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ほけんや本舗

バックナンバー

1206

2007-12-06 00:09:14 | Weblog
いよいよ冬将軍の到来を感じさせる季節がやってきました。
この時期困りものの静電気。ものが触れたり、摩擦したりすると静電気が発生します。
冬は服を重ねて着ますから、服同士の摩擦で、余計に静電気が起きやすい季節です。
ただ、服の組み合わせによっては静電気を少なくすることができます。

静電気といっても、服にたまる電子には、素材によってプラスとマイナス2通りあります。
冬の定番となったフリース、それにアクリルなどは、マイナスの電気(電子)がたまる素材。
一方、ウールやナイロンはプラスの電気がたまる素材です。

例えば、ウールのセーターにフリースの上着、これは静電気が起こりやすい組み合わせです。
重ね着する時は、マイナスはマイナス同士、プラスはプラス同士、同じグループにした方が静電気は少なくなります。

また、下着には、ひとの肌に近いグループのシルクやコットンを選んだ方がより静電気を減らすことができます。

(ほけんや本舗1206)

1203

2007-12-03 21:10:54 | Weblog
2007年ヒット商品番付が日本経済新聞社と日経MJで発表になりました。
東西の横綱は「Wii&DS(任天堂)」と「電子マネー」。
家族の誰もが簡単に利用できる商品やサービスが番付入りした格好となりました。
任天堂のゲーム機は家族みんなで楽しめること、電子マネーは交通機関や小売店など身近な施設で簡単に使えることがヒットにつながったと3日付日経MJに解説されています。
また、デジタルカメラのピント合わせなどに使う「顔認識技術」、子どもの様子をより高画質で記録できる「ハイビジョンビデオカメラ」、ネット上で簡単に動画をやりとりする「動画投稿」も、デジタル技術の扱いやすさや家族向けの用途が受け、三役に入っています。

(ほけんや本舗1203)

1129

2007-11-29 08:05:34 | Weblog
最近、「いつもの電車が込んでいるな」と思ったことはありませんか?
寒くなると、コートやジャケットが活躍し始めます。
なかでもダウンや綿の入ったジャケットは、体温を逃がさずとても暖かくなりますよね。

でも、これが込み合う原因になっているんです。
どういうことかというと、ダウンジャケットなどを着ることによって、人は着膨れしてしまいます。
すると電車に乗った時に、今までよりも多くの場所を取ってしまいます。
今までは100人乗っていた電車でも、
着膨れした人が増えてしまうと90人しか乗れないということになります。

ダイヤが過密な都会の電車などは、
1時間あたりの本数が変化してしまうこともあるようです。

今月もあと2日。元気に一日を過ごしましょう。

(ほけんや本舗1129)

1126

2007-11-26 07:44:27 | Weblog
ことわざは、人々の暮らしの中で昔から言い伝えられてきたものです。短い言葉の中に教訓や叡智などをユーモアも交えて表しており、現代生活にも役立つものが多くあります。題材には食べ物も多く登場しますが、中でもお茶は昔から日本人の生活の中に根付いている飲み物だけに、ことわざや慣用句はたくさんあります。

お茶の子さいさい
「お茶の子」というのはお茶受けに食べるちょっとした軽い食べ物のことで、転じて物事の容易なことを意味する。「さいさい」は民謡などで用いられる囃しことば。

日常茶飯事
お茶を飲んだり食事をしたりする、ごく日常のこと。転じて何の変哲もない当たり前の行為を意味する。

お茶を濁す
その場をごまかす、という一時しのぎの意味。一杯のお茶を飲む間に苦しい言い訳を口にすること。

鬼も十八、番茶も出ばな
鬼のような醜い娘でも年ごろになれば、それなりに美しいところがある。番茶のように上等でないお茶でも、入れ立てならそれなりに楽しめる、という意味。

