hum

日常で思いついたことを書き綴る。

重苦しい空気、蒸し暑い、夏の前の夜

2015-07-24 21:57:36 | Weblog
蒸し暑い。エアコンはない。翼の回る音。向きを変えながら、同じ場所をぐるぐると回る扇風機。
戯れる猫。飲んだのは鼻炎薬の錠剤。特に腹も減ってない。

「悩んでしまった時点で、今の恋愛に対しての答えは出ている」
「長い時間を待ってみたけど、信用はできない」
「信頼の先に待っていたのは、怠惰と無関心だった」
「それを知ってしまったなら、何処へ行って誰を求めればいいんだろう」

青い芽を埋め込まれた。
抜き取ることはしなかった。
何処か遠くに行きたいと願う。でもそれって逃げてるだけなんだ。それは知ってる。

「お前のちっぽけな世界で完結させるのは良くない」

そんなのは解ってるんだ。
傷ついて前に進む、その傷跡が経験なんだろう。
でも、それが怖くて踏み出せない時はどうすればいい。
どうすればいいんだ。助けて欲しい。

岬の先の最果て

2015-07-02 23:58:17 | Weblog
渡り鳥は落ちる
夢で見たスカート
ガーデンとスノウ
50kmほどの道のり
けど、でも、と否定な看板
雲とどうしようもない僕
空は、機嫌の治らない
青、鳴いた猫が歩く
赤に染まった
黒の中、買い物帰りの親子
夜は笑わない
字面は不服
コーヒーを飲んで会社へ

謝るただの機械のようだ
翡翠が手に絡んだ
落ちて落ちて、僕は何処だ

またコーヒーを飲んで会社へ

岬の先の最果て
多分、行きたいのは

岬の先の最果て
多分、行きたいのは

ミサキノサキノサイハテ

2015-07-02 22:58:31 | Weblog
気が付けば一年が経つ。
気が付けば夏が終わっていて、いつの間にか冬も終わって、春も終わって。
梅雨入りが遅かったな。桜の下で微笑んだ君は綺麗だった。

今まで全部嘘だとすれば、これからも全て嘘になるんだ、なんて思う。
何もない。
望むものがないと気づいたときは、どうすればいいんだろう。

サンドに飲み込まれていく金と同じ。
確約もないスロットを無心で回す。
あれは消滅願望の投影。

射幸心に煽られて野垂れ死ねよ。