H講師のクール講座  クールだけど、熱いので炎上注意です(笑)

30年前
私の言葉で始まったテレクラ
3日後にサクラの原型を作りあきばの企画は、専門の声優科生徒を使う予定だった…

本日放送 クローズアップ現代・アニメ

2017-06-07 22:20:51 | 日記
電通の社員が過労死。

それより働いているのが「アニメーター」である。
しかし、「死なない」です。

それは、「仕事が好き」だから「自殺」なんてしないです。

「鬱」で診断書を貰うのは「仕事を辞めるため」である。
だが、数カ月すると「別の会社」で仕事を再開する。

「鬱」は「今の会社を辞める口実」なのだ。


それに、「アニメーター最低賃金年収111万」で、平均賃金333万。
という事は、上は555万であるが、それはあくまでも555万である。

1000万プレイヤーは複数存在するのである。
私が現役のころ、11時過ぎに遅く来て、終電か始発で帰る生活をしていた。
誰もが、9時に来て早く帰ればいいでしょう、と言うだろうが・・・
その時間には、まだ仕事が「来ていない」のだからしょうがない。

終電を気にしないために、バイクを勧められた。

とりあえず、バイクで通っている奴のバイクに跨らして貰った。
DAXに乗ったら「小さすぎる」といわれ、
GSX250に乗ったら「50みたいだから、もう少し大きいのがイイ」といわれ、
ハーレースピードスターに乗ったら「それが一番」と言われたが、
高くて買えないので、中古のホンダ「GL400」にしました。
この時、アトムを高田馬場でやってる頃だが、
何人も「ハーレー」に乗っていた。

そう、仕事のできる人は、お金が貰えるの「アニメーター」なのである。
私も、22の時で一番貰っていた時に、月70万でしたが、
月の1/3は徹夜をしているが、非常に楽しい現場であった。
それよりも「あのルパンの大塚さんと一緒に仕事が出来る!」
それも、私の方が「上のポジション」で(笑)
余談だが・・・もののけの後、特集号で「宮崎駿作品集」の中に、大塚さんとともに「テレコム」に居たっていう事は…(笑)

アニメ業界は「できない人がブラさっがている」ので、その金額になるのである。
専門学校で何にも出来ない奴を、スタジオに入れるから、そんなことになるのだ。

それをとるスタジオがいるのも事実である。
それは、その中に「化ける」人物を探しているからだ。

でも、酷いスタジオがあるのが一番の原因だ。

例)仕上げ1枚100円 1人の塗れる枚数は、1月3000枚=30万

  
だが、会社は300円で受けているのである。
普通に見えるが・・・月産10万枚と謳っている。
という事は、150円利潤×10万=1500万×12カ月=1億8000万だ!!!

だがアニメーターと言うのは「作画」の事なのである。
動画>原画>作画監督というステップになる。

その中でも「動画」食えないのである。
私も新人のときに・・・
「原画になるには?」と聞いた時に・・・
「月1000枚動画を描いたらやらしてやる」といわれて、
(今は、700とも500ともいわれているそれは、昔のキャラより線が多いからだ)
「その他は?」と聞いたら・・・
「2年やって原画に上がれなかったら業界をやめろ!」といわれて・・・
1年2カ月原画になったが、その間に辞めていった人は数知れない。。。


日本のほしいのは「原画」である。
あの素晴らしい原画があるからこそ、「アニメ」が存在するのである。

だから、出来る「原画」を育てるための「動画」であって
「原画」になる為の「予備軍」であって、1軍ではないのである。

でも、野球もそうだが、2軍でも「賃金」は貰えるのである。

でも、2軍の人が「賃金が安い!」なんて言わない。
それは、保障がされているからだ。

国は都合のいい時だけ「アニメは文化」とか言うが、なにも保証はしてくれない。
文化庁がプロジェクトとして「アニメーター育成」を目指したが、
心もとない「金の亡者」に殆ど流れてしまった。

その人物がいるのが「クローズアップ現代」の冒頭に、積み上げられていたプリントに、
大きく書かれていた「団体名」がそれである。