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タコカレ海を渡る

2010年6月より青年海外協力隊として活動中。10ヶ月のブルキナファソ生活、5カ月の日本待避生活を経て今度はマラウイへ!

大事なことの一つ。

2011-12-01 13:45:49 | @MALAWI
昨日、仕事からの帰り道にスーパーで買い物をしていたら、KCHの歯科で働いている人に会い、なんとその後彼の車で家(=相変わらずゲストハウス)まで送ってもらえた。

その車の持ち主はマラウイアンではなく、ボランティアでかれこれ4年マラウイで働いているというアジア人だ(国の詳細は聞いてない)。

私の院内ネットワークも少しずつではあるが、着実に広がってきたということか。




最近(でもないか)気づいた、国際協力の場面で働くときに大事なことの一つ。

それは、他国のボランティアや他の諸団体のことをよく知っておくということだ。



今はすっかり同僚として働いているUNV(国連ボランティア)、実はこのマラウイにくるまで国連ボランティアなる存在を知らなかった。

他にもVSOとか、本当にいろんなところから、いろんな制度にのっかって途上国で活躍している人は多い。

ちょっとその団体の名前をしっていたりするだけで、彼らの背景がわかるので、初対面でもささっと距離を縮めることができる。

他の団体のボランティアの働き方は例えばJOCVにとっても参考になるし、そういうところとの協力関係もまた大事なのではないかなぁと思う。




大病院に来たからこそ気づけた事。

毎日いろんな発見があって、楽しい。

アフリカならでは!?

2011-11-30 13:45:03 | @MALAWI
今日も青空がさわやかなマラウイです。



もうじき雨季、ということで最近徐々に蚊が増えてきているような気が・・。

それにしても、どうしてこう蚊は私のことをこんなにも好きなんでしょうか??

防蚊対策をしてもしても、寄ってくる。その熱意には頭下がりますよ、ホント。



当然、マラリア関連の患者さんも増えてくるわけで、脳性マラリア後遺症なんていう診断名を多く目にするようになってきました。

12月1月にはもっともっと増えるんだそうです。



患者さんの疾病構造はやはり日本のそれと違うわけですが、アフリカにいるんだなぁと実感するようなのは例えば結核関連疾患。

結核性脊椎炎による対麻痺の多いことといったら!!
 *結核で背骨が溶けたりして神経にさわり、両脚に麻痺がでた患者さん




それから、HIV関連。HIVに伴う神経炎とか、かなり多いです。

今、入院患者は全員HIV検査が義務になっているようで、HIVと関係ない普通の骨折患者さんとかにもHIV陽性の人がいたりします。



熱傷が多いのも、地べたで調理をする途上国に多いとか何とか。。




脳卒中患者さんはたくさんいるけど、心疾患や糖尿病は少数派ですね。(リハにこないだけで、潜在的にはたくさんいるのかも。。ちょっとわかりません)




今日もアフリカで働いてます。

NSIMA作り。

2011-11-27 15:19:56 | @MALAWI
マラウイの主食はnsima。

nsimaと書くけど、発音はほぼカタカナのシマといってるようにしか聞こえない。

シマというのはトウモロコシの粉とお湯を練り上げて作った、餅のような、団子のような・・・

すいとん?そばがき?そんなような食べ物なのです。




マラウイ人と話をしてると、かならずシマの話しに。シマはたべたか?とか作れるか?とか。

とくに後者。マラウイの女性はシマを作れてはじめて一人前なんだ、だからお前も作れるようにならないと!



いや・・私マラウイ人じゃないし・・・と思いつつも、まぁシマ作れたほうが日本帰ってからも皆にごちそうできるしね。



ってことで、シマ作ってきました。



ブルキナではトーを作ったけど、トーの方が繊細。笑

食感もシマの方が硬く練り上げるので、食べ応えがある感じです。



<シマの作り方> 

① 一肌よりちょっと温かいくらいのぬるま湯にトウモロコシ粉を溶かす。しゃばしゃばすぎず、どろどろすぎない程度に、うっすらとろみがあるくらいの濃さ。

② ①を木べらでかき混ぜながら火にかける。1-2分かき混ぜながら火にかけるが、ちょっと透明感が出て質感が変わってきたらかき混ぜるのをやめて10分くらいひたすら待つ。地獄谷みたいに熱い液体がはねまくるので蓋した方がベター。

