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ほけんや本舗

バックナンバー

0901

2008-09-01 08:29:56 | Weblog
1923(大正12)年の本日9月1日、午前11時58分。『関東大震災』が発生しました。マグニチュードは7.9で、死者9万人、負傷者10万人、全壊1万4千戸、破壊焼失戸数は68万戸にも及びました。

ちょうど昼食準備の時間だったため、地震の後に大火災が発生し、被害がさらに大きくなったという経緯があります。東京市の死者は6万人にものぼりましたが、つぶれた家屋の下じきになって死んだ人はそのうちの2千人で、大多数はその後の火災が原因となっています。平成7年1月17日に起きた阪神淡路大震災の際にも地震の後の火災によりやはり被害が拡大しています。

本日9月1日は「防災の日」となっていますが、常日頃から災害に対する備えを万全にし、防災の心構えを徹底させるのが「防災の日」の目的です。特に日本の場合、一番こわいのは地震そのものよりも、それによって起こる火災です。「防災」すなわち「防火」であり、まず火をとめることを心がける必要があります。

(ほけんや本舗0901)

0828

2008-08-28 09:49:19 | Weblog
8月も今日を含めてあと4日となりました。今週末には、秋の味覚・行楽の先陣を切って各地の梨狩園が賑わいそうです。

風邪などで喉が痛む時や痰がからむ時などに、梨を食べて楽になったという経験をお持ちの方も多いかと思いますが、古来から「百果の宗」と呼ばれる梨は、「大小便を利し、熱を去り、渇を止め、痰を開き、酒毒を解す」とされ、漢方薬などにも広く利用されてきた果実です。

また、梨は有機酸やビタミン、ミナラル類などをバランスよく含んでいるため、夏バテ時の食欲増進や疲労回復にも効果が期待できます。

現在、日本で栽培されている梨には、幸水、豊水、二十世紀、新高、愛甘水、新寿、清澄、八幸梨など様々な種類がありますが、二十世紀梨の場合、軸が細く、肩と尻が張った扁平なもの、色つやが良く重いものがより美味しいそうです。また、二十世紀梨は、熟度の進み具合により黄緑色から黄色になるため、シャキシャキした食感を楽しみたい人は黄緑色、甘味を好む人は黄色のものを選ぶと良いそうです。

(ほけんや本舗0828)

0825

2008-08-25 10:09:48 | Weblog
ここのところ雨の日が続き、朝夕は涼しく、秋の気配を感じる数日が続いています。
北京五輪も閉会式を終え、暑かった夏ももう終わりに近づきました。
さあ、新しい一週間が始まります。今週も元気に過ごしましょう。

秋刀魚焼く、きのうも今日も隣かな 岡村柿紅(しこう)

秋の味覚といえば秋刀魚(サンマ)が代表のひとつ。
燃料費高騰の煽りで休漁するなど今年はいろいろありましたが、北海道根室市の花咲港では休漁明けの大型船の水揚げが始まりました。

ご飯のおかずにも酒の肴にも向くサンマはビタミン類が豊富で、「秋刀魚が出ると按摩(アンマ)が引っこむ」との言葉があるくらい栄養価が高く、昔から庶民の活力源の一つとなってきました。

その旨味は寒い海で蓄えた脂肪にあるのですが、回遊魚であるサンマは南下してくると徐々に脂肪分も落ちてしまいます。そのためサンマを選ぶ際に産地表示を気にする人が多く、根室や三陸沖といった北の海で獲れたものが好まれます。

自宅で食べる塩焼きも食欲をそそりますが、鮮度のいいものなら料理屋で食べる刺身もまた格別。普段は苦いハラワタも、鮮度が良ければ甘く感じられます。

漁はこれから本格化しますが、燃料高騰の折り価格動向が気になるところです。

消費者の立場としては、いつまでも大衆魚であってほしい秋刀魚です。

(ほけんや本舗0825)

0821

2008-08-21 06:41:54 | Weblog
北京五輪の陸上男子100メートル走、200メートル走で世界新記録をマークし、金メダルに輝いたウサイン・ボルト選手の原動力が、ジャマイカ特産品のヤムイモだったといいます。

