亀と鴎の挑戦

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【得点に絡む】第21節 大分-岡山【本職FW】

2023-06-18 13:03:49 | トリニータ2023

ナイトゲームの季節がやってきました。音波制御型ペンライトでさらに進化した演出も画面上からうっすらと確認できました。残念だったのは、「うっすらと」しか確認できなかったので、ちゃんとした演出を見せたいのであれば思い切って照明を落としてほしいなと思いました。そうなると足元が暗くて危ないというクレームも出るかもしれませんが、前もってビジョン等で伝えていれば保安灯くらいの照度さえあれば良さそうな気がします。

決して安くない金でペンライトを買い、期間もナイトゲーム限定と限られているので最大限に特色を生かした演出を見せてほしいなというのが伝えたい部分です。こうした取り組みが非日常感を生み、新たにスタジアムに来てくれる人やリピーターにも繋がる。

 

と、スタジアムに行ってなくDAZNで観戦しただけの人の意見は響かないと思うので、気を取り直して試合レポートといきます。

 

 

今回もゼロトップの布陣で臨んだが、個人的にはゼロトップと呼ばれること自体にどこか疑問を隠せない。確かに中川は点取り屋と呼ばれるプレースタイルではないし、前線からプレスを仕掛けたり空いたスペースに顔を出せる選手なので確かにFWとして見るべきではないのかもしれない。ただその役割を求めているのは伊佐もそうだったと思うし、伊佐に得点を求めているのならもっと低い評価をしてあげないといけなくなる。伊佐がいた時から事実上ゼロトップの動きはしていたし、怪我人が多いからと言ってやり方自体は大きく変わってないのかなと見ている。

 

ただ、チームがゼロトップを意識しているからか、クロスを入れるタイミングは明らかに少なくなっているなと感じる。藤本や松尾が中に入ったときくらいしか上げるチャンスは無く、攻撃の手数は限定されているのかなと感じてしまう。

 

ホーム初スタメンとなった松尾は雰囲気にのまれて空回りする部分もあったりしたが、副審の足を攣らせるくらいのスプリントを見せたあたりから落ち着きを取り戻したと思う。上夷が後ろに控えている間は思い切ってチャレンジできると思うから、もっとボールを受けて果敢にチャレンジしてもらいたい。

池田もホーム初スタメンとなったが、随所にうまい部分を見せるも芝生の感覚を掴めてないからか細かいタッチミスも多かった。そこは課題も明確であろうから、試合をこなすごとに信頼を得られるであろう。

 

前半の藤本のゴールがオフサイドになってしまったのは少し納得のいかない部分があるが、開幕の徳島戦でも語っていたが、VARの無いJ2では例え間違った判定をしたとしても仕方ないと思うしかない。今回は主審と副審でコミュニケーションを取って、中川が関与したとすぐに判断してくれたのでストレスに感じることは無かった。ちゃんと白黒をつけたいならJ1に上がるしかない。

でも審判もちょっと判定が厳しかったのかなと思ったのか、櫻川ソロモンが西川にPA内で倒されたのがPKぽかったけどノーファウルの判定となった。後半にも際どいシーンはそれなりにあったけど、ゴール取り消し以降はトリニータに有利な笛だったのかなという印象だった。

 

 

後半にサムエルが投入され、ようやく本職のFWがピッチに入る。そして渡邉新太も今シーズン初登場となり、前線の厚みを増して得点を奪いに行く。

そして先制点はその投入された本職FWの活躍から生まれた。渡邉の中央突破からサムエルに送り、サムエルも打てるチャンスはあったと思うが冷静に溜めて藤本に送り、藤本が角度のないところからシュートを打ったところ相手GKに当たりゴールマウスへと吸い込まれる。そして完全にゴールインしたボールを渡邉が挨拶代わりにネットにぶち込んだ。(記録は藤本のゴールです)

ゼロトップも潤滑役としては面白いけど、やはり得点を生むのは本職FWの仕事があってこそだと思う。得点に絡むことで気持ちも上げやすいだろうし、今後のサムエルと渡邉の活躍に期待がかかる。あ、忘れかけていたけど得点を決めた藤本も本来はFWの選手だった。

 

 

守備の部分はイチゴ味のかき氷カラーのデルランを投入して守りを固めて、無失点で締めくくる。4バックの利点はCBの安藤とペレイラの2枚が中央で構えられるという点にある。3バックの時は中央に入ったペレイラや上夷がチャレンジに行けば後ろのスペースは西川しかいなくなるが、4バックだとどちらかがチャレンジをすればもう片方がカバーに行けるし、高さもあるのでクロスへの対応も安心して見ていられる。

最初は4バックよりも3バック強硬派の自分であったが、今となっては4バックを磨いてほしいという想いに変わっている。ただ、CBがペレイラと安藤だからこそシャットアウトできているのであって、どちらかが失えば苦しくなることになる。特に安藤は警告3枚もらっているので、これから大事な試合が控えているので貰うタイミングが重要となってくる。

警告リーチなのは野村も同じ。もはや野村がいないとゲームが作れないので、せめて野嶽が復活するまではノーカードでお願いしたい。

 

 

これで2位で前半戦を折り返すことができた。次の千葉戦は現地観戦を行うので、幸先の良い後半戦のスタートが切れることを期待している。

ちなみに来週土曜はZOZOマリン→フクアリのハシゴ観戦となります。2017年にも同じようなプランで観戦を行いましたが、その時は千葉に拠点を構えるチームの快勝でした。今年は白いユニフォームを着用したチームが勝つ、と言いたいところですがトリニータがホームユニ着用したらどうしましょうかね?笑

 

じゃこの辺で


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