③ 10分後、ぐらぐら煮立ってるお粥上のところにトウモロコシ粉を足しながら木べらでひたすら混ぜる。木べらで練り上げられるぎりぎりの固さくらいまで粉を足しながら練る練る練る。

④練りあがったら、専用のヘラですくって形をつくる。


そうしてできたのが、ハイコチラ↓↓




ちなみに一緒に写ってるソースは私がつくったものじゃありません。

ヘラですくうときに綺麗にできなくて、なんだかイマイチな形してますけど、出来栄えは上々!とのこと。


その後おいしく頂いたのはいうまでもなし。

楽しくおいしいひと時でしたー。










シマ作りをした家のご近所のマダム達。彼女たちがシマづくりを教えてくれたわけではない。

悩ましい。。。

2011-11-26 15:01:30 | @MALAWI
金曜日の午後。

午前中に病棟の看護師さんが「新患なんですけど」とドクターからの紹介状をもって現れたり、前日に小児病棟のお母さんと「また明日!」なんて約束をしてたもんだから、ガツガツ病棟周りをしようと思ってた。


たまたま「俺も新患みなきゃ」という同僚+通りがかった同僚(国連ボランティア)と一緒に小児病棟に行き、一人患者さんを診たあとまた別の小児患者さんを見に行こうとしたとき。



同僚達より一言。



「月曜日に行けばいいよ。今日は帰るぞ!」




・・・??  まだ勤務時間中だし、だいたい約束残ってるし


これから行こうとしている患者さんのリストをだーっと口頭で挙げると「緊急性がないから月曜日でいいよ」と・・・。




彼らの言い分はこういう話。


フィジオセラピー科には理学療法士は私を含め3人(残る二人は国連ボランティア)、+リハビリテーションテクニシャンと呼ばれる人が本来常勤2人+臨時1人いるはずが、諸事情会って常勤1人。そして残るは二人の看護師。


あんまり忙しく仕事を請け負いすぎると、自分たちが人手不足だという現状を周囲に判ってもらえなくなる。

人手が足りないということをアピールしていかなければ、将来的に自分で自分の首を絞めることになる。








その理論がわからないでもない。

しかし納得いかない私・・・。



確かに人では足りないと思う。

もし、今フィジオセラピー科が全力でベストを尽くして患者を診てるにも関わらず、人手が足りなくて困っているというのなら話はわかる。

でも、私的にみれば、まだまだ余裕があるわけで。

ちゃんとアレンジすれば、決して処理しきれないだけの仕事を請け負ってるわけではない。



まぁこれを訴えたところで、現地の実情にはひびかないから何もいいませんけども。



マラウイでは理学療法士は開業権を持っている。そして理学療法士の資格を持っているのであれば開業したほうがずっとお金になる。

公的病院は給料が安い。カムズ中央病院にボランティア以外の理学療法士スタッフがいない理由はここにある。

理学療法士の資格をとれたのなら、皆開業して公的病院からいなくなってしまうのだ。




カムズ中央病院での活動で、同僚たちに何か残そうというよりは病棟やドクターとの連携の中で患者さんに何か残そうと奮闘している今、私は私のペースを守って仕事をしていくんではないかと思う。

それにしても、これって国籍の問題?それとも性格の問題?

