goo blog サービス終了のお知らせ 

ほけんや本舗

バックナンバー

0225

2008-02-25 09:10:23 | Weblog
週末には春一番が吹いた関東地方ですがみなさまいかがお過ごしになられましたでしょうか。
早いもので2月も、もう終わり。
寒の戻りがあったり、逆に春めいた日があったりで気温の変化が大きい時期です。

毎日通りすがりに眺めていた冬枯れの樹木にも、このところ少しずつ変化が現れて来ました。
真冬には硬い皮に覆われ、寒さに耐えていた落葉樹の冬芽も、徐々に膨らみを増して来たのに気づきます。
これは樹木が既に春の活動を始めている証拠なんですね。

一般に冬の間休眠している落葉樹などは、一日の平均気温が5~6度を上回るようになると、根から活動を始めます。
根から吸い上げた水分や土の中の養分を、幹から枝先へと運んで行くわけです。
植物期間の始まりで、いわば樹木の冬眠明けといってもよいでしょう。
当然、日本列島は地域によって違いがあるわけですが、関東から西の多くはちょうど今頃から、東北地方で3月下旬、また北海道では4月に入ってからとなってしまいます。

植物期間の始まりからさらに、ひと月も季節が進み、平均気温が10度を上回るようになれば、いよいよ待望の桜の季節、春爛漫と言った陽気になってきます。

(ほけんや本舗0225)

0221

2008-02-21 00:40:32 | Weblog
ポカポカ陽気

この言葉を聞いて、どんな光景を皆さんは思い浮かびますか?
ノンビリとお散歩?
つぼみが膨らんだ公園や庭?
いずれにしても、『暖かさに誘われて・・・』という光景でしょうね。

多くの方が15度以上の気温になると『ポカポカ陽気』と感じるようです。
そこで、過去10年間の平均日数を東京の場合でみてみました。
2月上旬や中旬は5%前後で、まだ10日に1日未満ですが、2月下旬は10%と少しずつ上向き始め、3月上旬には22%前後、つまり5日のうち1日はポカポカ陽気なんです。
お休みの日がそうだと、もうそれだけで朝からお得な気分になりませんか?

弱々しい冬の日差しと冷たい北風が吹く毎日から、日差しが力強さを持ち始め、南よりの風も目立ってきました。

ポカポカ陽気に誘われてちょっと出かけてみると、河原でツクシが顔を出していたり、公園のウメの花が甘い香りを漂わせていたりと、小さな春の光景があちらこちらに見かけられます。

(ほけんや本舗0221)

0218

2008-02-18 01:15:17 | Weblog
あまり汗をかかない冬は、夏に比べると意識して水を摂取する必要性を感じません。
でも、冬の体は意外と乾燥しがちです。水分不足はさまざまなトラブルにつながります。
正しい水分補給を心がけて、まだまだ寒い季節を健康的に過ごしましょう。

夏場は、暑さから汗をかき喉の乾きを覚えることが多いため、水分補給の必要性を感じますが、冬場でも、体温調節のために汗をかいています。だからきちんと水分をとることが必要です。

肌にとって、冬の乾燥は大敵。保湿ケアが重要になる季節です。とはいえ、冬が「乾燥する季節」なのは太平洋側のことで、日本海側の豪雪地帯などでは、湿度はけっこう高いんです。でも最近は家屋の密閉度が高くなり、エアコンが普及したことによって、そういった地域でも屋内の乾燥が進んでいます。

また、風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、気温が低く乾燥している状態で活発に活動します。だから風邪やインフルエンザが冬に流行するのです。
ウイルスに負けないためには、十分な睡眠と適度な運動、バランスのとれた食事が大切なのはもちろんですが、喉のうるおいを保つことも必須です。というのも、喉が乾燥すると気道粘膜の機能が低下し、粘膜の繊毛運動も弱くなり、ウイルスが侵入しやすくなってしまうのです。
水分を積極的に補給すれば、痰や病原体の体外排出を促進します。

(ほけんや本舗0218)

0214

2008-02-14 10:17:10 | Weblog
猫の恋 昴は天に のぼりつめ 山口誓子句

今日はハッピーバレンタイン。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、俳句の世界では、早春の季語に猫の恋があります。

猫は寒中から早春にかけて盛んに求愛します。オスは発情するとメスを誘う声で鳴き始めます。
赤ん坊が泣くような特有の鳴き声も人の耳には、ただうるさい声にしか聞こえません。
一匹のメスに数匹のオスが群がって庭といわず屋根といわずに走り回り、全く騒々しい限りです。
しかし猫にとっては切実な求愛の叫び声なのです。
日ごろ可愛がっている猫もこのときばかりは、餌もとらず、いく日も家を空けて、ひたすら求愛のためにさまよい歩いています。


