何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

FractalAudioSystems スーパーセミナー 増崎孝司×AX-8@山野楽器ロックイン新宿

2016年04月10日 20時53分46秒 | 音楽
昨日、山野楽器で開催されたセミナーに行って来ました。
専門的な事は相変わらずさっぱりなので、川崎さんのベースミーティングと同様、
「行っていいのかな~」とオドオドしてましたが、
約2時間半、増崎さんの楽しいトークと素敵な音が聴けて良かったです。
FractalAudioSystems AX-8というのは、デジタルアンプと云っていいのでしょうか?
具体的の内容は、専門的な事が解っていないので書けませんが、
エフェクトにも長けていて、コンパクトで持ち歩きも便利。
「これなら電車移動が出来るから、終わった後に酒も呑める」と(笑)
(昔、桜井さんが名古屋に来ると、アンプを駅前の新聞社の馴染の記者さんの所に預けてたって云ってたなぁ…)
自分がイヤモニで聴いている音がそのまま伝えられるという感じ。
サポメンでのリハーサルでは、プリセットしてある事により他の方に比べると時間もかからないとか…。

増崎さんがご自分の奏でる音をよりよく伝える為の試行錯誤を続けている中で、
現在においての最良のシステムがAX-8であり、エンジニアの方にも全幅の信頼を置いているんだと感じました。
そしてご自分の経験を踏まえながら、音楽をより楽しめるようにと惜しみなく伝える。
実践的な部分に置いても(多分メンタル的な部分も)、音楽をやっている方々にはホントに頼もしい先輩だと思います。
購入者には増崎さん仕様のプリセットもプレゼントされるそうです。
憧れている方にはたまらない話なんだろうな。

川崎さんは従来のアンプでの演奏と合わせるとどんな感じになるのか~というシュミレーション?で
ゲストミュージシャンとして登場。
エンジニアの方と同じように、川崎さんにもとても信頼を寄せている事が感じられました。
川崎さんもFractalAudioSystemsを以前使用していた時期があったそうで、
今は使っていないけどまた考えているとか…。
(ブログにも結構機材の事を書かれているから、音作りの為に色々試されている事が伝わって来ます。)

このシステムの事以外にも、イヤモニの話とか興味深い話もありました。
「好きな色は?」「赤です」「見りゃ解る(笑)」

デジタルのシステムにとりあえず辿り着いた増崎さんでしたが、「アナログも無くなる事は無いでしょう」と仰っていました。
そして、デジタルとアナログ共に発展して利用されるのが理想というような事を…
「さっき、最新のベンツに乗ってる親父がガラケー使ってるのを見ました。そんな感じで」
何て解り易い例え☆

音は目に見えない。
奏者は何処か冷静でいなくてはいけないし、聴者にも色々あって、
体調や心の持ちようによって、聞こえ方も受け取り方も変わってくる。
でも、特別な音に心惹かれたり、慰められたり、元気を貰ったり…。
そしてまた聴きたくなる。

伝える為の努力を惜しまないミュージシャンを一層眩しく感じた一日でした☆

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