悩ましいわー

病院スタッフとして。協力隊として。

2011-11-25 01:45:59 | @MALAWI
病院で働きだして約6週間。

思いのほか忙しく、ブルキナ時代とはうって変った生活を送っているのは皆さんご存じのとおり。



青年海外協力隊としての活動としては、私の働き方はあまりそぐわない方法なのかもしれない、と時々思う。

隊員が居なくなったあとにも続いていく何かを残すのが、協力隊の流儀だから。

私は完全にマンパワーとして働いていて、それをよしとしない風潮もないわけではない。



それでも私は同僚に何か指導する気などないし、いろんなケースを一緒に考えていくスタイルをとるつもりだ。

そもそも、マンパワーとして働けもしないヤツの話なんて誰も耳を傾けない。


患者さんにできる最大限のことをして、それをカルテに書きとめる。カルテは誰の目にも触れるから、私の思考回路はそこに刻まれていく。

フィジオセラピー科の同僚だけでなく医師や看護師、家族ともたくさん話しあう。

そうやって作っていく関係のなかに何か残ればいいなぁと。そんな風に思いながら過ごしている。





2つの異なるアフリカの国を体験するなかで、国際協力について考えてみることだってある(たまには)。


仲良くなったマラウイ人の友達と腹を割っての話。

例えば、どうしてマラウイ人は時間にルーズなのか。

「今行く」と言うから来ると思って待っていたらこない、ということも茶飯事。

そのとき私が言ったセリフで、マラウイ人の友達が「そのセリフ好き」と言って爆笑してたものにこんなのがある。



Is this a problem of nationality or personarity? (国籍の問題?性格の問題?)



時間にルーズと言う問題一つとっても、交通網やいろんな環境要因に依存する部分がもちろんあるのだが、個人の資質も大きく関与する。概してマラウイ人はルーズだ。

でもそれが必ずしも悪いわけではないというところがミソで、深く考えていくと国際協力とはなんぞや??という話にまで発展していき・・・・それが良い睡眠薬になったりも。笑



自分の立ち位置探しに苦労して苦労して、何やってんだろう・・・と思う日々が続くのも、激動にもまれてバタバタ働くのも国際協力なんだろう。

なんだか書いてたら無性にブルキナにも行きたくなった。


とはいえ。ここはマラウイ。


そして今は金曜日の朝。

午前中は熱傷病棟の包帯交換に参加して傷の確認や関節可動域訓練をする日。

忙しくなりそう。。



今日もよい一日を!









