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愛知の郷土料理、春の節句の「おこしもの」。

2018年03月23日 | 素朴なおやつ、素朴なパン

愛知県で暮らすまで、見たことも聞いたこともなかった「おこしもの」。

昨年、現場でお世話になっている先生のお宅で教わって以来、何度もつくり、わたしもだんだん少しは手際よくつくれるようになってきております!

…先日の長女だけお友だちと出かけていて、雨がひどく降っている休日の午後、おやつがてら「おこしものつくっておやつにしようか!」と長男と次女に声をかけると、「やる~!」と言うので、3人でにわかにおこしものづくりをはじめました。

【材料】3~4人分

・米粉…300g

・熱湯…280㏄程度

・粗糖…大さじ4

・醤油…大さじ2

・お湯…大さじ1

【作り方】

・米粉をボウルに入れ、熱湯を加え菜箸などでぐるぐると混ぜる。生地がまとまってきたら手で生地をまとめていく。

・生地をおこしものの型にちょうどいい程度の量に分割し、丸める。

ここは、お手持ちの木型の大きさに合わせてください✨

我が家にある木型は「おたふく」さんで、このおたふくさんの木型にちょうど良い量は焼く35gの生地なので、35gずつ分割しています。今回は18個のおたふくさんができました。

・木型にラップを乗せ、その上に丸めた生地を乗せ、さらにラップで生地を覆ってから表面をぎゅっぎゅっと押し付けて形成する。

…最初は木型にラップをあてて、その上に生地を乗せるところまではよかったんですが、最後に手で直にぎゅっぎゅっと生地を押し付けて形成していたので、手がべとべとになっていました。

最近は、ラップを横に長めに敷いてから丸めた生地を乗せて、すぐにラップを表面にあててから手で生地をぎゅっぎゅっを押し付けてラップの上から形成しているのでまったく手が汚れなくなりました。

次女が形成し…

長男がオーブンシートを持って待ち構えている…という流れで作業しました。

手際よく、きれいな形にできるようになってきました。

・オーブンシートに形成したものを乗せ、重ならないように蒸しかご等に乗せて、湯気のあがった蒸し器で強火で15分蒸す。

・蒸しあがれば、蒸しかごなどに乗せたままおこしものの表面に冷水をかける。わたしは水道水でぐるっとまわしかけています。

こうすることで、おこしものがツヤっとした顔になります♡

可愛いおたふくさんがいっぱい…はい、できあがり。

今回は、色の生地をつくらず白だけでサササとつくってできたてホカホカをいただきました。

タレは、長男が学校から平成こども塾に行っておこしものづくりをした時に教わった割合で毎回つくっています。

粗糖:醤油:湯=4:2:1

です!

できたてをこの美味しいタレにつけていただきます♡…すぐに食べない分はラップで1個1個包んでおき、食べるときに焼くか蒸すかして食べます。焼いたおこしものもまた美味しいですよね。

はじめは生地に塩気も甘味もないし、米粉の独特の食感もあって、美味しさがわからなかったんですが、つくっているうちにとても好きになって、鬼まんじゅうと一緒でおやつに食べたいな~と思うようになり、家族や知り合いとおやつの時間にわいわいつくって美味しくいただくようになりました。

レシピはいくらでも乗っているけれど、できあがりに流水をかけるとか、作業している時のワイワイガヤガヤ和やかな「おこしものづくり」の雰囲気などは、やっぱり昨年先生のお家で経験させてもらったからこそよくわかったので、やっぱり百聞は一見に如かずとはよく言ったものだと思いました✨

ほんと、楽しいです!


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