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KOMA大明神

津軽の宴会

先月の帰省で、兄妹と大宴会、義弟たちに感謝。
久々の生ホタテは甘いーー(^^)
馬刺しの赤身、ハラミは味が濃い、どこの馬刺しか聞かなかったが旨い。
なまこの出汁漬け、軟らかくてなまこ自体に味が染みている。
ホタテの貝味噌焼き、本当は大きなのホタテの貝殻にホタテの身を入れて作るのだが、ないので鍋でイワシの焼き干しで出汁を取り、味噌仕立てで煮て卵でとじてくれた、美味くないわけがない。塩漬けをもどしたワラビ、シャキシャキ、辛子醤油が美味い。お煮しめ、天ぷら、冬なのに山菜の天婦羅、長四角のケースに入っているのは古くから津軽に伝わる郷土料理の詰め合わせ、これは虹のマートで買ってきたのだという、初めて食べたが何かの麹漬けが美味かった。何を食べても美味しい、私の身体はこのような食べ物で出来ている、ただこのようには豪華ではなかったが。ただただ、義弟たちに、感謝m(ーー)m

津軽という国は、半年、雪と言う理不尽な季節がある。雪に閉じ込められるその季節の中で、人は耐え忍び命を永らえて生きてきた、交通網が悪くなり流通が滞る、魚や野菜を食べるために塩分で保存するしかなかった。冬になると各家庭の軒先に、ホッケの塩漬けやダイコンが干され、白菜などの漬け物が樽で作られる、日持ちを高めるために塩分はきつくなる。
ただ、この漬物の中に、なた漬け(大根を鉈でザク切にしニシンの生干し入れた漬物)鱒漬け(軟らかく甘い雪下キャベツに初物の海のマスの酢漬けを入れて漬けたもの)塩が強くなく生物をつかっているので日持ちはしない、もう一品料理になると思う。
こういう、美味しい漬物もある。
母が元気なころは、これを作り送ってくれるのを、心待ちにしていた。

私のような青森などの東北に生れた人たちは、東北や北海道南部に何千年と続いた縄文文化、縄文人の末裔なのではないだろうか。狩猟や採集だけではなく、栗などの木を集落の近くに植え栽培をしていたと言われている。いろいろな時代で災害や飢餓に襲われても、生き残って来たご先祖様たちを尊敬する。

青森県は短命県、昼ご飯にカップラーメンを汁がわりにするのだという。確かに塩分をひかえることは、胃癌、高血圧に有効なのだと思う。しかし、8月末には上着を着なければ夜は過ごせない、冬の寒さなど着るものがモコモコ状態、当然塩分が強いものを食べる。
ただ寿命が長ければ良いのだろうか、ピンピンコロリ(^^)
青森の人たちは車がなければ生活できない、その車にはタオル、シャンプーなどの温泉セットが積まれているのだそうだ。

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