最近の私的KCH

2011-11-23 02:05:40 | @MALAWI
今日は悲しい知らせがあった。

熱傷病棟に入院していた男の子が亡くなっていた。

火傷を負う前は18キロあったという体重が、ここ最近のデータで12キロまで減少していた彼。

だんだん力なくなっていくなぁと気になっていたのだが、ついに天国に旅立ってしまった。

こういうとき、どうしょうもない感覚がこみ上げてくる。

人はいつかみな死ぬのだけど。


最近、熱傷のみならず小児HDUと呼ばれる病棟にも顔を出すようになった。

病棟巡りもだいぶ守備範囲が広まってきたってもんだ。

HDUというのはHigh Dependency Unitの略で、まぁ日本でいうHCU(High Care Unit)。

医療への依存度が高い重症患者さんのための病棟だ。

小児HDUは6床か7床の病棟で、動脈血酸素飽和度や心電図がモニターされてたりもする。

まさかアフリカにきてこんな病棟で働くと思わなかったし。


医師が直々にフィジオセラピー科に依頼書を持ってコンサルトしに来たのは呼吸不全の患者さん。

日本でも手を出したことないような新生児の呼吸リハ。

小児用のステート(聴診器)がないよ~!と思いながら、大人用で頑張る。

情報収集も必死。もちろん英語で書かれているカルテを一生懸命読んでみる。

電子辞書片手にカルテに向かう姿はあまりサマにならないけど、そんなことはどうでもいい。

大事なのは患者さんの状態を理解することですから~。

医師と情報共有するのも一苦労なんだけど、避けて通れません。頑張るしかない。


しどろもどろしゃべるアジア人が、病院の中ですぐに受け入れられるとは思わないけれど、日本人お得意の勤勉さを売りに頑張ってる次第。

足しげく通う ⇒ 病棟で顔なじみ増える ⇒ 情報得やすくなる。もちろん患者さんの状態もこまめに知れるから絶対に有利だ。

この辺のプロセスは日本で仕事してるときと変わらないんだなぁと知った。

そして、日本にいるときと仕事の進め方(自分なりの作戦)が変わらないんだということも知った。

私一人では何もできなくて、常に誰かを巻き込んで仕事をしていくというスタイル。

全然変わってないやん!と気付いたときにはちょっと笑った。


残り任期も半年になろうかというときに、何やら大きな波がうねっている様子。

波にのまれず、波にのっていかねば!と思う今日この頃。

熱傷病棟に入院していた男の子が亡くなっていた。

火傷を負う前は18キロあったという体重が、ここ最近のデータで12キロまで減少していた彼。

だんだん力なくなっていくなぁと気になっていたのだが、ついに天国に旅立ってしまった。

こういうとき、どうしょうもない感覚がこみ上げてくる。

人はいつかみな死ぬのだけど。




最近、熱傷のみならず小児HDUと呼ばれる病棟にも顔を出すようになった。

病棟巡りもだいぶ守備範囲が広まってきたってもんだ。

HDUというのはHigh Dependency Unitの略で、まぁ日本でいうHCU(High Care Unit)。

医療への依存度が高い重症患者さんのための病棟だ。

小児HDUは6床か7床の病棟で、動脈血酸素飽和度や心電図がモニターされてたりもする。

まさかアフリカにきてこんな病棟で働くと思わなかったし。

医師が直々にフィジオセラピー科に依頼書を持ってコンサルトしに来たのは呼吸不全の患者さん。

日本でも手を出したことないような新生児の呼吸リハ。

小児用のステート(聴診器)がないよ~!と思いながら、大人用で頑張る。

情報収集も必死。もちろん英語で書かれているカルテを一生懸命読んでみる。

電子辞書片手にカルテに向かう姿はあまりサマにならないけど、そんなことはどうでもいい。

大事なのは患者さんの状態を理解することですから~。

医師と情報共有するのも一苦労なんだけど、避けて通れません。頑張るしかない。




しどろもどろしゃべるアジア人が、病院の中ですぐに受け入れられるとは思わないけれど、日本人お得意の勤勉さを売りに頑張ってる次第。

足しげく通う ⇒ 病棟で顔なじみ増える ⇒ 情報得やすくなる。もちろん患者さんの状態もこまめに知れるから絶対に有利だ。

この辺のプロセスは日本で仕事してるときと変わらないんだなぁと知った。

そして、日本にいるときと仕事の進め方(自分なりの作戦)が変わらないんだということも知った。

私一人では何もできなくて、常に誰かを巻き込んで仕事をしていくというスタイル。

全然変わってないやん!と気付いたときにはちょっと笑った。




残り任期も半年になろうかというときに、何やら大きな波がうねっている様子。

波にのまれず、波にのっていかねば!と思う今日この頃。

Area 49

2011-11-22 02:08:46 | @MALAWI
週末にリロングウェ市内のArea49と呼ばれる地域に行ってきました。

なるべくローカルな生活を見たいから、といってゲストハウスで働いている職員さん(もはやすっかり友達)にお願いして連れてってもらいました。



マラウイきてから始めて一眼を持ち出した!






タウンと呼ばれる市街や私の居住地域Area3は綺麗な住宅が並んでいて、道路も舗装路だけど、ちょっと郊外にでるとほらこの通り。




道を歩いてると「アズングー!アズングー!」と呼ぶ声が。

ブルキナでいう「ナッサーラ(白人)」、こちらではアズングと呼ばれます。



まるでスーパースター。ちょっと手を振ってあげるとキャッキャと喜ばれます。

すでに3時を回ってるというのに「グッモーニン!」

彼らのつたない英語ボキャブラリーを駆使した結果です。挨拶というカテゴリーはあたってるよね。



Area49のとあるお宅にお邪魔。

「水汲みしたことある?」とそこの娘さんに聞かれ、「ないよー」と答えると・・・

「こっち来て!」と呼ばれて、ほらこの通り。





ナイスデモンストレーション。

このあと、私も水汲みしましたよ。穴にひも付きバケツを落としてバケツを上手い具合にたおして水を引っ張り上げるという作業。




写真をとってたら近所の子供たちも集まってきました。

踊りがうまいねー。






やっぱり、こういう生活に触れないとね!


