よそじ

北京では旧暦１月１５日（２月２１日）まで花火、爆竹ＯＫ。
名残を惜しむ人々が先ほどまであちこちではでに花火、爆竹を
鳴らしていました。
長く続いたお正月気分もとうとうこれで終わりです。

で、日付変わって本日２２日は私の誕生日です。
いや～～、四十路ですよ。よ・そ・じ。
われながら信じられません。
30になった時は「うわ～～うっそ～～」と落ち込んだのですが、
今回はなんてこともなくこの年齢を受け入れられたような気がします。

30代には退職して、中国に来て、会社作って、といろんなことを経験しました。
40代ではこれをやりたい！というのも既に決まっています（ついこの間決めた）。
実現にはちょっと時間がかかることでもあるので、この１，２年はじっくりと
その準備を進めて行きたいと思います。

それから今日は「猫の日」でもあります。
猫好きの私にとって、誕生日が「猫の日」というのは大変うれしい。
私が不機嫌なときは、何か猫グッズをあてがっておくに限ります。
とりあえず機嫌が直ります（単純）。

仕事の合間や、寝る前のリラックスタイムなどにはいつもこの猫サイトを
見て一人でニマニマしています。猫好きの方はぜひどうぞ！

→　http://nekopunch-tv.cocolog-nifty.com/

あ～、いつか猫に囲まれて暮らしたい・・・。

今晩から2泊3日で、北京で2度目のスキーに行ってきます。
こちらも楽しみ。

旧正月休み終了～。

中国の旧正月休みも火曜で終わり、きのうから普通の日々に・・・
戻るはずだったんですが、どうもまだ北京の街には人も車も少ない気がする。
まだふるさとから帰ってきていない人も多いんでしょう。
中国社会が平常に戻るのは来週からとみました。

さて、私の旧正月休みも終わってみれば実にあっという間。
ある日はそうじ洗濯にさんぽ、買い物などで１日終わり。
ある日は友人宅におよばれして餃子を手作り。
普通の白い餃子のほかに、皮にチンゲンサイやかぼちゃ、紫芋などを
練りこんだカラフルな餃子を作りました。
みんなで誰が上手だの下手だの、誰のが大きすぎるだの小さいだの、
わいわい言いながら作るのは楽しいもんですね～。
カメラを忘れていったのは残念でした。

最後の２日間は、去年に引き続き、日本将棋を中国で普及する
活動のお手伝いをしてきました。


会場は「龍譚公園」の「廟会」（縁日みたいなもの）。
今年もずら～っと出店が並び、人もいっぱい。




その一角で行われた将棋の普及活動。
将棋連盟から男性プロ棋士一人、女性のプロ棋士二人がいらして
中国の小学生から大学生までを相手に指導を行いました。

最後の日は、日本の某社主催の将棋大会も行われました。



あちら側ではプロ棋士の方が、注目の「小学生の部・決勝」の
解説を行っています。




この「小学生の部・決勝」、大学生の先輩さえ「彼らの試合が楽しみ！」
というほどレベルが高く、しかも実力伯仲の対局だったそうで。
（私には残念ながらよくわからない）

こちらが優勝した女の子、１０歳。取材を受けてます。




こちら惜しくも準優勝の男の子、９歳。




二人とも賢そうな顔してますなあ～。

指導した棋士の方によると筋のいい子が多かったそうで、
「これじゃあそのうち、日本の将棋のプロも中国人ばっかりに
なっちゃうかもなあ」なんて冗談半分におっしゃってました。

でも楽しかったな。
私は指導のときの通訳（将棋のことを知らないへっぽこ通訳ですが）
としてお手伝いしたのですが、プロの方の指導を身近に聞けるなんて、
将棋のことを知ってる方だったら、このありがたみがちゃんとわかるのに
もったいないな～と思いながら通訳してました。

ちょっと将棋のことを勉強してみようかな・・・
（去年もそんなこと言ってなかったか？オイ）

来た来た来た

私にとっては、嬉しくもユーウツな季節がやってまいりました。

今日は旧暦の12月30日、おおみそか。明日は新年。
そうです。すでに外ではハデに花火、爆竹のドンパチが始まっているのです。

お休みは嬉しいんだけど、大きな音、キライなんですよねえ・・・。

北京市の規定によると、今日と明日は24時間花火爆竹ＯＫ。
に、24時間・・・。

いまは午後8時半、まだまだ序の口。
日付をまたぐ頃には、おそらくこの5倍ぐらいは騒がしくなっているでしょう。

すでに酒をあおって布団をかぶって寝てしまいたい気分なのですが
今年はビデオカメラできれいな動画を撮る！というミッションがありますので
なんとかがんばりたいと思います・・・。

安物買いの・・・

このところ大騒ぎになっております、中国産冷凍餃子事件。
どうやら製造段階よりあとで毒物が混入したらしいとのことですが、
はたして、安い賃金でこき使われたあげくにクビになった従業員の復讐か？
それとも日中関係改善をよく思わない政治団体のいやがらせか？

にしても私が今回の報道でいちばん驚きましたのは、この餃子の値段です。
40個入りで298円て、なんだそりゃ？

いくら中国が人件費や原材料費が安いからって、
包装だって日本向けにそれなりにしてあるし、輸送費だってかかるだろうし
そういうこと考えると、いくらなんでも安すぎやしませんか？

こちらでも、冷凍水餃子はバラ売りでやっすいのから、けっこうきちんと
包装されてて高いのまでいろいろありますが、私がいつも食べてるのは
中国国内でもわりと有名な大手メーカーの水餃子。
これだと、40個入りで日本円で300円ぐらいします。
日本で売ってるのとあんまり変わりません。

中国では、皆なるべく大手有名メーカーのものを選んで買いたがります。
名もない弱小メーカーのものはあんまり信用できない、ということが
身にしみているからです。

逆に国外の輸入業者などは、コストを重視して、多少怪しそうでも
単価が安いところから仕入れてしまったりするのではないでしょうか。
あるいは値下げに応じる業者からしか仕入れない、ということも
ありうるかと思います。
でもそのツケは、原材料の品質低下や従業員の低賃金重労働という
形になって現れるのでは・・・。

中国には「安かろう悪かろう」の製品がまだたくさんありますからねえ。
あんまり安いものは、やっぱり注意が必要だと思います。



私のうちの冷凍庫にいつも入っている冷凍水餃子。
詳しくは忘れましたが、40個入りでたしか20元（320円）ぐらい。