ボルト選手の実父が明かしたもので、幼少期からの大好物で、地元では、ヤムイモに薬効成分があると信じられているといい、強壮剤としても重宝されているそうです。

急激に躍進したボルトにはドーピングの疑いもかけられていましたが、力の源、ヤムイモが“食べるレーザー・レーサー”になった格好です。

このヤムイモは、日本でも入手可能で、沖縄では「ウベ」と呼ばれ、アイスクリームなどお菓子の原料に使われているそうです。

(ほけんや本舗0821)

0818

2008-08-18 09:46:04 | Weblog
貴重なお盆休み、みなさまいかがお過ごしになられたでしょうか。

さて、夏バテ、或いは休み疲れの方もいらっしゃると思いますが、疲労回復に効果的なのが「ピーマン」。今ではハウス栽培で1年中出回っていますが、本来の旬は夏。唐辛子を品種改良し、食べやすくしたのがピーマンで、蒸し暑いこの時期には目に鮮やかな緑が食欲を与えてくれます。

ピーマン100g中のビタミンC含有量は約80mgと豊富で、中ぐらいの大きさのピーマン4個で1日に必要なビタミンCがとれるそうです。しかも、ピーマンのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴。疲労回復に効果的なので、夏バテを予防するためにも積極的に試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、主産地は茨城県や岩手県。スーパーなどでの小売価格は昨年に比べて半値近くとなっていますが、選ぶ際には、色が濃くて表面にツヤがあり、果肉が厚めのものが良いそうです。

(ほけんや本舗0818)

0814

2008-08-14 11:07:56 | Weblog
北京五輪の開催とお盆休みが重なる今週は、通勤電車も普段は寄り道するサラリーマンでにぎわう居酒屋も閑散としています。
五輪開催地の北京とは、時差もわずか1時間。テレビで観戦するには絶好です。

ところで先週8日に掲載されましたミズノ新聞広告を紹介します。
お読みになられたみなさまも多いかも知れませんが全く同感です。

ミズノは、信じている。
スポーツが、人間をとてつもなく成長させることを。
汗まみれ泥まみれになって努力し続けたその先には、
昨日まで、できなかったことが
できるようになる喜びがあることを。

その達成感を、挑戦する心を
私たちは、忘れないでいようと思う。

ミズノは、信じている。
スポーツが、人間どうしの関係を正しくしていくことを。
ルールを守る大切さ、
フェアプレー精神のすばらしさを学ぶことで
ひとはお互いに、いたわりの気持ちをもてるようになることを。

ミズノは信じている。
スポーツが、世の中を明るくしていくことを。
未来を担う子どもたちが、スポーツを通じて
健全なこころとからだを育めば、
社会は、いまよりもっと元気になっていくことを。

2008年8月8日。
きょう、国も、地域も、民族も越えて
かんたんではない挑戦を成しとげ
子どものころからの夢をかなえた者たちが、一堂に会する。
私たちは、彼らに、彼女らにとって、
そしてスポーツを愛するすべての人にとって
ともに挑戦する仲間でありたい。

私たちミズノの挑戦は続く。

(ほけんや本舗0814)

0807

2008-08-07 09:48:51 | Weblog
まだまだ暑さ盛りの頃ですが、暦の上では今日から秋。時候のご挨拶も「残暑お見舞い」となります。

ところで、アナゴが旬を迎えています。ウナギとよく似ていますが、ウナギと違って鱗(うろこ)と腹びれがないのがアナゴです。

今では1年中出回り、味もそれほど変わりませんが、やはり旬は夏場です。寿司や天ぷらのネタとして大変人気がありますが、一般にアナゴと呼ばれるのはマアナゴ。
江戸前の寿司店では東京湾産のものが上物とされ、西日本では兵庫県明石市と淡路島の間の海域で水揚げされるアナゴが特に美味といわれています。

体長はオスで40~50センチ、メスで90センチ前後になりますが、食用に好まれますのは20センチ程度のもの。大きくなると骨が太くなって食べにくくなるためです。
かば焼きやアナゴ飯、酢の物など様々な料理に使われますが、ウナギほど脂質が多くなく、低カロリーでビタミンAやEが豊富なので夏バテ防止や美容にいいとされています。

(ほけんや本舗0807)