またカメラを連れて出かけたら街の様子を紹介しますね。

名前の話し

2011-11-19 14:10:42 | @MALAWI


そいうえば、ブルキナにいたとき現地の名前をいくつかもらったりしました。



ラムッサ

ナレ

マリジャン




そして、ここマラウイでも現地名ゲット。

Chisomo Banda



Chisomoはそのままチソモと呼んで、Graceという意味なんだそう。

Bandaは日本で言う山田さんに当たる名字。



今では患者さんの中にも「ちそも~」と呼びかけてくる人がいて、だいぶ認識できるようになってきました。







名前といえば、先日一緒に働いているフィジオセラピー科のナースがこんな質問を。


「日本には何かObjectからとった名前はある?」

Objectって何のことかいな・・・と思って色々話してみると、マラウイにはこんな不思議な名前の人がいるらしい!!




フォークさん。

スプーンさん。




フォークとかスプーンを名前にしちゃうって・・・^^;


ちなみに、虫ころがしさんという名字もあるらしい。笑



名前はブルキナでも苦労したけど、それはマラウイでも一緒。

Mr.チンコンデ とか MR.チペンベゾ とか Madame カマンビリ とか Madame チフンベクヮ とか・・・・


現地名との格闘はしばらく続きそうです。




最近の流行をつぶやいてみる。

2011-11-17 01:55:29 | @MALAWI
最近、はまっていること。

①患者さんとチェワ語で話すこと。 

 チェワ語のボキャブラリーがつたないので、だいたい「何食べた?」とか大したことない話しかできないのだけど、チェワ語で話しかけると患者さんの反応が全然違う!のでやめられない。



②日本から使うかどうか疑問に思いつつ重い想いをしながら持ってきた英語の分厚い本を読むこと。

 子供の理学療法、というタイトルの本ながら色んな疾患をカバーしていて大人にも応用できるのでかなり重宝して利用中。毎朝、毎晩どこかしら読むのが日課。



③土曜日の野菜大量買い。

 健康な体には野菜が不可欠。



④夜のティータイム

 ゲストハウスの職員さんとのお茶タイムが楽しい!ロイヤルミルクティーを入れて一日の出来事やマラウイor日本の生活の話など、なんでもしゃべってます。マラウイ人的視点のマラウイ情報がもらえるので重宝。英語の上達のためにも大事な時間。



⑤マンゴー

 やっぱりマンゴー食べておかないと。

パーニュに代わり、、チテンジ!

2011-11-12 22:56:36 | @MALAWI
ブルキナファソではパーニュと呼ばれているアフリカンな布たち、マラウイではチテンジと呼ばれて売られています。

布をそのまま腰に巻いて服にしちゃうのが、こちらの女性達の普段着。

縫い目がないので、洗濯後に乾くのがめちゃくちゃ早いし、たたむとかさばらないし、服としてだけでなく風呂敷みたいにつかったりちょっとしたカバーになったりもするので、私も愛用しています。



そのチテンジ、道端でミシンを出してるおじさん達に頼むと服にしてもらえます。
こっちではなぜか女性の仕立て屋さんを見かけない

・・・というわけで、つくりました。













友達が写真をとってくれたので載せてみます。

ゲストハウスの自分の部屋で。マラウイ地図のリロングエのところを指さして撮られてみました。笑



この服、大変好評で私も気に入ってましたが、背中のファスナーにトラブル発生(ブルキナのバンフォラにいた某あっこにも同じトラブルが起きたことがあったような・・・)


結局ファスナーをはずし、ボタンで留めるように改造中です。


多分、上手く改造できるはず。笑




週末はローカルマーケットで野菜を買うほか、時々はタウンと呼ばれる繁華街に繰り出して用事を足したり、マーケットの近所の大型スーパー街をうろつくのが定番の過ごし方です。

今日は病棟ラウンドのときに使うファイルやまた別のチテンジ服をゲットしてきました。



午前中に用事を足してゲストハウスに戻ったらスタッフの一人が「ちょうど食べるところだから」とシマをごちそうしてくれたので、夜は私がご馳走してあげることに。

今晩のメニューはMpunga ndi nkuku(直訳:米と鶏)

