カスベ祭りって、何のこっちゃ?
と、お思いの方は秋田市外の皆さんかしら?
カスベ祭りというのは「土崎港曳山まつり」の別名ですの・・・
お祭りの時には土崎のほとんどの家庭では
カスベを煮付けて家族揃って食べる慣わしがあるのよ
ま、煮付けるのって案外時間が掛かるため、
最近はお惣菜屋サンで買ってきたりするお宅も多いらしいけどね
そんななか、まだ家庭の味を守りながら、カスベを煮ている人たちの強い味方、
土崎のあきた共通商品券&ほっぺちゃんカード加盟店「大嶋商店」サン
店頭には「真カスベ 入りました」の張り紙が・・・
(そのとなりの宝くじの当選のお知らせも気になるけど・・・)
店内には、袋に入ったカスベがたくさんありました
乾燥カスベ 250g 1,450円
500g 2,900円
このヒレがついて骨ばっているこの干物・・・
そもそもカスベって何?っていう方もいるのかな?
実はこれは、エイなんです
カスベってアイヌ語が語源らしいです
大嶋さんが教えてくれました
港町土崎に北海道から渡ってきた食材のようです
作ってみたいなぁと、お思いのあなた
さっきも行ったようにカスベを煮るには、トロトロコトコト・・・
丸2日ぐらいかかるらしい・・・
でも・・・
近頃は圧力鍋という便利なものがある
それを使ったレシピを教えてもらったのでご紹介しますね
カスベの煮付け
材料(8人分)
乾燥カスベ(えい) 200g
水 300cc
唐辛子 小2本
米のとぎ汁 適宜
しょうゆ 大さじ4
黄ざらめ 大さじ3
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
作り方(圧力鍋を使用の場合)
1. 乾燥カスベは前日に米のとぎ汁(かぶる程度)に浸しておく。
※米のとぎ汁がない場合は水に米大さじ1でもよい。
2. 1.の水を換えてきれいに洗い、食べやすい大きさに切り、圧力鍋に入れ、水を加え唐辛子を入れ、ふたをセットして強火にかける。
3. 沸騰してウエイトが動き始めたら、弱火にして5分ほど煮る。
4. 火を止め、そのまま15分ほど置き、圧力が抜けるまで待つ。
5. その後、煮汁を捨て調味料を入れて落し蓋などをしてコトコトと汁がほぼなくなるまで味を含めると出来上がり。
どうでしょう?
みなさんチャレンジしてみませんか?
国重要無形民族文化財「土崎港曳山まつり」
いよいよ明日明後日、7月20日・21日です
天気も良さそうで良かったね
土崎のあきた共通商品券&ほっぺちゃんカード加盟店「大嶋商店」サンに行けば
カスベはもちろん、圧力鍋から調味料まで全部揃います
大嶋商店
秋田市土崎港中央3-11-31
018-845-1412
伝統の味もぜひ、いっしょにご堪能下さいませ