Heartstation~心の寄り道 あなたが輝く語り場所~

自己決定を支援するなかでの出来事や日々思うことを言葉にしていきます

願望と欲望の区別

2017-01-04 09:00:00 | 日記
こんにちは

Kokoroです。


新年があけて

初詣に行かれた方も

多いと思います。


初詣では

本来はその年の無事と安全を

祈願するものですが


多くの人が

自分の願い事も

祈ったのでないでしょうか。


しかし

よく“私利私欲を持つな”と

言われるように

“欲”とは

マイナスなイメージが

持つ人もいると思います。


そこで今日は

自己決定の観点からの

願い事について

綴ります。


ちなみに

これは私個人の

考えていることであり

他の人の思想や宗教などの

批判、否定ではありません。


まず私は願い事とは

“欲望”と“願望”に分かれると

考えます。


まずは“欲望”は

その人個人が求めていること。

それは

アメリカの心理学者の

アブラハム・マズローの

5段階欲求でも

表れているように

自分の自己実現を

達成するものです。



そして

“願望”とは

自分の力では影響されない。

結果的な要素が高いものです。



分かりやすく言えば

例えば

【家族が仲良く暮らしたいから
 健康に過ごしたい】

という願い。


【健康的に過ごしたい】は

つまり健康な体を手にしたいと

同様の意味として捉えて

その人個人の自己実現のもの。


そして

【家族が仲良く暮らしたい】は

自分の力では

どうにも出来ないもので

自己実現の結果に

見えてくる願い

ということです。


そこで皆さんに

伝えたいことは

【願望がないのに
 欲望は生まれない】

ということ。


先程の例でも挙げたように

“欲望”と“願望”は

“過程”と“目標”と

意味合いが近いと思います。


つまり願望という

目標がないのに

欲望という過程は

出来ないということ。


逆に願望がないのに

欲望がある人は

目標(願望)がないので

際限なく欲が出てきます。


まさに

“欲に溺れる”という状態。



ただ欲望は人に

とって必要なもの。


善悪は関係ないものです。

それを善にするのも

悪にするのも

その人次第と言うことです。


欲望を善にするためには

まずは自分の願望を

見つけた上で

自己実現(欲望)を

考えてみることが

良いと思います。


皆さんも

ぜひ自分の願い事が

欲望だけになっていないか

見直してみてください。


もし

欲望と願望を

整理することが出来たら


自分が何を求めているのかが

自然と見えてきます。



それが自分で物事を

決めることができる

自己決定で

重要なことになります。


自分の願い事を

整理することで


きっと自分が

クリアになって
 
物事の判断が楽に

なりますよ。


Kokoroでした。



【関連ブログのリンク先】

http://ameblo.jp/hopeassistkokoro

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