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KOMA大明神

老梅

余り手入れがされてない梅の木、ツタがからまり幹の皮が立っている。
これから花が散り、小さな実をつける。
梅の里、曾我梅林からは離れているが、ここも梅を植えている人が多い。
梅はそのままでは食べれない、塩漬けにすることによって食べれる、マグネシュウムが多く含まれているのだという。
一日おきに通う道、27キロ、いろいろな景色がある。

「だまってすわれば」神坂次郎氏の小説。
神坂氏の小説は、「元禄御畳奉行の日記」有名です、尾張徳川家の畳を差配する奉行の日記を小説化したものなのですが、酒好きでユーモラス、たまに畳屋の接待を受けたりする。楽しい生き方をする人だった。ただ酒を飲みすぎ、当時では早くで亡くなる。

「だまって座れば、ぴたりと当たる」
どこかで聞いたような、たぶん酔った父が冗談まじり言っていたような気がする。
題名が気になり読んでみた。
水野南北という江戸時代後期、実在の観相師(占い師)なのだという。
大阪でやくざ稼業をしていた熊太は、水野海常というお坊さんと出会い、死相が出ていると言われ出家を志すが果たせず、海常と再会し弟子入りする。
水野南北という名をもらい観相の実学を志し、江戸、奥州などの各地を回り修行する。
大阪にもどり、顔、裸、死相を見るため、髪結い床、風呂屋、火葬場で働く。
修業を始めて10年、観相師という看板を掲げ、大店の主人の生活や食生活を変えることによって命を救う。そして、全国に名が出て弟子が集まり、弟子が南北の口実を書き留める。
南北は言う「運命とは命を運ぶ」と言い、命は食によって成り立っている説く。
「食によって、人相、運命さえ変えることができる」と言う。そして「徳を積むこと」それによっても人生、運命を変えるのだと言う。

酒、タバコを何十年と続け、飽食をし、自分勝手に生きている私には。
耳が痛い(^^;

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