日付 :2008年3月16日(日)
天気 :曇り時々晴れ(強風)
コース:小蓮華岳→白馬岳→小蓮華岳→白馬乗鞍岳→栂池自然園→(ロープウェイゴンドラ)→駐車場
1日目前編。
1日目後編。
昨夜の未明から風が吹きはじめ、強風が吹き荒れていました。
テントもしなって、少し怖い思いをしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/39/887dd077041550394a775aedbb47d1bc.jpg)
暗闇の白馬岳。
ここからのモルゲンロートに染まる白馬岳は最高です。
夏の時期、早起きして、頂上宿舎のテント場からここまで来ていました。
5時30分頃から、外をウロウロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/03/e28e2ff6e240fe14ddd1f572cc64f516.jpg)
5時50分、太陽が登りました。
しかし、東の空に雲があり、白馬岳が赤く染まることはありませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/96/94263c1291c1ec5a34c4ac95fbcaae09.jpg)
こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/26/eb19a9e6d0aac5e6b666cfa94ec92288.jpg)
テントと白馬岳。
山と比べたら、人間なんて小さいなぁ~と感じてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/18/8380ed50f4201dcb920b110e1d6a1744.jpg)
しなるテント。
テントの広い側面に、まともに風が当たっています。
それも当たっているのが入口側。
悪い例です。
しっかりと張綱を張ったことと、雪壁(少し貧弱ですが)を造っておいたことで
昨晩はなんとか持ちこたえたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f4/d039db2fd1b4915e7ee09ab9a7917dce.jpg)
西の空は、怪しい雲で真っ暗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a4/dc4b41b79b4daae94b2f3e1b2a42d7c7.jpg)
風も強く、この時点では登頂は辞めようと思っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/10/c9df872e9a59cc114ca3d668a373b2c9.jpg)
テントに戻って朝ごはん。
名残惜しく、テントの入口から白馬岳を眺めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d1/5df7958318891a37357d01c8fa1830d1.jpg)
テントを片付けて、ふと見ると晴れてきている!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/32/344beeed1f461e977f92bc6c24b973c8.jpg)
風はまだ強かったんですが、何度も歩いている道。
雪もカチカチで、ラッセルもなく、時間もかからないだろうと楽観し、
行くことにしました。
(無理はしないという前提で)
7時55分出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/69/236787fff6cc1d0fd1753d194acf0675.jpg)
小蓮華岳を越えて、少し下ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ce/5d160d60e6c209541b1dbafbf465b5f8.jpg)
轟音とともにそびえる白馬岳。
風と興奮で心が震えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/15/3f6bb5959c5d1d087dbf1f1addb72dfa.jpg)
杓子岳。
東の空が晴れているため、白馬岳は終始白く輝いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a1/164de4630d29f8f49d5e4f6619a01454.jpg)
きれいなひだ模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a4/11c7bac99140fcf8385b3f021f598188.jpg)
軽い荷物と沈まない雪面で、快調に登りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f1/e0542d966631f4cb97795d0c03ec7a1f.jpg)
手前の足跡。
アイゼンの歯の跡だけ。
全く沈みません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d6/3789e20403250abebf0da736636a5906.jpg)
誰もいない稜線をひとりだけ。
心細さと興奮で胸が高鳴っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/15/0e3e00ed768f17c102e1c087d991d669.jpg)
白馬岳が近づいてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/cc/b91906d6be1bd235865a37dfa008d0f4.jpg)
小さなピークをいくつか越えて、三国境へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/5d/5475ecbbdc0a3bdfc5222c6ee97e803d.jpg)
尾根伝いに歩いて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/68/64eae3e861e217d4be133b209c1b3dce.jpg)
写真ではわかり難いですが、壁が出てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/37/965ff90d3eb116c6a2659246287af010.jpg)
夏道ではここを、ジグザグに登るところですが、
冬はナナメにトラバースをすると、ツルンと滑って落ちそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3c/919bed0c201c7f4a4a4edb11c3f8d1cc.jpg)
壁はこんなくらい。
少し怯みましたが、アタック!
