芸術の秋（育児くらぶ編）

10月12日育児くらぶ
書道美術館と郷土資料館の見学（探険？）です。
芸術の秋ですからね。
育児くらぶの子ども達は未満児さんや年少児さんがほとんどです。
文化施設をどう楽しむのか。
そこで「みつけたカード」を持つことにしました。ビンゴカードのように升目には
イラストが描かれています。
お母さんと一緒にカードにあるイラストと同じものを探します。
「あった！」「これだね」「ほら、あそこ」「どこかな」

『みつけたカード』を片手に会話が弾みます。
指をさして知らせる子、口をポカンと開けて熊に見入っている子。
小さな子どもなりの博物館の楽しみ方。
こちらも勉強になりました。



小さな郷土資料館。ひと回りし終わると子どもたちは「もいっかい」と。
もう1周しました。（笑）




町には書道美術館があります。ここは外観もとってもオシャレ。
美術館前のちょっとした庭に大きな石がいくつか置かれています。
石の上は窪みがあり、雨水がたまっていました。中に落ち葉が揺れて
こんなところにも秋を感じます。指を入れてみる子ども達がなんとも楽しそう。



町にあるけど、なかなか足を踏み入れない、ましてや小さな子どもがいると
なおのことでしょう。めったに入ることのない美術館はそこだけ時が止まって
いるかのよう。心の象（かたち）がたくさんありました。
石の窪みの水の冷たさと美術館。
子ども達の目にはどう映ったのでしょうか。
五感はたっぷり刺激されたでしょうか。
どんな心の象（かたち）ができたのでしょうか。