宝泉寺には、六角地蔵堂がありました。
元々は、津島町坂口町(現在の津島市本町
3丁目)神社内にて祭祀されていたものです。
これが、廃仏毀釈の折か、道路拡張の折に
宝泉寺に移築されました。以後、維持されて
きたものの、伊勢湾台風で倒壊(昭和34年)
してしまいました。
幸いに地蔵尊7体は保存され、千体地蔵堂
内にて祀れています。
☆復元への願い
住職は、25歳から寒中托鉢行を行ってい
ます。浄財は社会活動に充ててきました。
50歳の時から、浄財の半分を、六角地
蔵堂復元に積み立てることにしています。
平成24年3月に、檀家N氏から復元へ
の寄付をいただきました。仏壇仏具の五大
店様に、復元工事の検討を依頼したところ、
快諾を得て、復元に着手することになりま
した。

5月1日に、五大稲沢店長と職人の上柿
さんとともに、津島市内に現存する六角地
蔵堂(津島市皆戸町)の調査をしました。
この地蔵堂を維持管理している舟戸町の
皆様には、ご親切にしていただき、有り難う
ございました。
また、宝泉寺千体地蔵堂にて保存して
いる地蔵尊の調査も行いました。
