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なんてことないフツウの日記

なんとなくタイトル変えました。 

ホテル・ルワンダ

2006-06-20 00:01:14 | 映画

先日ホテル・ルワンダを観てきました。

1994年にルワンダで起きた、多数派フツ族による少数派ツチ族の大虐殺。
そのときにあるホテルの支配人が、虐殺から逃れてきた1200人もの人々の命を救った、という実話を元に作られた映画です。
この人は「アフリカのシンドラー」と言われているそうです。

映画を観てこんなに重い気持ちになったのは久々です。
「シンドラーのリスト」や「キリングフィールド」を観たときと同じような気持ちでした。

たった100日間で100万人もの命が奪われた、このおぞましい出来事が起こってからまだ12年前しか経っていません。
決してこんなことがあってはならないのだけれど、歴史は何度も繰り返すのかなあと思ってしまいます。
そこから何も学ばない限り・・。

虐殺の映像を撮ったジャーナリストが言います。
「人々はニュースでこの映像を見ても’怖いね’というだけでディナーを続ける」
自分もそうだったことを思い出しました。
でも、テレビでも新聞でも大きく報道されない「アフリカ」は遠い存在でした。
この映画は、なぜアフリカは貧しくて内戦ばかりが続いている国が多いのだろう?と考える良いきっかけになったように思います。
そして、このルワンダで起こった出来事を考えるということは、日本の将来を考えることにも繋がるのではないかと思います。

今の日本は平和で良いな~っと実感します。
いろんな意見を言えることの素晴らしさ。
その有難みを感じます。

ホテルの支配人ポール・ルセサバギナ役には、私の好きなドン・チードル。
PKOの指揮官は、ニック・ノルティ。ジャーナリスト役は、ホアキン・フェニックス。
キャストも素晴らしかった!
本当に良い映画でした。
(フツ族が悪で、ツチ族が善であるような描き方をしているのが少し気になりますが・・)

いま開催中のサッカーW杯。
日本の次にアフリカ勢をぜひ応援したい。


 


地球交響曲-第五番- GAIA SYMPHONY No.5

2006-05-21 18:24:10 | 映画

昨日、ガイアシンフォニー第五番を観て来ました。
今回のテーマは、「全ての存在は繋がっている」です。
(ガイアシンフォニーについての詳しいことはこちらへどうぞ)

出演者の力強い言葉に心を打たれました。
今のご時勢では、未来は暗いものと思いがちですが、そんなことは決してない、と思えました。
争いのない平和な世界になるのは不可能かもしれないけれど、人生には楽しいことも悲しいこともあるのであって、「悲しみということを知らないと、悲しみの心情になる人のことを想像することができない」(名嘉睦稔)のだと思います。

そして、自分の目の前のことだけを考えて生きてはいけない、と思いました。
なぜなら、「全ての存在は繋がっている」から。

それと、何よりも感動的だったのが、出産シーンでした。
苦しそうにしているお母さんを見ていたら、怖くなってしまったのですが、赤ちゃんが出てきたときにお母さんが「信じられない!」と歓喜の声を上げて赤ちゃんを抱いていたシーンに思わずポロリ
出産の様子を側で見ていたお兄ちゃん(たぶん5,6才?)も、感動して泣いてました。
出産って凄い。


機会があったら、是非とも鑑賞していただきたい映画です。
(映画館では上映されず、上映会という形で上映されます。)

第一番から観ているのですが、第三番だけは機会に恵まれず、まだ観ていません
96年にクマに襲われて急逝した星野道夫氏が出ているので、是非とも観たいのですがチャンスがありませんでした


・・こんな素晴らしい映画だったのに、
斜め前に座っていたオバちゃんがうるさくてかないませんでした。
家でテレビを見ているノリなのでしょうか。いちいちとなりのオバちゃんに話しかけては頷き・・
しかも、なぜかサンバイザー付けてるし・・何故?べつに眩しくないよね?
何度も注意しようかと思いましたが、映画の内容が内容だったので、こっちが大きい気持ちにならないと、と思いぐっと堪えました。
あんなオバちゃんには絶対にならないぞ!と固く心に誓ったのでした。


ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女

2006-04-20 21:02:27 | 映画
久々に映画館で映画を観て来ました。
去年の6月以来です。
他に観たいものもあったのですが、せっかく映画館で観るなら、とこの映画をチョイス。
とくに興味があったわけではありませんが・・
観てよかったー

細かいところが気にならなくもないのだけど、ハラハラドキドキしっぱなしで、息もつかせぬ展開
登場人物たちもそれぞれ魅力的でした。
一番良かったのが4人兄弟の末っ子ルーシー
怖いものしらずで好奇心旺盛。兄弟の中で一番しっかりしてるかも。
あとはやっぱり、ライオン
声はリーアム・ニーソン(マスター・クワイ・ガン!)
(同僚Kさんは、彼氏と吹替版を観たそうですが、ガンダム好きな彼氏は「ライオンの声がシャアだった」と喜んでいたそうです笑)

C.S.ルイスの『ナルニア国物語』は、1950年に刊行された世界的なベストセラー。
このごろ映画の影響か、児童文学が流行っているようですが、私はあんまり読んだことがありません。
読んだのは『星の王子さま』と『モモ』くらいですね。
どちらも大人こそ読むべきでは、と思う本でした。

私のStarWarsブームは結構早くすたれてしまいましたが、ナルニア国はこれからです!
(StarWarsの本は身にならなさそうだけど笑、これはもし自分に子供が出来たら読んであげることができる!)
私のAmazonのショッピングカートには「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入りが入っています。
全7巻で5,334円也。
でも、なかなか「レジに進む」ボタンが押せません
今日こそ押そう・・。

私の母校のオープンカレッジで「大人が読む児童文学」というテーマがあったので、ぜひ参加しようと思っています。
『ナルニア国物語』についても、キリスト教的世界観を中心に講義があるみたいなので、ぜひ聴講したいです。

アスラン(ライオン)は「キリスト」と重ね合わせて描かれたようです。
キリスト教を信仰する人たちは、また違った見方をしているのかなあと思います。

怖いもの見たさで、BBCのドラマ版ナルニア国物語 VOL.1 第1章 ライオンと魔女も見てみたいかも・・。


☆蛇足☆
○ジョイという映画館で観たのですが、これがまた最悪。
売店は遅いわ、店員の態度は悪いわ・・極めつけにオレンジジュースを飲んでびっくり!
オレンジ味の水でした。
それならメニューにきちんと「オレンジ水」もしくは「オレンジ風味ジュース」と書いていただきたいです。
映画の内容が良かっただけに、後味が悪かった・・・。
あそこにはもう2度と行きませ~ん


感動!!

2006-01-31 23:49:31 | 映画
毎日このネタで恐縮ですが・・

今日amazonからStar Wars Episode Ⅲのサントラが届きました
輸入盤で1700円くらい。
まだ聴いてはいませんが、付録で付いていたDVDに感動!!
この安さなのに、DVDは1時間もあって内容にも大満足
テーマ曲に合わせて6作すべての映像が流れます。
司会はパルパティーン役のイアン・マクダーミッド。
す、すばらしい・・。
画像と音楽に圧倒されます。
明日は会社へ行く車の中でサントラを聴こう
しかし、安いよなぁ~~~。


そのDVDを観た後、録画しておいたNHK BSのオーティス・レディングの番組を観ました。
これまた感動・・。
オーティスは良いですね。
ありきたりですが、やはりThe Dock of the bayが好きです。

スターウォーズとオーティス・レディング・・このギャップは何だろう



今日ダンナが某オークションで、等身大ヨーダを見つけていました。
89000円だそーです。
私のこのスターウォーズ熱もいつ冷めるのでしょうか・・。

STAR WARS その2

2006-01-28 23:52:53 | 映画
Star Warsで泣くのは私だけでしょうか?

