「バードナイフ」
それは「鳥撃ちのステータスグッズ」です。
勿論、キジなどの「腸抜き」は、小枝を使っても、お腹を切っても出来ます。
しかし、腸抜き用フックが付いたナイフで行うことで、満足感が高まりますよね。
また、バードナイフはその大きさとランヤードが付けづらい作りなどの理由で、
ご褒美として犬に腸を与える時に地面に置いたまま忘れてしまうことや、
ポケットから落としてしまうことが多いナイフです。
私も過去に何度もその様なことを経験しているので、
機会があるたびになるべく購入するようにしてきました。
先日、インターネットを見ていたら私の持っていないメーカーのバードナイフが出ていたので、
奥様に「このナイフを買ってもいい」と聞いたところ、
「もう、いっぱい持っているのだからいらないでしょう」
と言われてしまいました。
そう言われてしまったので、そのナイフは購入することは諦め、
改めて在庫を調べてみました。
確かに、私一人では使いきれないほどの数がありました。
その外にもオマケでこんなタイプもありました。
確かにこの数ならば私一人では使いきれないでしょうね。
私が初めて手に入れたバードナイフは、
この「ウェステン」のバードナイフでした。
私が鳥猟を始めた頃は既に「犬を使った鳥撃ち」は絶滅危惧種になりつつあり、
バードナイフを製造(輸入)している会社が少なくなっている時代でした。
その中で、「ウェスティン」は数が出回っており、かつ、手ごろな値段だったので、
使いやすいように研ぎなおしをしても惜しくないナイフでした。
また、一番置き忘れ等をして無くした数が多いナイフですね。
そして、この「ハンタークズラブ」のナイフは
今は亡き香川県の 「オーヤスヤ (株式会社大安屋)さん」で格安だったため
大量に買って新人さん等にお祝いとしてプレゼントしたものです。
また、このナイフは「レミントンのアップランドR1」と同じように
ショットガンの交換チョークを付け替えるためのブレードが付いています。
しかし、数を揃えてゆくうちに、
(もったいなくて)実猟に持ってゆけないナイフも増えてしまったみたいです。
例えばこちらの「カーショウ」さんの「12Gのショットシェル」型のバードナイフなどは
もう手に入らないので実猟に持っていけませんよね。
また、「作りも良いけど値段も良い(アップランドR1よりもかなり高値)」の
「ケース」さんのナイフもそうですね。
勿論、「空」が元気なうちは「鳥撃ちを卒業する」つもりはないけれど、
それでも今ある物を使い切るとは思えません。
それなので、もうバードナイフに関しては新たに購入するのはやめましょう。