hum

日常で思いついたことを書き綴る。

燃えるような光の群れ

2014-07-18 14:05:25 | Weblog
虚ろなまま見えた光と思える群れの先へ。近過ぎて気がつかなかった君へ。悪が心を廻る。君が落下していくのを、僕は楽観。その時を思えば、全て捨てようと思ってた。むしろ今でも思ってる。仕事も、恋愛も、生活も、君も僕も、この掌から零れ落ちている光も、影も、全て捨てようと思ってる。変わらないトーキングマシーン。客観しか出来ない旅人。沼に嵌った少女。矛先が違う騎士。道標に従う兵士。逃げ回るクズ。皆行きたい場所は燃えるような光の群れの中。その群れは光なのか。今はそれが光なのかさえ、解らないよ。

美しさが眠る暗い森

2014-07-17 20:49:00 | Weblog
雨。

誰かを探し求める右手がたまたま僕に触れただけ。たかだかその程度だけど、これも奇跡的だと感じる心がざわめいた。

嘲笑に晒されて、そんな中で影だけを見て進む。場所なんて知らないと匙を投げて、いつかはこのまま闇の果てに沈んでしまうんだろう。

その時はこの右手を離すとき。
それだけは覚えておくよ。

落ちた夜を巡る街

2014-07-02 12:53:59 | Weblog
好きとは口が裂けても言えない。悲しみだけが吹き溜まる。それを取り除けない僕が居て、気を遣う君が居る。その最果てに君が見てるものは、実体のない真空のようなもの。雨の匂いと夏の匂いが混じる中、君を抱き締めて忘れるのは今だけ。朝方、雀の鳴き声と仄暗いベッドで踊ってた馬鹿な自分。もう全部忘れてしまいたい。作り出した傷だからどうしようもない。ここ2日間殆ど寝る時間が取れなかった。眠い。