Room Share 中里 文恵のBlog ♪

●レディースルームシェア運営、行政書士
●All round writerプロ作家志望

小説 【半グレ銀行マンの野望】 20

2024-06-10 12:12:57 | 政治

師走に入ってもう半ば

会議室の窓を開けたら 商店街のほうからジングルベルが聞こえてきた

立夫は5人の総務や融資の幹部を集めて行員削減を議題にして意見を交わさせたのだ

が、「70人を50人に減らすのはとても無理です 支店長、本部と掛け合っていただけませんか」

と泣き言を繰り返すにイラっときた立夫。

「バカ野郎!おめーら 親方日の丸の 大名気分だからそうなるんだ・・このままだと来春の異動にはお前ら幹部も 左遷させてもいいんだぞ! ちゃんと削減リストをまとめてこい! 」

怒鳴り倒すと 幹部は青くなって ほうぼうのていで 散っていった。

「あんまりなことしてたら恨まれますよ」

支店長室に戻ると 聡子がニヤッとした

「俺はな ホント言うとどうでもいいんだ ただあいつらは 主流派に楯突く反主流派よ・・だから容赦なんてしないんだ。俺は支店長として ここに根付くつもりだ 仮に先で 役員とかになったとしても 生まれ育ったのが ここ播州よ 姫路を俺の根城として大事にしたいんだ」

「それはわかるわ・・私だってそうです 立夫さんと ここで ずっと暮らしたいです」

「聡子、お前だけだよ・・俺の気持ちを分かっているのはさ・・」

「立夫のエロい視線が聡子の 胸のふくらみに飛ぶ」

立夫は聡子の後ろから羽交い絞めにして それを両手で揉みしだく

「や、やめてよ ここは銀行なのよ・・」

いいじゃないか・・と ドアを内ロックし 聡子をソファに押し倒した

今日が初めてではない 何度も これだ・・

聡子はあきらめて目を閉じた 

 

ファスナーを下げられ スカートとパンストも・・剥がされ

下半身が裸にされた・・股間のソコは縦一線の亀裂だ・・陰毛は立夫の好みで剃っていたのである・・

立夫はズボンを下げると ブリーフがテント上に大きく隆起していた

屹立をつかみだすと せわしげに しごき 唾を塗り付けた 

図体も大きいが そそり立つ肉棒も超デカだ・・

「いくぞ・・聡子・・」

と言うか否か 一気に押し込まれた・・

律動が始まってから 間もなくして 内線が鳴った

「くそっ!なんだよ・・」

ボヤきながら 勃起を抜いて聡子から離れ 電話に出た

「水田か・・・よしわかった 通してくれ・・」

立夫は聡子に身づくろいをするように 目配りした 

聡子はさっと整えて 立夫のズボンをあげて ベルトを締めてやるのだ・・手際のいい心得た秘書なのである(^^)

「聡子 あいつが来たら お前も同席してくれ 一緒に聴いてほしいことがあるんだ」

立夫は 司法書士の水田が持っている、高級クラブを聡子の名義にする絵を描いていたのである。

姫路に根城を持つという第一号がそれだった。立夫は 体中に闘志が漲ってきた。

言うなれば戦闘準備完了だ。

つづく

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 戦国武将 福島正則の腰抜け... | トップ | 小説 【半グレ銀行マンの野... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事