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ほけんや本舗

バックナンバー

0403

2008-04-03 10:01:02 | Weblog
街中のサクラも散り始めましたが、まだ山のサクラが楽しめます。
標高が高くなるほど気温が低く、サクラの開花は遅れます。

サクラ前線が山を上る速さは、2~3日で100メートルぐらいです。
ふもとのサクラが開花して、1週間後には標高300メートル、2週間後には
標高500メートルあたりでサクラが咲き始めます。
サクラ前線が標高1000メートルまでたどり着くのは一ヶ月後、ふもとの町が
すっかり新緑に包まれたころです。

例えば、栃木県の場合、宇都宮など平野部では4月上旬が花見時、山を上って
奥日光に向かえば、4月中旬から5月中旬までサクラを追ってお花見を楽しむことが
できます。

神奈川県の箱根なら、湯元の辺りで4月上旬、芦ノ湖まで行けば4月下旬が
お花見のシーズンです。

山の桜は種類もいろいろ。
ヤマザクラ、シダレザクラなどなど山の斜面を彩る花はまた違った美しさがあります。
ふもとのサクラを満喫した後は、花を追いかけて山へ出かけるのもいいですね。

(ほけんや本舗0403)

0331

2008-03-31 10:27:11 | Weblog
明日から4月ですが、都心では冷たい雨が降り、冬に逆戻りしたようです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日、「新入社員が上司に求めたいことランキング」という記事を目にしました。

1)きちんと評価してくれる

2)指示が的確

3)教え方がうまい

4)人間的な魅力がある

5)責任転嫁しない

6)仕事の失敗をフォローしてくれる

7)ひいきしない

8)意見を受け入れてくれる

9)気配りが出来る

10)話をきいてくれる

この春から社会人という人は、職場への希望と不安でいっぱいという時期かもしれません。
そんな新入社員が職場で上司に求めることとは、きちんと評価してくれること。
続いて、指示が的確、教え方がうまいがランク・インしました。
会社に入って間もない新入社員にとって、最初は指示されることや教えられることだらけ。
上手に指導し、評価してくれる上司というのが理想像のようです。

(ほけんや本舗0331)

0327

2008-03-27 09:07:37 | Weblog
気温の上昇と共に、水もぬるむ季節になってきました。
まもなく海のレジャーの幕開けです。
この季節、家族そろって楽しめるのは「潮干狩り」。

春といっても、3月の海はまだまだ冷たく、海水温は10度前後、長くは手を入れていられません。
寒の戻りがあったり、風の強い日も多く、寒さに震えながらの潮干狩りになってしまいます。

4月になると、海水温は14度まで上がります。
水がぬるむだけでなく、晴れていればポカポカ陽気です。
小さなお子さんも安心して水辺で遊んでいられますね。
その上、この時期はまだ貝の量も豊富ですから、潮干狩りには最高の時期といえるでしょう。

5月になればもっと暖かく、水温は18度まで上がります。
ただ、大型連休を過ぎてしまうと大きいアサリが少なくなって大漁というわけにはいかないかもしれません。

潮干狩りには、大潮の前後2~3日が最も適しています。
春の海は満潮と干潮の潮位の差が1年間で最も大きく、また貝も丸々と太っておいしく、潮干狩りに適した季節です。
春の陽光と心地よい潮風を浴びながら、海辺で一日を過ごすのもいいですね。

(ほけんや本舗0327)

0324

2008-03-24 09:53:30 | Weblog
暖かな好天に恵まれた週末。東京・名古屋・静岡・熊本では土曜日に桜(ソメイヨシノ)が開花、日曜日には横浜市と岐阜でも開花したそうです。
横浜市は平年に比べて5日、岐阜は6日早いそうですが、これから約1週間で満開になります。