(無理はいけませんが)
アイゼンの前歯を効かせて登りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5b/b195683f27621641668ef6c597e8432f.jpg)
少し平らなところで一休み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/48/5f20da1355af3980b6a01dca513c6cdb.jpg)
もう一枚の壁を登って、最後に岩場にペンキの矢印が出てきました。
岩場を過ぎれば、なだらかな登りになって、緊張が解けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d2/528a8989b8a491c87fee4aae16ea6d43.jpg)
9時45分、頂上到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ea/24570e1b7642fae5948094beee9cc29b.jpg)
歓喜のジャンプ=!
風に飛ばされることはありませんでした。
続きはこちら。
天気 :曇り時々晴れ(強風)
コース:小蓮華岳→白馬岳→小蓮華岳→白馬乗鞍岳→栂池自然園→(ロープウェイゴンドラ)→駐車場
1日目前編。
1日目後編。
昨夜の未明から風が吹きはじめ、強風が吹き荒れていました。
テントもしなって、少し怖い思いをしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/39/887dd077041550394a775aedbb47d1bc.jpg)
暗闇の白馬岳。
ここからのモルゲンロートに染まる白馬岳は最高です。
夏の時期、早起きして、頂上宿舎のテント場からここまで来ていました。
5時30分頃から、外をウロウロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/03/e28e2ff6e240fe14ddd1f572cc64f516.jpg)
5時50分、太陽が登りました。
しかし、東の空に雲があり、白馬岳が赤く染まることはありませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/96/94263c1291c1ec5a34c4ac95fbcaae09.jpg)
こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/26/eb19a9e6d0aac5e6b666cfa94ec92288.jpg)
テントと白馬岳。
山と比べたら、人間なんて小さいなぁ~と感じてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/18/8380ed50f4201dcb920b110e1d6a1744.jpg)
しなるテント。
テントの広い側面に、まともに風が当たっています。
それも当たっているのが入口側。
悪い例です。
しっかりと張綱を張ったことと、雪壁(少し貧弱ですが)を造っておいたことで
昨晩はなんとか持ちこたえたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f4/d039db2fd1b4915e7ee09ab9a7917dce.jpg)
西の空は、怪しい雲で真っ暗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a4/dc4b41b79b4daae94b2f3e1b2a42d7c7.jpg)
風も強く、この時点では登頂は辞めようと思っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/10/c9df872e9a59cc114ca3d668a373b2c9.jpg)
テントに戻って朝ごはん。
名残惜しく、テントの入口から白馬岳を眺めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d1/5df7958318891a37357d01c8fa1830d1.jpg)
テントを片付けて、ふと見ると晴れてきている!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/32/344beeed1f461e977f92bc6c24b973c8.jpg)
風はまだ強かったんですが、何度も歩いている道。
雪もカチカチで、ラッセルもなく、時間もかからないだろうと楽観し、
行くことにしました。
(無理はしないという前提で)
7時55分出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/69/236787fff6cc1d0fd1753d194acf0675.jpg)
小蓮華岳を越えて、少し下ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ce/5d160d60e6c209541b1dbafbf465b5f8.jpg)
轟音とともにそびえる白馬岳。
風と興奮で心が震えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/15/3f6bb5959c5d1d087dbf1f1addb72dfa.jpg)
杓子岳。
東の空が晴れているため、白馬岳は終始白く輝いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a1/164de4630d29f8f49d5e4f6619a01454.jpg)
きれいなひだ模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a4/11c7bac99140fcf8385b3f021f598188.jpg)
軽い荷物と沈まない雪面で、快調に登りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f1/e0542d966631f4cb97795d0c03ec7a1f.jpg)
手前の足跡。
アイゼンの歯の跡だけ。
全く沈みません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d6/3789e20403250abebf0da736636a5906.jpg)
誰もいない稜線をひとりだけ。
心細さと興奮で胸が高鳴っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/15/0e3e00ed768f17c102e1c087d991d669.jpg)
白馬岳が近づいてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/cc/b91906d6be1bd235865a37dfa008d0f4.jpg)
小さなピークをいくつか越えて、三国境へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/5d/5475ecbbdc0a3bdfc5222c6ee97e803d.jpg)
尾根伝いに歩いて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/68/64eae3e861e217d4be133b209c1b3dce.jpg)
写真ではわかり難いですが、壁が出てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/37/965ff90d3eb116c6a2659246287af010.jpg)
夏道ではここを、ジグザグに登るところですが、
冬はナナメにトラバースをすると、ツルンと滑って落ちそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3c/919bed0c201c7f4a4a4edb11c3f8d1cc.jpg)
壁はこんなくらい。
少し怯みましたが、アタック!
