祝!3連勝で単独首位!
といっても手放しで喜べるようなスコアでは無かったが、2試合連続でシャットアウトできたことは評価できる点かなと思います。早速振り返っていきます。
「栃木にはフィジカルコーチがいない」ということを実況がおっしゃっていたが、試合を観ていると納得する点がいくつか見られた。単純な走りと言う面では前半からトリニータと対等にやれていたが、後半は明らかに失速してスイッチが入らずにいた。そして一瞬に反応という点においてもフィジカルがモノを言うと思うけど、弓場が2度イエローを引き出したシーンにおいても弓場のほうが出足が早く、栃木のほうが対応が遅れた結果となった。
今日の試合ではどちらかといえば野嶽のほうがボールを受ける機会が多く、弓場はボールを奪いに行く役割が多かったので、コンタクトプレーは弓場に集中していた。何度もファウルを受けても立ち上がる姿を見て頼もしさを感じると同時に、怪我しないかヒヤヒヤしながら見ていた。でも弓場のところで緩めてしまうと主導権を握られかねないので、怖い役回りだけどチームにとって重要なポジションとなる。
そして負けず嫌いな点も個人的に評価しているポイント。55分だったか、前半にファウルを貰った岡崎に対してやられたらやり返すと言わんばかりにスライディングで奪い取ろうとする姿は、いいぞやったれと思わず言ってしまった。もちろん怪我をさせるのはNG。だけどやられてばかりで泣き寝入りさせたくない思いもある。
前後半通じてなかなか点が動かない展開だったけど、その中で伊佐のポストプレーは際立っていたように思う。これまでの伊佐の中でも、ここまで味方にバンバン通す試合ってなかなか無かったように思う。それだけに伊佐を勢いづかせるためにも得点に結びついてくれればよかったのだが、栃木の守備も堅かった。もちろん自身が得点を奪い取ってもらうのがサポーターが見たいシーンだけど、伊佐にとってはゴールはご褒美のようなものだと思っていただきたい。
勝負を決めたのは高畑のフリーキックになったけど、それまで思っていたのは藤本からチェンジしてからなかなかギアを上げれずにいて、得点を奪いに行きたいのにもどかしい気持ちでプレーを見ていた。それがキック1本でMOMを勝ち取るんだからな。1点がとてつもなく価値を生むからMOMに値するのは言うまでもないけど。
本人が言うように、あれは直接狙ったと思うよ。高畑から見える目線では、ゴールまでの軌跡がバッチリと描けていたんじゃないかな。謙遜して言うかもしれないけど、茂がファウルを貰った時点で自分がMOMを貰うことをイメージできてたかもしれない。
それにしても、解説の増田氏が言っていた「ミートの種類が多い」って、言いたいことはわかるけど高畑に使うのであれば「真芯での捉え方が上手い」であって、ミートの種類はどちらかというと野村に使いたい。
今節のヒーローは高畑が手にしたことになるけど、個人的に栃木戦のMOMは茂に与えさせてあげたいと思う。前後半を通じて運動量を前面に出せていて、終了間際でも全力でプレスにいく姿は大いに心を動かされた。サイドを自由にさせてしまうと栃木に反撃の隙を与えてしまうので、茂の役割は日の目を見ることはないかもしれないがチームにとって重要な役割といえる。キーパーに触られたシュートが入っていれば文句なしのMOMだったけど、そこは次の試合にとっておくことにしましょう。
3連勝となり、次は清水戦となる。今節開催された長崎と清水の試合をDAZNで観てみたけど、清水の選手層の厚さは言うまでもないけどやっているサッカーは選手の個人任せで、パスも受けに来る動きもないしポジションが重なることもあるしで戦術がいまいち見えてこなかった。(同じ感想は長崎にも言えることだが・・・)
はっきり言って、戦術面の完成度においてはトリニータのほうが断然高い。スカウティングさえバッチリにやればトリニータが優位に進められる。あとは権田から得点を奪うことができればの段階になる。
清水戦は現地観戦できます。ようやく今シーズンのトリニータ初参戦となりますので、勝利の瞬間を分かち合いたいと思います。この週は土曜に静岡開催の楽天-千葉ロッテ、日曜に清水-大分を観戦で、贔屓チームを静岡で観戦できることの喜びを味わいたいと思います。
じゃこの辺で
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