今回は最近流行っているらしいシティーポップについてお話しします。
日本だけでなく、アジアや欧米でも日本の80年代のシティーポップと呼ばれる音楽が
流行っているそうです。実際には70年代や90年代も含めての話ですが、主には80年代
がメインなのでこう表現しました。
一番有名なのが山下達郎だと思いますが、あんな感じの音楽です。
あと、大瀧詠一とかも流行っていて、当時リリースされたアルバムが高値で取引され
ており、わざわざ海外まで日本まで買い付けに来る人もいるそうです。
今はYouTubeでもライブの映像が見られるので、もう亡くなっている人も含めて映像
を見られるのは凄いですが、海外のアーティストもカバーを取り入れていたり、シテ
ィーポップだけを集めて日本語以外の言語でカバーアルバムを出している人もいます。
まだ日本も元気があった頃なので、音楽シーンもそれなりに活気があったのだと思い
ます。
でも、元々は海外の音楽に影響されて出来上がった音楽なので、グルグル回っている
感じかもしれません。
当時は色々なアーティストが出てきましたが、楽曲やアレンジだけでなく、音質にも
拘った人が多かったと思います。
当時はシステムコンポとか、組み合わせて音質を追究する人もいました。
今では考えられませんが、配線とかコンセントへの繋ぎ方とかや、FM放送をエアチ
ェックと称して音質の高さを聴き比べるといった文化もあったので、音楽も当然そう
いう方向とリンクしたトレンドになっていたと思います。
私は自分が演奏する側だったので、音質よりも機材も含めてどう再現できるかを競っ
ていました。多重録音でギターが重ねどりして録音されているのをどうそれっぽく聴
かせるかや、レスポール系とストラト系のギターがいっしょに聴こえるように切替え
の技を競ったりしてました。
とにかく今とは大きく環境も違うのでこんな感じでしたが、当時は仲間うちでも日本
のアーティストや楽曲よりも、海外の楽曲やアーティストをどれだけ聴き倒している
かによって音楽通度が評価されていました。
今はこんなことはありませんが、どれだけレコードを持っているか、人より早く流行
りそうなトレンド情報として得られるかでその人が評価されていることもありました。
こういった背景から日本のシティーポップは進化しましたが、その後は音楽や音楽を
取り巻く環境も変わっていきました。
今はどちらかというとボーダーレスでダイバシティーになっているかもしれません。
その中に1つの要素として日本のシティーポップが加わっているのだと思います。
今でも活躍しているアーティストも当時とは芸風も違うので、人によっては想像もつ
かず、どうしてこうなっちゃたんだろうと思わせる人もいます。
昔懐かしいところとこっ恥ずかしいところと両方が交錯しながら改めて聴くこともあ
りますが、これからどんなものが流行るのか、昔のものがどう変わっていくのか非常
に楽しみでもあります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
日を改めて、心霊や占いなどを取り上げたいと思います。
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