今まで、Star Warsに対してこれっぽちも興味が無く、観たことも無かった私ですが、Episode1から順を追って観てみたら、面白い面白い
アメリカでは、公開初日に会社を休んで観に行く人が多いため、経済的損失がものすごいというニュースを、冷めた目で見ていたのですが今はその気持ちが分かるような気が・・

全編を通して観て思ったのは、この映画はアナキン・スカイウォーカーという一人のジェダイの物語なのだということ。
アナキンがいかにしてダークサイドに堕ち、そしてそこからいかにして真のジェダイになったのか・・。
善の部分が残っているはずのないダース・ヴェイダーが、息子ルークをとるか皇帝をとるか葛藤している場面で思わず熱い涙が
そして、死ぬ間際に仮面をとる瞬間、ドキドキしました。
出てきてびっくり
すげーおっさん・・。
だよね~だよね~。

やはり予言どおりアナキンは、「選ばれし者」。
一度ダークサイドに堕ち、そして息子のおかげで最後には真のジェダイになったのです。

はっきり言って、はまってます。
周りが呆れるくらいです。
気づくとテーマ曲の鼻歌を歌っているし、この間は気づいたら本を買っていました。次はサントラが欲しいな~なんて。
でも、気づいたら等身大のヨーダが家にいた、な~んてことにはならないように気をつけま~す。

ちなみにお気に入りのキャラクターは、
R2-D2とチューバッカ。
R2-D2は、小さいけど賢くてちょっとユーモラスなところが好きで、
毛がもじゃもじゃのチューバッカは、短気なところが他人とは思えないです


May the Force be with you


STAR WARS

2006-01-15 22:31:32 | 映画
いまさらですが、先週末エピソード2を観ました。
面白かったのですが、アナキンにイライラしました。
でもヨーダはかっこよかった

そして、昨日エピソード3を観ました。
めちゃくちゃ面白かった
久しぶりに何かにハマった気がします。
ヘイデン・クリステンセンが成長していて、かっこよくなってた
でも、やっぱりアナキンにはイライラします。
精神的に弱すぎ、自分勝手すぎ

結末は分かっていながらも、ハラハラドキドキ
まったくの勧善懲悪とは言えないので、何か考えさせられるというか、スッキリしないものがあります。
そういうところに、きっとみんな惹かれるのね。
あと、あの世界観。

ダース・ベイダーの、あの黒い鎧を着る羽目になる理由がこれまた強烈
これって子供も観ていいのだっけ?

ヘイデン・クリステンセンのイメージを回復するために(?)、次は是非ともヒーローを演じてもらいたいものです。
私的には、ぜひバットマンを演じてもらいたい

夫婦ではまりにはまって、今日はエピソード4を観てしまいました。
やっぱりハッピーエンドを観ないと・・。
来週末が待ち遠しい。
家庭内では、ヨーダやダース・ベイダーとかライトセーバーの真似をして遊ぶのが流行っています。


今日は、実家の「どんど焼き」に行ってきました。
ダンナは珍しがられて、日本酒をしこたま飲まされてました。
でもすごく楽しいひと時でした
明日からまた会社・・頑張ろ~っと。

では・・、
フォースと共にあれ。


トップガン

2005-11-24 23:30:48 | 映画
今日帰ってくるなり、借りてきたDVDに見入っていただんな・・。
・・小学生か?

そのDVDは、昔昔一世を風靡したトップガン。
トム様が若さではちきれんばかりでした。
そして、グース役のアンソニー・エドワース。
ERではハゲのグリーン先生でしたが、このころは髪がある

髪型とか服に時代を感じます。
80年代、冷戦まっただなかでした。
私は小学生。確か・・。
昔過ぎて定かではありまへん

最後のあたり、戦闘シーンではアドレナリンがドバッと出ました。
なんだかんだいって、それなりに面白いです。

だんなさんは、水戸黄門や寅さん的なハッピーエンドのものを好むようです。
まあ、最後はめでたしめでたし、で終わるのが分かっているのは、観ていてなんだか安心できます。



食わず嫌いでした

2005-11-23 21:39:48 | 映画
今日はだんなが借りてきたThe Terminalを観た。
トム・ハンクスの映画はなんとなく毛嫌いしていたので、観るつもりはなかったのだけど、映画が始まったらついつい見入ってしまって、結局最後まで観てしまった。
いやあ、普通に面白かったです。

