三脚マンと弱力女の登山日記

登山が趣味の夫婦です。

甲斐駒ケ岳と早川尾根縦走(1日目)

2006年10月21日 | 登山
日付 :2007年10月21日~22日
天気 :晴れのち曇り
コース:北沢峠→仙水峠→甲斐駒ケ岳→仙水峠→アサヨ峰


今シーズンの南アルプス林道の閉鎖が近づき、甲斐駒ケ岳の
撮影の山行きに行ってきました。

前日に芦安駐車場まで走り、駐車場で仮眠。
始発の5時10分のバスに乗り込みます。
広河原にてバスを乗り換え、6時50分発北沢峠に向かいます。






7時15分、北沢峠到着。
紅葉の時期もほぼ終わり、登山者は少なくなっています。
準備をして、8時頃仙水峠を目指して出発。






小屋付近で熊が捕まったようです。
今年は、熊出没情報が多いですねぇ~怖いなぁ





はじめのうちはなだらかな登山道、次第に斜度が増していきます。






振り返ると、仙丈岳が見えます。
ここ2000m付近では、まだ木々が紅葉してました。






目の前に、魔利支天が見えてきます。






甲斐駒ケ岳の頂上も見えてきました。
紅葉もきれいです。






約1時間で仙水峠に到着。
天気もいいし、このまま早川尾根小屋(閉鎖中)まで行ってしまうのも
時間が早いと思い、甲斐駒ケ岳に行くことにします。





荷物をデポして、サブザックで駒津峰に向かいます。
通常甲斐駒ケ岳に登る人は、双児山経由で登るので登山者もなく、静かな
登山が楽しめます。





しばらく登ると、展望が開けてきます。
甲斐駒ケ岳もドンドン大きくなっていきます。






斜度がきついため、弱力女も自分のペースで登ってきます。






10時過ぎ、駒津峰到着。
駒津峰は、もう双児山経由の登山者でいっぱいでした。






眼前には甲斐駒ケ岳。
ここからの景色は、三脚マンのお気に入りポイントです。
三脚マンが写真を撮っている間に、弱力女は出発します。






途中、直登コースと巻き道コースに分かれます。
弱力女と打ち合わせをしてなかったため、三脚マンは直登を選びます。
しばらく登っていると、巻き道コースを登っている弱力女を見つけます。
お互い確認しあって、頂上での合流を目指します。






11時30分、山頂到着。







まだ人も少なかったため、頂上の岩上でこんなことも・・・。






いつものペースで昼ごはんを食べてゆっくりしてしまいました。
13時近くなって、下山開始。
帰りは2人で巻き道コースを下ります。






登山道は、花崗岩特有の砂道。
燕岳、空木岳の登山道に似ています。






飛ばして下るつもりが、岩の形が面白く、足が止まってしまいます。





これから登る、栗沢山、アサヨ峰方面。
早川尾根小屋までは、いけそうにありません。






途中甲斐駒ケ岳が、斜光に輝きだします。






駒津峰。けっこうな斜面。
15時前、仙水峠の荷物を拾い、栗沢山を目指します。
秋になって、日が傾くのが早くなりました。






荷物を背負うとペースダウン。
急登がこたえます。






斜光で甲斐駒ガ岳がきれいです。







早川尾根は誰一人いませんでした。
ここで事件勃発
前方の茂みに、ガサガサと物音が・・・。
「シカかな♪」とのんきに様子を伺っていると
姿を現したのは、黒い物体・・なんとでした(場所は栗沢山とアサヨ峰の間)
熊もこちらに気付いています。
こちらの武器は三脚ぐらい・・・。
しばらくすると熊の方が逃げていきました。
弱力女の逃げ足も速かったが、熊の逃げるスピードはすさまじく速かったです。
あんなんで追いかけられたら、絶対逃げられません。

真っ直ぐ進むのは怖いので、少し戻って、熊の逃げていった西側でなく、
東側斜面をラジオ大音量かけて歩きます。


この縦走路はこの時期、人の気配は全くありません。
暗くなる前に、アサヨ峰頂上でビパーグしました。
夕食の空容器等、匂いのするものはジップロックでシャットアウトしました。







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