(ほけんや本舗0214)

0211

2008-02-11 00:23:12 | Weblog
今年もバレンタインデーが近づいてきました。
1年で1番チョコレートが注目されるシーズンです。

1936年2月12日に神戸モロゾフ洋菓子店が国内英字雑誌に「バレンタインチョコレート」の広告を出し、1958年2月に伊勢丹新宿本店でメリーチョコレートカムパニーが「バレンタインセール」というキャンペーンを行ったことが始まりのようです。
伊勢丹でのセールでは、1年目は3日間で板チョコが3枚、カードを含め170円しか売れなかったと記録されています。

チョコレートの美味しさは、甘みや香りだけではありません。
固いチョコがとろりと溶ける、なめらかな口どけも大きな魅力です。
主な成分はカカオバターで、温度が27度まではほとんど溶けませんが、30度前後になると急激にとろけて、35度では完全にとけてしまいます。
つまり、口に入れた時、一気に溶けていく感触がチョコの口どけをよりなめらかにしています。

ヨーロッパなどでは、男性も女性も、花やケーキ、カードなど様々な贈り物を、恋人に贈ることがある日です。
カードには、"From Your Valentine" と書いたり、"Be My Valentine" と書いたりもするそうです。

(ほけんや本舗0211)

0207

2008-02-07 01:30:43 | Weblog
東京マラソン2008の開催がいよいよ2月17日(日)に迫ってきました。
開催に先立ち昨日6日には、開催記念の宝くじが発売されました。

東京マラソンは昨年、はじめての開催が大成功を収め、参加した市民ランナーたちだけではなく、多くの観衆の心も魅了しました。
この開催をきっかけに世間のマラソンやランニングへの注目も高まり、今大会にも日本全国から数多くの応募が殺到したそうです。
いまやランニングは多くの人々の間で一大ブームとなっています。

新宿、皇居、銀座、品川、浅草、お台場といった東京の名所を3万人のランナーが駆け巡る風景は、まさに圧巻の一言に尽きます。
コース沿道での応援イベントや屋台も出現し、ランナーはもちろん観客もめいっぱい楽しめます。
これは単なるマラソン大会ではなく、世界に誇るフェスティバルと言っても過言ではありません。
昨年はあいにくの雨の中での開催でしたが今大会こそ、澄み切った青い空の下でのRUNになることを祈っています。

多くの人の希望と夢がスタートラインに並び始めています。

(20080207)

0204

2008-02-04 09:24:29 | Weblog
雪景色の節分となりました昨日は、みなさまいかがお過ごしになられたでしょうか。

さて、2月の別名は如月(きさらぎ)です。
中国最古の辞典である「爾雅(じが)」の中の「釈天」に「二月を如となす」とあり、漢字はそこからそこからきたようです。
しかし中国では「きさらぎ」とは読みません。
ですから読み自体は日本で作られたもののようです。

その由来にはこれまた複数あります。
2月は、ぽかぽか陽気になって薄着になったかと思えば、寒さがぶりかえし、一度脱いだ着物をさらに着なおすので「衣」を「更」に重ね「着」するから「衣更着(きさらぎ)」になったという説。

「生更ぎ」からきており、寒い冬から春に向かって草木が生き返り、新しい芽を吹くことを意味する言葉という説もあります。

立春を過ぎれば、暦の上では春になるといってもまだまだ寒い日が続きます。
そんな中でも、草や木は着実に春に向けての準備を始めている月なんですね。

その他には、梅月、梅見月、雪消月、初花月、木芽月など、次の季節、春を待ち望む気持ちが伝わってくる言葉が 多いです。

(ほけんや本舗0204)

0131

2008-01-31 12:34:30 | Weblog
女子に続き、男子も残念な試合結果となりましたが、いま俄にハンドボールが熱い注目を集めています。

現在、世界のハンドボール競技人口は400万人を数え、IHF(国際ハンドボール連盟)に加盟している国は100ヶ国を超えるまでになっています。
また7人制の統一ルールの下に、オリンピックや世界選手権などの多くの国際大会も活発に行われ、サッカーやバスケットボールと並んでメジャーな球技の1つです。