(無理はいけませんが)
アイゼンの前歯を効かせて登りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5b/b195683f27621641668ef6c597e8432f.jpg)
少し平らなところで一休み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/48/5f20da1355af3980b6a01dca513c6cdb.jpg)
もう一枚の壁を登って、最後に岩場にペンキの矢印が出てきました。
岩場を過ぎれば、なだらかな登りになって、緊張が解けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d2/528a8989b8a491c87fee4aae16ea6d43.jpg)
9時45分、頂上到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ea/24570e1b7642fae5948094beee9cc29b.jpg)
歓喜のジャンプ=!
風に飛ばされることはありませんでした。
続きはこちら。
この時期に白馬ですか~
馬力ありすぎ~~!!
そして、なんと綺麗な雪景色なんでしょ~^~^
頑張ったものにだけ与えれる、ご褒美~!
でも、天気、もって良かったですね~0^^0
雪の山は天気が8割影響する・・・と、思ってます(あはっ!軟弱だから~悪天候はやだぁ~0--0)
しかし、風はすごかったんでしょうね~m--m
雪が落ち着くまで、やはりこのルートですかね~?
雪崩の事もあるし・・・><
白馬乗鞍・・・ニアミスだったんだ~
早い時間だったんで、雪がまだ固かったです0--0
ピッケル・アイゼン(スノーシュー)の方が断然、楽勝だったと・・・スキーアイゼンほしかった
いつかどかで~バッタリ~
天気も良いし、やはりアルプス・・・写真の迫力が違います。
素晴らしい写真を堪能させて貰っています。
テント場から「朝一』で小蓮華まで来ればいいんだ。
言われてみると、
「アッ、な~るほどね」。
いつかやってみます。
『赤い白馬』を期待しましたが、
「もう一歩・・・」でしたね。
『やめろ!!!!!!』とは口が裂けても言いません。
次回、白馬山系がニッコリ笑ってくれる日に、
気合を入れてください。
自分的には、上から9番目の広角系(?)が好みです。
よろしければレンズ角をお知らせください。
おそらく自分では体感見することのできない白馬の数々をありがとうございました。
心が震えるばかりか、手に汗にぎって身体も震えてます^_^;
栂池くらいまで行って眺めてみたいな・・・
無理はしないって言っても
弱力女さん心配されていませんか?
ところで我が家に近づきました?(^_-)-☆
雪景色、きれいですね。
白馬近辺は、とてもきれいで大好きなエリアです。
今の時期は、ここからでしょうか?
大雪渓は、雪崩の巣になってるし・・・。
雪の季節は、天気が重要ですね。
そこに神経集中です。
みいさんともいつかバッタリしそうですね。
その時はよろしくお願いします。
アルプスは山が尖がっていて、絵になりますよね。
とっても好きです。
でも会津の山も好きですよ。
静かで、やさしいイメージがあります。
登りたい山がたくさんあり過ぎて、今年も消化できません(涙)
頂上宿舎裏のテント場から、1時間もかかりません。
日の出前に何度か行きまして、赤い白馬岳撮れましたよ。(ただ、戻りの登りがつらいです(笑))
私のお気に入りポイントのひとつです。
9番目のデータは、18ミリ(35ミリ換算27ミリ)F8、800分の1秒、+1補正です。
冬の白馬岳、挑戦してください。
遠見尾根の方が難しいと思うんですが?
是非!
>手に汗握って・・・。
ご心配おかけします。
事故のないよう、気をつけます。
白馬乗鞍岳までなら、たくさんの人たちが入るので比較的安心です。
栂池自然園からの白馬連峰もとってもきれいでしたよ。
是非!
>弱力女
どうなんでしょう?
自然の驚異!すごい。 <新型のテントかと思った・笑>
>歓喜のジャンプ=!
私もそこでそうして跳びたいものです!
でも、ピッケル持って、アイゼンつけてちと危なくないですか?
それにしても絶景です。
あの先に行きたいな~なんて思ってしまいましたが、さすがに厳しい世界ですね。
あの小蓮華の斜面なんて滑ったらさぞよかろう・・(死ぬかも。)
山頂ジャンプ、高さがすごいです!!三脚マンってほんとにタフだな^^尊敬です。