チキンピラフを作りながらの更新でした。

ではまたー








また仕事の話ですが。

2011-11-12 01:26:06 | @MALAWI
毎日 仕事、仕事、仕事。

ありがたいことに、忙しい毎日を送らせてもらっています。

とはいっても、急性期病院での勤務からしばらく遠ざかっていたこと、自分の知識不足、そこに加えて英語でのコミュニケーション能力が加わって、スムースにいってるわけではないのですが。



引き続き朝晩の勉強は欠かせない日課となっていて、資料を読んだり、こっちに来てから買った英語の臨床検査ハンドブック的な本を読んだり、時々は一般的な英語の文法や語彙のテキストとにらめっこしたり・・・


今もっぱら読みあさっているのは、熱傷のリハビリテーションに関する資料です。

熱傷病棟での活動は、今や私のメインアクティビティの一つ。

毎週木曜日のドクターラウンドに参加して情報共有、意見交換。これには、前に紹介した義肢装具士のジョアンナも参加します。

さらに、金曜日のドレッシングチェンジ(包帯交換)に参加して傷の確認、それから包帯のない状態での関節可動域の確認、関節可動域訓練の実施。

必要な患者さんにはジョアンナと協力して石膏のスプリントをその場で作成、そんな流れ。

日本でも熱傷の患者さんをみたことがあって(熱傷学会でそのケーススタディを発表したりもしたんだった)、その時ドレッシングチェンジに参加したり、ドクターと意見交換したり、いろいろしたいなぁと思ってたことが、今割とすんなり実施できているというこの事実。

しかも成果がすごくでてると思うので、非常に満足感が高いです。




いつも仕事モードの話しですみませんね。。

きっと、今燃えてるんです、仕事に。


次はもっとゆるーい感じのマラウイの紹介を試みますね。





最近のことつれづれ。

2011-11-07 01:32:43 | @MALAWI
前回更新時にひきつづき、仕事は一生懸命やっております。

フィジオセラピー科では、いくつか繋がりの深い他の診療科との間にパイプ役になる人が(カタチ上!?)設定されているんですが、熱傷病棟との間のパイプ役になり、ますます熱傷患者さんとのかかわりが深まりました。


病棟巡回を密にしているうちに熱傷病棟のドクターともすっかり顔見知りになり(ちなみに白人の女医さんです)、患者さんの相談を受けたりするようになりました。


例えば、背中左下半分の火傷が皮膚のひきつれを起こし背骨が曲がる危険大の患者さん。

ちょうどコルセットをつくるときに支持する点になりそうな部位は火傷を免れていたので、義肢装具士さんに相談してコルセットをつくることに。
コルセットをつけることで起こるであろう筋力低下を予防するための運動メニューをフィジオ側で作ってフォロー・・・といった具合に、他部門を巻き込みながらアクセクがんばってるというところです。


熱傷病棟以外だと、ひきつづき整形の患者さんが多い。

最近気になる患者さんは28歳の四肢まひの女性です。

交通事故で頸椎損傷。医療関係者はC7レベルの脊髄損傷という言葉で病態を想像できると思います。

整った舗装路がきちんと整備されておらず、電動車いすへのアクセスも難しいこの国で、彼女の将来はどうなるのかと気をもんでいます。


症例をあげだすときりがないのでこれくらいにしておきますけども、とにもかくにも、そんな感じで日々奮闘が続いています。



仕事以外の新しいニュースといえば、なんとここにきてフランス語の家庭教師を発見するに至り、近々レッスンを開始する予定になりました。

ステイしているゲストハウスの職員さんの紹介。

なんでもフランスで学士だか修士だかとった人らしく、今もフランス語を駆使しながら働いているそうで、きれいな発音のフランス語を習うことができそうです。


それから。
またブルキナのときのように家(というかゲストハウス)でネットが使えるようになりました。

もう少し頻繁にブログ更新できるようになるんじゃないかと思います。





一緒にマラウイにやってきた23-2メンバーもほとんどが任地に赴任していき、ゲストハウスには私とあと数人のメンバーしか残っていません。明日にはみんないなくなって私一人に。


