ここ最近の原油や為替相場の値動きの影響というよりは、今までの上昇分が遅れて販売価格に反映しているためのようです。
6月は梅雨の季節となり、需要は停滞気味となってしまう季節。消費税増税後は、どうしても節約志向となっていて、今までの上昇分を価格転嫁したくともできていないのが実情のようです。
現在、東京ガソリン価格は、夜間立会いで79000円をつけており、再び上昇となると、ますます店頭価格の転嫁が追いつかない状況となる可能性も。
7月下旬~8月は、夏休みやお盆があるため、帰省時期となってくる。
今回、OPEC総会では、現在の価格水準は異常ではないとして、調整が行われなかったことでWTI原油が高止まりとなっている背景は、今後の店頭価格値上げの継続を後押ししかねない。
消費者にとっては、この辺で、レギュラーガソリンの価格上昇を抑えてほしいところでしょう。
現在の東京ガソリンの相場状況を日足チャートにてご確認ください。