ところで、絶好のお花見日和というとどんな日のことを思い浮かべますか?
もちろん桜が見頃になっていることが一番の条件です。
お天気としては、まず雨が降らないこと。
傘をさしていてはせっかくの桜もよく見えません。
つぎに風が穏やかなこと。
風が強いと土ぼこりがたったり、目にごみが入ったりして外に長い間いられませんね。
そして最高気温が15度以上で暖かいことです。
つまりポカポカ陽気で外でのんびりしたくなるような日がお花見日和なのです。

でも春の天気は変わりやすく、桜の咲いている短い期間でも風の強い日があったり、寒い日があったりとなかなかこの条件が揃わないのです。
絶好のお花見日和は毎年2、3日しかありません。
この条件が揃ったら何をおいてもお花見したいものですね。

(ほけんや本舗0324)

0320

2008-03-20 09:43:05 | Weblog
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今日、春分の日は彼岸の中日。日が少しずつ長くなるこの日を境に陰陽の気も入れ替わるとされています。
また、ほぼ真東から日が上り、ほぼ真西に日が沈む春分は、古代中国では「龍、天に昇る」とされ、春の気もいよいよ盛んになってゆきます。

冬場は部屋の奥まで差し込んでいた日の光も、わずかずつ窓辺に近づいており、
逆に今まで日陰になっていた庭先にもだんだん日が当たるようになって来ました。
太陽の高度がそれだけ上がって来た訳です。

東京を例にとると、冬至の頃は正午でも約31度しかなかった太陽の高さは、
今頃は約55度まで上がっており、そろそろ見上げるような高さになって来ました。

今ごろの日差しは、冬至の頃に比べるともう6割も強くなっており、さらにこれからは加速度的に強くなって行きます。
当然、紫外線も強くなる一方ですから、女性にとってはそろそろ肌の日焼けが気になり出す季節ですね

(ほけんや本舗0320)

0317

2008-03-17 10:25:12 | Weblog
日本の春の象徴的な花といえば、多くの方がサクラを連想されるでしょう。
日本には数百種ともいわれる世界にも類を見ないほど数多くのサクラが栽培されています。

でも、数多くの日本のサクラのうち日本の自生していた野生種はわずかに9種類。
意外に少ない数です。
この野生種は奈良時代以前から鑑賞されてきたといわれますが、初めは貴族や武家など一部の人のものでした。

庶民がお花見をするようになった江戸時代には、品種改良も盛んに行われるようになりました。
いま、日本で最も広い地域で栽培されているのは、ご存知「ソメイヨシノ」。
ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンの交雑種(一般に言う雑種)です。
ですが実際「エドヒガン」と「オオシマザクラ」を掛け合わせて作った物は、今、全国で植えられている「ソメイヨシノ」と完全には一致しません。
だから、「エドヒガン」と「オオシマザクラ」が掛け合わされたものが、更に、また何かと雑種を作るというような、複雑な過程を経て由来したサクラだと今では考えられています。(国立遺伝学研究所:出典 『遺伝研の桜』)

現在、全国に植えられているソメイヨシノは、明治初年に東京・染井(現在の豊島区巣鴨付近)の植木屋から売り出されたサクラです。
また、ソメイヨシノは接木で増やすので、全ての木が同じ遺伝子を持ったクローンです。
遺伝子が同じなので、気温などの開花条件が同じになったときに咲きます。
つまり、同じ気候条件で、「さくら」が開花するので、天気予報で、開花時期が予想もできるし、開花や満開の日の早いか遅いか、毎年の気候の違いもわかるわけなのです。

(ほけんや本舗0317)

0313

2008-03-13 08:46:37 | Weblog
人々が冬服から春の軽やかな服に切り替わるように、冬鳥たちは3月に入ると、夏の羽根に変身してきます。
カシラダカの雄やユリカモメの頭は、おしゃれな黒に変わってきます。
中旬から下旬になると、ツバメなど気の早い夏鳥が南から渡ってきます。
ツバメが最も早く飛来するのが南九州で、3月上旬に姿を現し、4月にかけて本州の全域に広がり、北海道も5月には見られるようになります。

