そっと目を閉じているといつの間にか時間が解決してくれることを知った。
その一つが3年前かな?街なかで小学校ー中学時代仲が良かったKちゃんが話しかけてくれたこと。
20年間近く抱え続けてきた胸のつっかえが一気にとれた気がした。
kちゃんと私は小学校時代とても仲が良く、面白いぐらい性格が真反対だった。Kちゃんは、勉強もスポーツも出来て目立つ子だった。思っていることをズバッ!と言うし行動にだせる。だからある意味羨ましく感じてたところがある。反面、敵にまわすとめっちゃ怖い。口うるさい男の子でも一喝して殴れるくらいだった。。
そんなkちゃんとhoneは中学時代、大げんかをしてしまった。理由は長くなるので省くけども、honeが悪かった。謝ったけど許してもらえずに、犬猿の仲というか。。。どこか、kちゃんの怖さを日々感じていた気がする。 廊下を歩く時とか、クラス替えで一緒にならないようにと祈っている内気なhone(まあ、、何てネクラな)
もう一度、きちんと謝ろうと思いながら互いに別々の高校~大学へ
kちゃんの怖さから遠ざかってもなんだか後悔だけを残したまま大人になり社会人になった。
大げんかをするまではずっと遊んでたし、ある日を境に全く顔も合わさず言葉を交わさずという状況が続いたままお互い離れてしまったというのがあったからだと思う。
それが、20年振りに偶然出会った時にkちゃんから話しかけてくれた
「元気にしている?この近くに住んでいるって人づてに聞いてたから」って、kちゃんは3児の母となってその顔はやさしくてトゲトゲしていた部分が柔らかーくなっていた感じがした。しばらく話しをした後「また会ったら話しかけるね」「うん、わたしも」と言って別れた。
お互い別々の方向へと帰っていったが、そのときの空は曇っていても心がものすごく晴れ渡っていた気がする。喉の奥の一部分に引っかかっていた魚の骨がとれた感じがした。それから度々、街で出会った時も話をするようになった。多分、互いに色々人生を経験して受け止めれるようになったんだろうなあ。。
今、仲違いで友達や恋人と離れてしまった人も何十年か経つと時間が解決してくれることがあるよ、と伝えたい。