小ネタも利いていたし、観終わったあと暖かい気持ちになりました。
食わず嫌いはいけませんね。
観る前に決め付けちゃいかん。


いまだんなさんは、ランボーを鑑賞中。。。。
なんでも小さいころからお父さんとよく観ていたらしく、細かいところまでよく覚えてる・・ランボーの動きを先回りしてやっている
(さかなやがナウシカの台詞を全部先回りして言っていたのと同じ衝撃)


さて風呂入ろうっと~
ランボーは・・いずれ全部観よう。きっと・・たぶん・・。

トスカーナの休日

2005-07-24 18:54:49 | 映画
今まで全く興味が無かったのに、今ごろスターウォーズにはまり気味な私。
いま公開中のエピソード3を観に行きたいので、エピソード1から観ています。
で、今日はスピソード2を借りに行ったら、やはりレンタル中。。。
諦めて他の映画を観ることに。
そこで、借りたのが「トスカーナの休日」。
原作は同名のベストセラー小説。

ダイアン・レイン扮する、離婚で傷心の作家がトスカーナへ旅し、そこで古い屋敷を購入して住むというお話。
なんと言っても、美しいイタリーの風景がたまりません。
ダイアン・レインも、年齢を重ねた美しさでイタリーの景色にしっくり溶け込んでいました。
品があって好き。
こんな大人の女性になりたい。
雰囲気が友人のTちゃんを彷彿とさせます。
(ケイト・ブランシェットを見てもそう思う)

あるとき主人公が辛くなって泣いていたとき、色々とサポートしてくれているおじさんが

料理する相手を見つけなさい。

とアドバイスする。

かくして、相手は見つかり料理がバンバン出てくるのだけど、それがまた美味そう~。
食い意地が張っているからか、料理が出てくる映画は大好き
その食卓のシーンがすごく良かった。
美味しいものを誰かと一緒に食べるというこよは、すごく幸せなことなんだなと思った。
それと、料理してあげたい、と思う気持ちはこれからずっと大事にしなくちゃいけないな、とつくづく思いました。美味しいものを食べて怒る人はいないもんね。
レパートリー増やさねばなぁ。。

「サイドウェイ」にも出ていたアジア系の女優さんが主人公の親友の役で出ていた。
この人も味があって好き。


この秋から住むアパートを探している最中。
何故アパートの名前は笑えるものばかりなんだろうか。大家さんの趣味なんだろうなあ。
うちにも良い物件が見つかるといいな。
ちなみに私よりもダーリンが一生懸命に探しています。。。





サイドウェイ SIDEWAYS

2005-06-19 12:44:28 | 映画
昨日は、ダーリンと映画「サイドウェイ」を鑑賞。
ワイン通でバツイチの冴えないオヤジ(マイルス)が、これまたいまいちパッとしない俳優の友人(ジャック)と車でカルフォルニアのワイナリーを巡る小旅行のお話。

葡萄畑の風景の美しさと、マイルスが旅先で想いをよせる女性マヤが魅力的で印象深かった。
マヤの「ピークを過ぎたワインの味も捨てがたい」というセリフが彼女の人間としての度量の大きさ、豊かさを表していてとても素敵だなぁと思った。
こんな大人の女になりたいものです。
離婚の痛手からまだ立ち直っていず、書いた小説も出版される見込みもなく何をやっても冴えない、人生のピークを過ぎたマイルスはこの言葉にグラリとくるのだけど・・
不器用な彼はなかなか彼女に行くことができず、見ていてもどかしい場面が続くのだが、そんな時私の視界に入ってきたのは・・

隣の席でダーリンが、背筋をピンと伸ばして腕を組みながら、必死にうなづいている姿・・

ものすごく映画に入り込んでいました。アハハ。

ドタバタ劇もあって笑えたし、何よりも人生になぞらえることの出来るワインというものは、とても奥深いものなんだな~と思った。
お酒の飲めない私には味わえないものです。
感化されやすいダーリンは、映画館の後ワインショップへ直行!
試飲してワインを買っていました。

誰もが年をとるし、いつも人生が上手く行くとは限らない。
だけど、どんな時でもそれなりの味があるはず。
何があっても、いつでも人生を肯定していたいなあ~と思わせてくれる素敵な映画でした。