渡来する時の気温は、平均気温で調べますと、約9度で、東京の場合は3月半ば過ぎにあたります。
年によって多少前後しますが、彼岸前後というのが目安です。
ヨーロッパのツバメの調査も、平均気温9.4度で渡り、日本とほとんど同じ結果になったのも興味深いですね。
ツバメの華麗に飛ぶ姿を見ると、本格的な春と感じる方が多いようです。

(ほけんや本舗0313)

0310

2008-03-10 11:11:16 | Weblog
3月14日が近づき、百貨店などの売り場はホワイトデー色になってきています。

日本でバレンタインデーが定着するに従って、若い世代の間でそれにお返しをしようという風潮が生まれました。
これを受けた菓子業界では昭和50年代に入ってから、個々に独自の日を定めて、ビスケットやマシュマロ、キャンデー等を「お返しの贈り物」として宣伝販売するようになりました。

この動きをキャンデーの販売促進に結びつけ、全国飴菓子工業協同組合(全飴協)関東地区部会が「ホワイトデー」として催事化したのが1978年。
全飴協の全国総会で「キャンデーを贈る日」として制定され、2年の準備期間を経て1980年に第1回の全国規模のホワイトデーが開催されました。

飴の材料である砂糖が白色だったため「白=ホワイト」から「ホワイトデー」と命名されたといいます。
それとは別に1977年、福岡市の老舗菓子屋「石村萬盛堂」が、この日にバレンタインチョコのお返しとして、白いマシュマロを売り出し、全飴協よりも先に考案したとする説もあります。

(ほけんや本舗0310)

0306

2008-03-06 00:46:42 | Weblog
啓蟄や蚯蚓(みみず)の紅の透きとほる  山口青邨句

昨日は二十四節気の一つ啓蟄(けいちつ)でした。
「啓」はひらく、「蟄」は虫が地中にもぐっていること。つまり冬ごもりの虫がはい出てくるころとされています。
日本には凛(りん)とした寒があるからこそ春が待ち遠しいのでしょう。

さて、気象庁は5日、今年の桜の開花予報を発表しました。
東日本では平年並み、西日本では平年並みか遅い見込みで、東京の開花は平年より1日早い3月27日。
東京の開花宣言の基準となる標本木のある靖国神社では、休眠打破した花芽がふくらみ、「固さ」を感じさせる姿を見せているそうです。

ところで、靖国神社内にある外苑休憩所の「靖国そば」が、参拝者たちから人気だそうです。
靖国そばは、35年ほど前提供を始めた名物メニューで、よもぎそばを使用し、錦糸卵や山菜、しいたけ、豚肉、かまぼこ、わかめ、ねぎをトッピングした、いわゆる全部入りのそばです。めんをうどんに変更することもできます。
桜の時期や行楽シーズンは、1日に500~600杯の注文が入る日もあるほどの人気です。

(ほけんや本舗0306)

0303

2008-03-03 10:46:02 | Weblog
3月3日のひな祭りは女の子の一大イベント。
桃の節句を終えたら、すぐにおひな様をしまわないと遅い結婚になるとか何とか・・・言われていますが、あわてて片づけるのはちょっと待ってください。

おひな様は湿気がとても苦手です。
おひな様をしまうのはカラッと晴れた日、湿度が低い日にしましょう。
そうすれば、乾いた空気と一緒にしまうことができます。

どんより曇った日や雨の日は湿度が高く、おひな様をしまう箱に湿気も入りこんでしまいます。
それがカビの原因になることがありますから、片づけるのは延期した方がいいですね。

また、おひな様を入れた箱は、押し入れの上の段や天袋など、湿気の少ない場所に置きましょう。
来年の春も、きれいなひな飾りを楽しむために、片づける日は「よいお日和」を選びたいですね。

(ほけんや本舗0303)