ハンドボールが現在のような競技形式を整えたのは20世紀に入ってからであり、公式には1919年、ドイツのカール・シェレンツ氏による競技規則の制定が起源とされています。
シェレンツ氏は19世紀の末、ドイツで盛んに行われていたラグビーに似た「ラフバル」を女性向けに改良した「トーアバル」という競技を元に、サッカーの持つスポーツ性を取り入れて女性でも男性でも楽しめるボールゲームとしてこれを制定。
彼はこの競技の運動性、特に「走る」「跳ぶ」「投げる」という動作が身体形成に有用であることを強調し、普及・指導に努めました。
ドイツ発祥地説以外に、デンマークで似た競技を実施していたという説もありますが、いずれにせよハンドボールの起源は19世紀から20世紀初頭の中北部ヨーロッパにおいてであったと言えます。

ヨーロッパ諸国に受け入れられ普及した11人制ハンドボールは国際的な統一の必要性に迫られ、1928年国際アマチュアハンドボール連盟(IAHF)を誕生させ、1934年には統一競技規則が制定されました。
一方、デンマークで誕生した7人制ハンドボールも北欧を中心に発展し、1934年に国際競技規則が制定され、しばらくは7人制11人制の2本立て路線が続きました。
第2次世界大戦後、1946年に国際ハンドボール連盟(IHF)が設立され、今日に至っているそうです。

日本への移入は、1922年に東京高等師範学校の大谷武一氏により紹介されたことから始まってます。
サッカーと異なり全身運動であること、蹴る動作がないので身体接触も少なく女子でも楽しめること、初心者でもプレイできること、身体育成に効果的であることなどから受け入れられ、1926年には中学校、師範学校の教材として導入されました。
1952年には日本もIHFに加盟し、ルールも7人制に一本化され今日に至っています。

(ほけんや本舗0131)

0128

2008-01-28 13:29:02 | Weblog
2008年の幕が明けたと思ったら、あっと言う間に節分が近づいてきました。
節分の翌日は立春です。暦の上では、もう春になるんですね。

このところとても寒いので、なかなか春の気分にはなれないかもしれませんが、こうした季節や節目を大切にする、日本の文化や習慣は、
とても大切だと思います。

ところで今日1月28日はダンスパーティーの日だそうです。
1883(明治16)年、明治政府が14万5000円をかけて建設した迎賓館「鹿鳴館」が、この日にオープンしました。
煉瓦造り2階建ての美しい建物は、英国人ジョサイア・コンドルの設計によるもので、外国貴賓の接待や社交の場として毎夜のごとく舞踏会が開催されました。

計画を推進したのは井上馨外務卿(内閣制度以降は外務大臣)です。
不平等条約改正交渉のため、日本が文明国であることを外国人に示す必要があると考えたといいます。
それまでは外国賓客の迎賓館として準備された建物はなく、1870年(明治3年)、急遽改修した浜離宮の延遼館か、あるいは三田の蜂須賀邸などを借用していました。
鹿鳴館の建設地は内山下町の旧薩摩藩装束屋敷跡(現在の千代田区内幸町、現帝国ホテル隣の大和生命ビルの地)に決まり、1880年(明治13年)に着手。
途中拡大の規模変更があり3年がかりで落成しました。施工は土木用達組(大倉喜八郎と堀川利尚との共同出資で設立した組織)が担当しました。
ちなみに大倉喜八郎が創立した大倉組商会の建設部門は大成建設株式会社の源流だそうです。

煉瓦造2階建てで1階に大食堂、談話室、書籍室など、2階が舞踏室で3室開け放つと100坪ほどの広間になりました。
バーやビリヤードも設備されていたようです。

(ほけんや本舗0128)



0124

2008-01-24 10:29:54 | Weblog
寒い日が続いていますが、やっぱり鍋料理が恋しくなります。
鍋料理は、何と言っても体が温まることが最大の魅力です。
人間にとって温かい食べ物は、体にもココロにも、とても重要なようです。
医食同源が当り前の香港では、日本より気温が高いにもかかわらず、デザートさえも温かく、冷たいものはあまり口にしません。

鍋は、冬を乗り切る最強の料理方法です。
野菜は煮込むことによって食物繊維が柔らかくなり、生よりも多く食べることができます。
さらに、スープにもビタミン・ミネラルが溶け出しているため、スープも味わえる鍋料理は、まさに栄養の宝庫と言っていいでしょう。
また、野菜に含まれるペクチンは、胃の調子を整えるはたらきがあるので、胃腸薬を一緒に飲んでいるも同然のようです。

温かい鍋料理はどちらかと言えば、ひとりで食べる料理ではなくワイワイと2人以上で食べる料理です。
そしてなぜか鍋を囲む時は、会話がはずみます。
「あれ入れて」「コレ食べて」と話が続き、時には「笑い」が起こることもあります。
「笑い」は体を健康にし、ストレスも解消してくれます。
鍋料理は体だけでなく、ココロも温める、ニクイ食べ物です。

(ほけんや本舗0124)