だけは、後で小さいのを買ってくることにしよう。(^^;

 ちなみに、Micro Plus 150Micro 100 は、どちらも腿に近い側の幅が Micro 200 exp と同程度あるため、やはりペダリング中に腿に当たってしまう。

 Micro SL、欠点はリアライトを取り付ける場所が無い。これに対しては、Bikeguy の超小型 LED RX-6 を、開口部下にある "Micro SL" の商品名タグにゴム紐を通してぶら下げることで対応した。このライト、かなり明るく、よく目立つ。

 

 で、装着した姿が、コレ。

 2番目の写真で、後ろからみて右サイドが少し膨らんでいるのは、携帯用リュックを折りたたんで詰め込んでいるため。

 

 サドルバッグを Micro Bottlebag に換装すると、こんな感じ。

 

 個人的には、見た目も許容範囲内と思うんだが…こればっかりは、人それぞれ。(^^;;

 

 

 さて、orca ですら実用化にあたってこのような辱め(?)を受ける、となれば…

 orca 購入によって更なる "実用車" への道を歩むことを運命づけられた "通勤仕様" CROSS×CHECK はどうなったのかというと…

 

 基本形。付属物無し。

 普通に、フラットバー化しただけ。

 極太ワイヤー錠が邪魔だけど、そこは日常の足にしている以上、仕方ない。

 シートポストになにかヘンなのが付いてるけど…キニシナイ。

 

 

 Micro SL 装着。

 これもまぁ、街でよく見かける、オサレといってもいいぐらいのレベル。

 

 

 通勤仕様 MAX (爆)

 使用しているのは、RIXEN & KAUL の CONTOUR MAX sport

 容量10L、耐荷重量3kg を誇るトレーラー。

 この中に、Yシャツ含む着替え一式、バスタオル、洗顔フォーム、サングラス、夜間帰宅時用の Topeak Moonshine HID、フルサイズの工具類一式、会社で使う筆記用具他が詰め込まれている。更に上にネットをかけてモノを積むことも可能。携帯用リュックも詰め込まれている。

 リアにぶら下げているのは、強烈な明るさを誇る CATEYE TL-LD1100。これで後ろから車に引っかけられるのなら、居眠り運転してたんだろう、と諦めも付く。

 

 これで遂に、通勤時もリュックを背負う必要がなくなったのだッ!

 そのかわり、取り回しが重い重い…orz


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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参考になりました。 ()
2010-09-14 12:59:31
SMPを使い始めた者です。
サドルバッグ購入の参考にさせていただきます。
Blogへのup、ありがとうございます。
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現在は (HUQ)
2010-09-23 04:09:49
あまり店頭では見かけませんが、YPKの NO-TOOL SOFT BAG というのを使っています。
http://www.cb-asahi.co.jp/image/kaigai/ypk/softbagm.html

こんな感じになります。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ca/50795d132845e827cc33968321138d18.jpg
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