お茶をひく
客にあぶれて暇になった遊女は、茶臼で葉茶をひかされていた。転じて芸者や娼婦にお客がつかずに暇にしていることをいう。

お茶に酔ったふり
酒を飲んでもいないのにお茶で酔ったふりをすること。転じて知っているのに偽って知らないふりをすること。

茶腹もいっとき
お茶を飲んだだけで、いっときでも空腹をしのぐことができる。

お茶代にもたりぬ
お茶代は安価であることから僅かな金銭のたとえ。

茶殻も肥(こえ)になる
茶殻のような廃物でも畑の肥料にすると立派に役に立つ。転じて世の中には何の役にも立たないものは一つもない、という意味。

茶化す、茶々を入れる
冷やかす、相手の言うことをはぐらかす。

臍(へそ)が茶をわかす
大笑いして腹が捩れる(よじれる)様子を、湯が沸きあがる様に見立てた言葉。

(ほけんや本舗1126)

1122

2007-11-22 00:22:06 | Weblog
今日は11月22日。何の日かご存知でしょうか?そうです明日は「いい夫婦の日」です。
1988年に財団法人余暇開発センターが、夫婦で余暇を楽しむライフスタイルを提唱した際に制定されました。

ところで、寒い日は暖かいお風呂が恋しいですよね。

肩までつかる「全身浴」より腰や胸までつかる「半身浴」の方が体のしんから温まるって知っていますか?
下半身で温められた血液が循環して体全体をゆっくり内側からあたためていくのです。
体のしんから温まることで、お風呂から出ても湯冷めしにくくなるためこれからの季節はおすすめです。

そこで半身浴のポイントです。
まず、お風呂の温度をぬるめの38度から39度くらいに。
そして15分くらいゆっくり入ることです。
熱いお湯ではゆっくり入ることができず、暖まる前にお風呂からでてしまうことになります。
ぬるま湯にゆっくりを心がけてください。
お湯から出ている上半身が寒く感じるときは浴槽のお湯を肩からかけて下さい。
また冬の間は入浴する前に浴室内をシャワーであたためておくといいですよ。

お風呂に入って一日の疲れをとりましょう。

(ほけんや本舗1122)



1119

2007-11-19 00:55:20 | Weblog
栃木県日光の紅葉が見頃ですが、その日光の代表的な名物に湯葉があります。

湯葉の由来は、今から1200年前、唐の鑑真和尚が日本に帰化したとき、当時の都であった京都に伝えられたと言われています。
その後、勝道上人の日光開山に伴って伝わり、山岳修行の僧侶達の常備の糧として、長期保存が可能で栄養価が高い湯葉が重用されたと言われています。
やがて、神社や寺への参拝客にも供されるようになり、それが評判を呼んで定着し日光の名物になったようです。

湯葉は、豆乳に熱を加え表面に張った薄皮を引き上げたものです。最近では消化吸収が良い大豆の健康食品として、また日光の特産品としても注目を集めています。

今日のように寒い日には、なぜか湯葉そばが食べたくなります。

(ほけんや本舗1119)

1115

2007-11-15 08:04:32 | Weblog
イチョウの葉が黄色く色づくと、秋も最終段階を迎えます。
漢字では「銀杏」もしくは「公孫樹」などと書きますが、「イチョウ」という発音の源は中国語にあります。

中国では宋の時代、アヒルの足のことを「鴨脚」と書き「ヤーチャオ」と発音しました。
中国南部ではこれを「イーチャオ」と発音し、鎌倉時代に日本に伝わったとみられています。
つまり、イチョウの名は水かきを持ったアヒルの足に由来しているのです。

イチョウの栽培が始まったのは11世紀頃で、中国の宋の時代です。
その実は「鴨脚子」もしくは「銀杏」と呼ばれ重宝されていました。
元の時代には栽培化が進み、中国では一般庶民の口にも入るようになりました。

