20140502
☆今週の格言
『一寸待て 飛びつき買いと 狼狽売り』
(ちょっとまて とびつきがいと ろうばいうり)
これは、急激な値動きにパニックに陥り、何の下調べもなしに、飛びつき買いや狼狽売りをするのは、思わぬ損失を招く要因となるため注意しろ!という意味です。
予想外の値動きも突発的な値動きも、慌てたり、パニックになったりしやすいので、事態悪化しないように見極めて売買をする必要があります。投資家たるもの、いかなる時も冷静さを失わないようにしましょう。
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20140509
☆今週の格言
『利食い千人力』(りぐいせんにんりき)
これは、利益を眺めているのではなく、確定させてこそ利益と呼べるものだということ。
至極当たり前のことなのですが、確定前の利益を目の前にすると「もっともっと利益がでるのではないか」と欲が出てしまい、ついつい、欲に目がくらんでせっかくの利食いのチャンスを逃してしまうことも、実際はあるのです。
ある程度、儲けは確定してこそ儲けなのです。賢明な投資をするなら、ちゃんと利益を確定させていくことが大事だということですね。
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20140516
☆今週の格言
『山高ければ谷深し』
(やまたかければ たにふかし)
これは、山は高ければ高いほど、その谷もまた深いものであり、相場もこれと同様で、上がれば上がるほど、その反動で大きく下がることもあるということ。
特に、相場は時々急騰することがあり、こういった急騰のあとに急落するかもしれないということを、常に念頭に入れて相場の判断しなければならないという心構えも含んだ格言です。
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20140516
☆5月に売れ(Sell in May)
最近、株式相場のアナリストによるコメント等に「セル イン メイ(Sell in May)」のが本当になるかどうかとの言葉を耳にします。
これは、日本語では「5月に売れ」という意味なのですが、ようは、この5月の時期にヘッジファンドの多くが決算を迎えるため、その調整で売りが出やすいのでは?という背景から、アメリカで多くの投資家に株式投資格言として知られているもの。
5月のほか、11月も同様にヘッジファンドの多くが決算を迎えるのですが、言葉として有名なのは「5月に売れ(Sell in May)」なんですよね
そうそう、この言葉には続きがあって
「Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day」
(訳)
「5月に売って、ここから立ち去れ。
そして、セント・レジャー・デー(9月の第二土曜日※)まで戻ってくるな。」
※競馬の大レースが行われる日
ただ、この言葉通りに相場が動いたりするわけではないので、絶対こうなるだろうということではありません。
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20140523
☆今週の格言
『備えあれば 迷いなし』(そなえあれば まよいなし)
ここでいう「備え」の1つは、個人の相場観のこと。
売買をする際には、自信と決断力が必要不可欠です。
その自信の背景には、個人の相場観があるわけですが、そこには日頃の分析や研究があり、確固たる自信にこそ決断が下されるべきだということ。
たいした研究も分析も一切しないで、ただ闇雲に相場の売買をする恐怖は計り知れません。
もし、迷いや確固たるものがない不安な状態で決断してしまえば、それはあまりにも不安定で軟弱な基盤となってしまいます。
つまり、揺るぎない心の備えを固めておけというわけです。
そしてもう1つは、資金力のことです。
どうしても、ギリギリの資金では、常に追い詰められた気持ちでいるために、わずかな値動きに動揺し迷いが生じてしまい冷静は判断ができくなってしまうのです。
投資家たるもの、冷静な判断を忘れてはいけません。ということですね(^-^)b
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20140530
☆今週の格言
『名人は相場の怖さを知る』(めいじんは そうばのこわさをしる)
本当の「名人」と呼ばれるような人物は、どんな相手であっても相手をなめてかかるというようなことは決してしません。
「名人」と呼ばれる人物ほど、常に警戒心を持っているものです。
たとえ連勝が続いていようが、1度のミスで命取りになりかねないことを十分理解しているのです。
これは、相場も人生においても同様の格言と言えるのではないでしょうか?
本当の意味で相場の怖さを知っているからこそ、リスク管理の重要さはもちろん、白熱して過剰に売買しないよう気をつけ、相場の方向性や方向転換を最新の注意を払って見極めているのでしょう。
もし、本当の怖さを知った!と感じた投資家がこれを教訓に謙虚に相場に向き合ったなら、「名人」と呼ばれる日もそう遠くはないのかもしれませんね (*´ω`*)
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