鏡開きの意味

皆さん、こんばんは

今日は鏡開きの日でしたね

お供えしていた鏡餅をひらいて

お汁粉やぜんざいにして

いただくことが多いと思いますが

皆さんは、何でお餅を召し上がられましたか？

私は、セッションルームの小さな聖地に

お供えしていた鏡餅に感謝の祈りを込めて開き

前日から土鍋で煮ていたぜんざいに入れて

いただきました

さてこの鏡開きの意味、皆さんはご存知ですか？

私は、こんな意味だったかな・・とあいまいだったので

今日、鏡開きをするにあたって
その意味を調べてみました

鏡は、ご神体として祭られ

神様の霊力が宿るもの

真実を写すもの

などと言われますね

鏡餅は、歳神様の霊力を写し撮る道具と考えられていて

新しい歳を迎えるお正月に

この鏡餅をお供えし、

そのお餅を食べることによって

新しい生命を歳神様に頂く、ということでした


今は「歳をとる」ことに

良い印象がないような風潮ですが

昔は「歳をとる」ことは人々に歓迎されていたそうです

お正月には、神様は全ての人や物に

新しい生命を与えるために現れる

こう伝えられてきたのだそうです

そういえば祖母から

鏡餅を食べるとゲンキになるから食べなさいと言われ

まずいからいやだな・・・と

イヤイヤ食べた記憶があります

小さな頃の鏡餅は、今のように真空パックではなかったので

お餅の重なった部分にカビが生えたり

外側は乾いてヒビが入り固くなってしまって

おいしくなかったのです

カビは水につけて落としたお餅を

焼いたりゆでたりして、ぜんざいに入れても

カビ臭さは抜けませんから

率先して食べたいものではなくて

こっそり捨てたりしてました

ちょっと脱線したので、話を元に戻しますね

鏡開きをするということは、

1年に一度歳神様から新たな生命をいただいて

一つ歳をとるけれど生まれ変わる、ということだったのです

再誕生、リセットが出来る日

それが鏡開きだったのです

今日の鏡開きで、新しい生命をいただいて

明日は新月、新しいことを始めるに最適な日だなんて

すてきなことが続く2013年でしょうか！

神様からの粋な計らいに感激です

では皆さん

新しく生まれ変わった生命を輝かせるために

しっかり睡眠で明日に備えましょう