イチョウの木は寿命が長いといわれていますが、日本にあるイチョウで、樹齢が千年を超えるものはないそうで、鎌倉時代以降に中国から持ち込まれたと考えられています。

(ほけんや本舗1115)

1112

2007-11-12 14:13:37 | Weblog
今週15日木曜日は七五三で、かつて江戸期の宣命暦の11月15日が祝い事に大吉日とされる鬼宿日(二十八宿)に当たることからこの日に行われるようになったそうですが、現在は前後の土日など各家庭の都合によって大体この時期に行われるのが一般的です。

年齢を祝う行事は古来からありましたが、現在の七五三の形式は関東の地方風俗に起源をみることができ、童歌の「通りゃんせ」にある天神様も川越の神社を指しています。

女児は三歳になりますとそれまでのおかっぱ頭から結髪をする「髪置きの祝い」、五歳の男児は将来立派な成長を遂げるよう吉方を向いて左足から右足の順で初めて袴(はかま)をはく「袴着の祝い」が元となっており、七歳の女子はそれまで使っていた付け紐から初めて帯を結び大人の装いをする「帯解(おびとき)」が七五三の原型と言われています。

また、「七つ前は神の子」あるいは「七歳までは神のうち」といわれますように、七歳までは神の庇護の下にあり多少のことは大目に見られる代わりに、医療の発達していない昔はいつ死んでしまうかもしれない儚い存在でもありました。

そのようなことから無事に七歳になったことを氏神に感謝し、これからの健やかな成長を祈って行われた「七つ子祝い」も七五三の背景としてあります。この通過儀礼には、甘えが許された神の子から、それが許されない大人の仲間入りをするという意味もあります。

そういった背景を考えますと、いつまでも子供の甘えを許す現代社会は随分と寛容な社会であるとも言えます。最近は華美に過ぎ、虚栄の観がしないでもありませんが、本来は我が子の息災を祈る素朴な親心をあらわした行事です。

(ほけんや本舗1112)

1108

2007-11-08 08:10:20 | Weblog
紅葉前線は、そろそろ山の中腹からふもとに差しかかりました。

この時期の紅葉狩りは、運がよければ素晴らしい景色に出会えるかもしれません。

それは”三段染め”です。

低気圧が通り過ぎたあと、
天気が回復して晴れわたった日に行くと、
高い山の頂上は新雪の白、
中腹は紅葉真っ盛りの赤や黄色、
平地ではまだ緑の木々と、
三色のコントラストが目を楽しませてくれます。

また、空の青さを加えれば”四段染め”も楽しめるでしょう。

日常生活ではなかなか味わえない、自然の作り上げる情景に、出会えるかもしれません。

(ほけんや本舗1108)

1105

2007-11-05 00:19:28 | Weblog
11月は、1年中でもっとも気温の下がり方が大きい月です。
平年の最低気温は、ひと月の間に5度から6度も下がる所が多くなるといいます。

この時期、恋しくなる食べ物といえばおでん。
先日、好きなおでんの具はなんですか?というアンケート記事を目にしました。

1位がだいこん。おでんの汁を吸って、黄金色に輝く大根は食べるとみずみずしく、そして歯ごたえもあって絶品です。
おでんをするときには絶対に外せない具材という意見もありました。
3位にはなんとちくわぶがランクイン。関東ではよく食べられているものの、その他の地域ではほとんどおでんの具として加わることはないそうです。
ちくわぶとは、小麦粉・水・塩を合わせて練ったもので、もちもちとした食感が特徴です。

1位 だいこん
2位 たまご
3位 ちくわぶ
4位 こんにゃく
5位 餅入り巾着
6位 はんぺん
7位 牛すじ串  
8位 しらたき
9位 厚揚げ
10位 じゃがいも
11位 がんもどき
12位 豆腐
13位 たこ
14位 ちくわ
15位 昆布

コンビニでも気軽に買えるおでんは、大根・たまご、しらたきが人気の具3品だそうです。

(ほけんや本舗1105)