0804

2008-08-04 09:50:22 | Weblog
夏休みのこの時期、通勤途中や外出先で元気に遊んでいる子どもたちを見かけると
本当にうらやましく思ってしまいます。
そんな子どもたちにとって夏休み最大の「敵」は、暑さでも台風でもなく、宿題かもしれませんね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

夏休みセミよりうるさい母の声 作者不明


ところで、連日暑い日が続いていますが、こうなりますと、そろそろ夏バテ気味の方もいらっしゃることと思います。

こんな時は、疲労回復に効果があるとされている『カツオだし』を一度試してみてはいかがでしょうか。時速60キロで「一生泳ぎ続けるカツオ」には、人間の体内に蓄積する疲労物質を消去するパワーがあるそうで、上手に使えば夏バテの解消に
役立ちそうです。

味の素食品研究所の実証実験では、3時間かけて2.1キロ走ったネズミに
濃度25%のカツオだしと蒸留水を飲ませてその後の運動量を測定した結果、
カツオだしを飲んだ方は蒸留水に比べて5倍多く動き回ったそうです。
また、エネルギー源が肝臓にどれだけ残っているかを示す数値も、カツオだしは
蒸留水の2倍となったそうです。

疲れを知らずに一生泳ぎ続け、エサを追う時に示す驚異的なスピードはカツオ特有
ですが、疲労回復だけでなく、老化防止、生活習慣病の予防などにも効果が
期待されます。夏バテ気味の方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

(ほけんや本舗0804)

0731

2008-07-31 10:42:13 | Weblog
紫の葉で蘇(よみがえ)らせると書いて「紫蘇」(シソ)。
中国では人を生き返らせる力のある植物とされています。せきやたんを鎮める効果があるとされ、強力な殺菌作用や防腐効果はよく知られていますが、最近では抗アレルギー効果が注目されています。

また、栄養価が豊富で特にビタミンAやCが多く、カリウム、カルシウムなどミネラルも含まれ、砂糖と水で煮出して薄めて飲むと疲れを和らげる効果もあるそうです。

葉が緑の青ジソと紫の赤ジソに大別され、青ジソの葉は「大葉」とも呼ばれ、元来の旬は夏。その香りと殺菌作用から刺し身のツマなどに適していますが、天ぷらや麺類の薬味など幅広い用途に使われています。

一方、赤ジソはシソジュースにしたり、梅干しを着色するのに使います。出回りますのはやはり初夏から7月。最近は、シソジュースブームで赤ジソの人気が高いようです。

ちなみに、スーパーなどで選ぶ際は、色鮮やかで、葉がみずみずしく、葉先までピンとしているものを選ぶのが良いです。表面が乾燥しているもの、傷のあるもの、軸の切り口が黒く変色しているもの、葉が茶色くなっているもの、黒い斑点が出ているものは避けた方がよく、また、大きくなりすぎたものは味も香りも余りよくないためやはり避けたほうがよいです。

(ほけんや本舗0731)

0728

2008-07-28 00:59:15 | Weblog
暑い日が毎日続いていますが、各方面で熱中症に対する注意が促されています。
暑い日は無理な運動を避け、屋外で直射日光があたる場所では帽子を着用し、水分と塩分を十分に摂取することで熱中症をある程度防ぐことができます。

暑くも寒くもない状態で、蒸発や排泄などによって1日に失われる水分量はおよそ2.5リットルにもなります。
さらに、暑い日や汗をかいた日はプラス1リットル程度の水分を失うとされています。

失った分を補うためには、1日3食の食事中におよそ1リットルの水分が含まれているため、最低でも1.5リットルは水分として摂取する必要があり、もちろん暑い日や汗をかいた日にはプラス1リットル、合計2.5リットル程度の摂取が望ましいとされています。
一度に大量に飲んでも尿として排出されやすいため、程々の量をこまめに飲むのが理想的です。

ただし、アルコールは利尿作用が高く、飲んだ以上の量が尿となって排出されてしまうため水分摂取の用をなさず、コーヒーや緑茶なども利尿作用があるため水よりは効果は低くなります。
また、ジュース類を飲む際は、糖分の取りすぎに注意が必要です。

(ほけんや本舗0728)