魚の佃煮」 魚介系缶詰
さんまの佃煮缶詰
缶界人には名作「ねぎ鯖缶詰」で御馴染みの、高木商店さんの新製品であります。
佃煮をしらない方はあまりいないと思いますが、一応調べてみますと・・・
佃煮は江戸・佃島発祥の保存食であります。
江戸前で獲れた魚のうち、売り物にならないような雑魚を醤油や砂糖なんぞで甘辛く煮た食品であります。
この佃島は、大阪の佃島から移住してきた大阪人がルーツだとされておりまして、佃煮と言うのは実は難波の味なんやね・・・・多分。
で、この佃煮は江戸の土産として全国に広まったそうやね、佃煮は大阪の街をよう捨ててしまったんやね。佃煮の色は悲しい色なんやねんなァ。
で、茨城の高木商店さんのさんまの缶詰です。
缶を取りだすと、ブルーダイヤで洗ったような眩しい白ですね~・・でも、金銀パールプレゼントはありませんね~・・・・(古ッ)
おやおや・・原材料は国産さんま・醤油・生姜・砂糖・みりん・酒・塩・・・・・ですねェ・・・・僕は、ちょっと妙なことに気が付きましたよ。君はこの原材料を見て何か気付きませんか?
そうです、この缶詰に使われている材料は・・・全て昔からある調味料です。
つまり、佃島に移住してきた難波の人たちが佃煮を作るときに使ったに違いない調味料だけを使ってこの缶詰は作られているのです。
つまり、犯人は・・・あ、犯人ではありませんねェ・・つまりこの缶詰を企画した何者かは昔の佃煮を再現しようとしていた・・・と、考えられませんかねェ?
噂ではこの缶詰、試作の段階では非常に塩辛かったそうですよ。
もし犯人・・失敬、僕としたことが二度も間違えるとはお恥ずかしい・・兎に角、どうやってか昔のレシピを入手した何者かの目的が、昔のレシピ通りに昔の佃煮を再現することにあったとしたら・・・試作の段階でかなり塩辛かったというのも、これで説明がつきませんかねェ
取りあえず鑑識の米山さんに缶を開けてもらいましょう・・
そんな訳で開缶しますと本物の醤油の香りがプンと立ちます。
紛うことなき昔の香りであります。
子供の頃、瓶詰めやレトルトの合わせ調味料なんか無かった頃の食卓の香りです。
で、筒切りの秋刀魚が10切れ・・・うまそうじゃの~
取りだすと、断面が将に魚!ってカンジですね~
焼き魚だと面倒臭い秋刀魚の小骨も、非常に柔らかくなってますから全然気にならないです。
噛むとミシリとしてからホロッとする硬いような柔らかいような・・マグロやカツオの角煮みたいな食感・・・美味しい歯ざわり。
味は濃い目です。
試作ではこれ以上に塩辛かったと言うのですから現代人にはチョット・・・とは思いますが、酒を呑むときはそれくらい根性の座った味と言うのもイイカモ・・・と、私は思うのですが・・沢山は食べられないだろうな~。
ところで佃煮の味が何故濃いのかといいますと、保存食だからであります。
その保存食を保存する為に缶に入れるというのは・・・佃煮の保存期間をさらに延ばす為でありましょうか?まるでロケットの二段ブースターみたいですね
保存食をを保存する・・・・深い意味があるような無いような・・・災害時の非常食とか、城を官軍に囲まれたときにいいかもしれません
そんな訳で、冷蔵庫にしまわずに3日に分けて食べてみました。
食卓の上でラップを掛けられただけの秋刀魚の佃煮は殆ど味が変らない常態で食べられました(よいこのみんなはまねしないでネ)
さて食べ終った後、缶のそこに残っているこれは?
正解は生姜です。
缶詰で使用される生姜は苦くなったりすることもあり使用が難しいのですが、これは見事ですね。
綺麗な色です。
美味しい色やねん。
これは食べなきゃソンですよ。国産生姜・・・カナ?
この缶詰は日本クォリティーをシッカリとクリアしていると思います。
新製品ですので未だ入手は難しいと思いますが、見つけたら一缶購入しておくことをお勧めします・・・・特にタンフニオトーサンはお酒の友に欠かせなくなるし、今は絶滅の危機に瀕している弁当男子諸君にもお勧めでありますヨ~!
