羽田三郎

切り継ぎの魔術師羽田二郎氏に敬意を表して

EH66の製作

2021-05-03 08:39:49 | Nゲージ

戦前に弾丸列車(新幹線として実現されましたが)という構想がありまして、その機関車が2車体のEH型でした。絵柄的にはEH50というEF58をD型2台にしたような感じのものとEF55のような流線形のD型ABユニットみたいな絵を見た記憶があります。EH50は検索していただくとNゲージの作例を作られている方が複数いらっしゃいます。

今回はEF66をベースにH型機関車を作ろうと画策しまして妄想絵を2枚作成しました。

4台車バージョン(曲がらないのは承知の直線番長設定)


2車体バージョン

現実にEH200等2車体の直流電気機関車はありますので、模型的に面白そうな4台車バージョンを作成することにしました。


KATOの旧製品304ベースです。初期とその次ぐらいのロットと思います。
車体は大体イメージ画通りで進みましたが中央の接合部が下回りのバランスの都合で他の柱より少し長くなりました。


動力は中央部をピン打ちの真鍮板で継いでいます。ダイカスト自体が重いので接合部に負荷をかけられません。


漢の2モーターです。


R381がギリギリの直線番長になりました。


継いでいるところです。ナンバープレートのところは埋めて中央部にします。


フロントのナンバーは文字だけはぎ取ったのを貼り付けています。
入手したEF66の片側が金の台座と2パーツなのですが、もう一個の台座が欠品だったので仕方なく初期ロット?の台座ごと一体で成形されていて台座が金に塗り分けられていない別の個体の台座を切り出してハメ込むようにしました。
写真は省略しますが台座をナンバーごと割ってしまい、修復に手間を要しました。作り直す手もあったのですが。


側面のナンバーも元のナンバーの浮き出し文字だけ貼り付けてとやっていたのですがこちらは塗装後に溶剤の影響か歪んだりしてダメになってしまったのでインレタに変更しました。


3回ぐらいパテ→ヤスリを繰り返して整えてからインレタで素直に表現しました。
メーカーズプレートは適当にヤフオクで入手し、爪楊枝の先に両面のノリを付けたものでつまみ上げて、ゼリー状の点付けです。


連結器は昭和らしくMT-7を組み込みました。




塗装はガイアの青15号とGMのクリーム1号でクリアはタミヤアクリルです。
屋根上は塗り分け無し、あっさり「模型」として仕上げて完成にしました。


2021/5/5 追記


箱です。ウレタンは中央で分割し、左右取り除いています。元の箱には収まりました。
インサートは裏返して端面に形式名と製作年数だけメモを入れています。

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