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またひとつ、松本民芸家具をお迎えしました。リーチ型チェア。

2017年11月16日 | 暮らしの道具

またひとつ、新しい民芸をお迎えしました。

現在我が家に1脚あるんですが、「リーチ型チェア」です。

20代の頃、松本民芸家具のすばらしさを知って、ずっといいなあと気持ちを温めていて、数年前初めての民芸家具をお迎えしました。それがこのリーチ型チェアです。

2脚目です。

昨今は接着剤などで家具を作ることが多くなりましたがやはり事故や化学物質の問題も耳にしますが、こんなに職人の技がビシビシ伝わる家具が今もあることがすごくありがたいし、このすばらしい家具や技がなくならないで欲しい~って思います。

愛知県では一宮市のギャラリー美卯さんで松本民芸家具を扱われているので、購入するときはそちらにうかがわせてもらっています。

椅子を買うとき、自分なりにこれだと決めて美卯さんに向かったのですが、話したり実際にかけさせていただいているうちに、我が家に似合う椅子がだんだん見えてきて、最終的にリーチ型チェアに決めました。

オーナーの松原さんは民芸に対する造詣が深い方で、先代も民芸を扱われていてギャラリーには年代物の松本民芸家具がたくさんあり息をのむほど圧倒的です。

美卯のオーナーさんはブログでさまざまな民芸運動や平和思想などを記事にあげられています。

民芸にご興味ある方はぜひ!

柳宗悦と平和思想3:ギャラリー美卯

圧倒的な民芸家具といえば、高蔵寺のつばたしゅういちさん、ひでこさんのお宅にも松本民芸家具(食器棚など)がびっしりと並んでいて、長い時を経ていますが美しく使い込まれ、すばらしい輝きを放っていて、本当に素敵でした。

我が家の松本民芸家具も、こんな風に時を経て輝くのかな…とこれからの姿を想像して幸せな気持ちになりました。

さて、美卯さんのブログから、貴重な民芸家具の作業工程の写真をお借りしました!

職人さんの道具です!こんなにたくさんの道具があり、用途によって使い分けられているそうです。

松本民芸家具は、ひとつの家具に対してひとりの職人さんがついて、最初から最後までの工程を担当されます。なので、どの家具にも裏などにその職人さんの名前の一文字が彫られています。

この写真は、我が家のリーチ型チェアと同モデルだと思われます。

この座面、脚…本当に飽きがこず愛着を感じます。

そしてこの背もたれ…!

毎日の暮らしでこの美しいアーチ型とまっすぐな縦のラインを見ると「あ、、、きれい、、、」っていつも思います。

陽を浴びて影を落とすときなんかは美しさに見とれるくらい…。

今、リーチ型2脚とウィンザーチェア1脚の合計3脚の民芸があります。残りは20数年使っている英国のアンティークのチェアと、アルネ・ヤコブセンのアントチェアが1脚あり5人家族で使っていますがどの椅子も我が家には欠かせない大事なものです。

これからの人生も暮らしに寄り添いつづけてくれることだと思います。

今回、末っ子がついに食卓の椅子を大人用にする時期になったので椅子を新調することができましたが、今度はいつまた家具を新調できるかしら~?

今年は3段ベッドや民芸の書棚も購入したので結構模様替えしたかな~✨

こちらのヒノキの3段ベッドも活躍してくれていて、購入してよかったです♡すごく頑丈に作られていて、素材もよくて…。

狭いから、家具を増やすのもゆっくりゆっくりです。


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