缶界人には名作「ねぎ鯖缶詰」で御馴染みの、高木商店さんの新製品であります。
佃煮をしらない方はあまりいないと思いますが、一応調べてみますと・・・
佃煮は江戸・佃島発祥の保存食であります。
江戸前で獲れた魚のうち、売り物にならないような雑魚を醤油や砂糖なんぞで甘辛く煮た食品であります。
この佃島は、大阪の佃島から移住してきた大阪人がルーツだとされておりまして、佃煮と言うのは実は難波の味なんやね・・・・多分。
で、この佃煮は江戸の土産として全国に広まったそうやね、佃煮は大阪の街をよう捨ててしまったんやね。佃煮の色は悲しい色なんやねんなァ。
で、茨城の高木商店さんのさんまの缶詰です。
缶を取りだすと、ブルーダイヤで洗ったような眩しい白ですね~・・でも、金銀パールプレゼントはありませんね~・・・・(古ッ)
おやおや・・原材料は国産さんま・醤油・生姜・砂糖・みりん・酒・塩・・・・・ですねェ・・・・僕は、ちょっと妙なことに気が付きましたよ。君はこの原材料を見て何か気付きませんか?
そうです、この缶詰に使われている材料は・・・全て昔からある調味料です。
つまり、佃島に移住してきた難波の人たちが佃煮を作るときに使ったに違いない調味料だけを使ってこの缶詰は作られているのです。
つまり、犯人は・・・あ、犯人ではありませんねェ・・つまりこの缶詰を企画した何者かは昔の佃煮を再現しようとしていた・・・と、考えられませんかねェ?
噂ではこの缶詰、試作の段階では非常に塩辛かったそうですよ。
もし犯人・・失敬、僕としたことが二度も間違えるとはお恥ずかしい・・兎に角、どうやってか昔のレシピを入手した何者かの目的が、昔のレシピ通りに昔の佃煮を再現することにあったとしたら・・・試作の段階でかなり塩辛かったというのも、これで説明がつきませんかねェ
取りあえず鑑識の米山さんに缶を開けてもらいましょう・・
そんな訳で開缶しますと本物の醤油の香りがプンと立ちます。
紛うことなき昔の香りであります。
子供の頃、瓶詰めやレトルトの合わせ調味料なんか無かった頃の食卓の香りです。
で、筒切りの秋刀魚が10切れ・・・うまそうじゃの~
取りだすと、断面が将に魚!ってカンジですね~
焼き魚だと面倒臭い秋刀魚の小骨も、非常に柔らかくなってますから全然気にならないです。
噛むとミシリとしてからホロッとする硬いような柔らかいような・・マグロやカツオの角煮みたいな食感・・・美味しい歯ざわり。
味は濃い目です。
試作ではこれ以上に塩辛かったと言うのですから現代人にはチョット・・・とは思いますが、酒を呑むときはそれくらい根性の座った味と言うのもイイカモ・・・と、私は思うのですが・・沢山は食べられないだろうな~。
ところで佃煮の味が何故濃いのかといいますと、保存食だからであります。
その保存食を保存する為に缶に入れるというのは・・・佃煮の保存期間をさらに延ばす為でありましょうか?まるでロケットの二段ブースターみたいですね
保存食をを保存する・・・・深い意味があるような無いような・・・災害時の非常食とか、城を官軍に囲まれたときにいいかもしれません
そんな訳で、冷蔵庫にしまわずに3日に分けて食べてみました。
食卓の上でラップを掛けられただけの秋刀魚の佃煮は殆ど味が変らない常態で食べられました(よいこのみんなはまねしないでネ)
さて食べ終った後、缶のそこに残っているこれは?
正解は生姜です。
缶詰で使用される生姜は苦くなったりすることもあり使用が難しいのですが、これは見事ですね。
綺麗な色です。
美味しい色やねん。
これは食べなきゃソンですよ。国産生姜・・・カナ?
この缶詰は日本クォリティーをシッカリとクリアしていると思います。
新製品ですので未だ入手は難しいと思いますが、見つけたら一缶購入しておくことをお勧めします・・・・特にタンフニオトーサンはお酒の友に欠かせなくなるし、今は絶滅の危機に瀕している弁当男子諸君にもお勧めでありますヨ~!
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