みんなこれから1年10カ月あまりの活動が始まるのかと思うと、なんだか不思議な感じです。

マラウイは雨季が近づいていて、今日は雨模様の一日。涼しい夜になりそうですよ。

Tele-medicine

2011-10-29 15:17:51 | @MALAWI
職場でびっくりしたこと。




先日、フィジオセラピー科のボスが「これ参加したかったら自由だから」といって一つのリストを見せてくれました。

毎日4つくらい、医療に関するいろんなトピックが書いてあります。

どうも、講義リストらしい。。。


しかし、こんなにたくさん(だって毎日4つ!)誰がどうやって管理してるんだ??・・・と全くチンプンカンプンなまま、開催場所を教えてもらいました。

その日、結核性脊椎炎に関する講義があるとのことだったので、顔を出してみることに。

そして、度肝を抜かれたのでした。








なんと、オンライン講義。







インドが支援しているTele-Medecineセンターというところで、オンラインでインドからの講義が受けられるのです。

アフリカ大陸の20以上の国がこのプロジェクトに参加。

なんと、参加国リストの中にブルキナファソの名前も!!!

・・・一体ブルキナのどこでこんなことがやれているのだろう??



とにもかくにも、1時間の講義。理解は多分30%くらいだったけど、いくつか参考になる情報もゲットしながら楽しんだのでした。


なんか、すごいなぁー。


このセンターにはこれからも時々お世話になりそうです。






500 miles と Burn Unit

2011-10-29 15:17:51 | @MALAWI
またも職場の話です。

振替がきまったとき、任期も少ないしブルキナの2倍速で働かないとだめだなぁなんて思ってたんですけど、はっきりいって5倍速くらいで働いてます。

そんな状況を加速させている理由の一つが、500milesという義肢装具センターの存在。


500 milesの詳細はHP(⇒コチラ)を参照くださいね。(英語だけど)



最初のきっかけは一緒にフィジオセラピー科に入っている国連ボランティアのインド人、マニ氏。

熱傷患者さんの瘢痕拘縮予防のために、義肢装具士さんとタックを組もうという企画です。



まず、義肢装具士さんと理学療法士とで熱傷病棟を巡回して、PTやスプリントの必要そうな患者をピックアップ。

患者さん毎にプランをたてて、PTのスケジュールをくんだりスプリントの適応を考えたりします。

巡回も、スプリント作成も、マニと一緒にやる予定だったけども、何かと所用の多いようで結局私一人張りました。



熱傷病棟には30人くらい患者さんがいて(しかも重症な人が多い!)、本当にシビアな現状です。



こういう写真が苦手な方もいると思うので、小さく加工しましたが、もしどうしてもだめだと思う方は見ないように気をつけながら進んでください。














































はい、もう大丈夫ですよ。

こんな熱傷患者さんがたくさんたくさん。子供も多くいます。



500miles の方でキーになってる人物は、ジョアンナという白人の美人義肢装具士!


こんな感じで、熱傷患者さんの包帯交換が終わった後に、石膏で簡易なスプリントを作ります。





ジョアンナはおしとやかそうな見た目と相反して、アグレッシブに活動する精力的な人!

彼女に引っ張られるようにして、私もバタバタと試行錯誤しています。






余談ですけども、少しでも仕事ができるようにと、毎朝・毎晩、駒ヶ根にいるとき以上に勉強をしています。

マラウイにきて1カ月たった今、自分で実感できるくらい英語の能力は伸びていると思うけど、それでもまだまだ・・・

仕事も勉強も苦に思うのでなく、自分で仕事したいし勉強したいからしているというそんな状況。

とっても恵まれた環境で活動できてますよね~。感謝感謝!!











mudef

2011-10-29 15:00:46 | @MALAWI
相変わらず更新が滞っておりますが、元気にやってます。


ひとつ、マラウイのJOCVに関するニュースを。


ずーっと前からこのブログの左側にリンクが張ってあるLove is Free キャンペーン。

歌手のMISHAが支援してる団体mudefのキャンペーンで、マラウイに蚊帳を送ったりしてるものです。


ブルキナに行くよりもずーっと前に、このキャンペーンのサポーター会員になっているのですが、ここにきて何とビックリ。

蚊帳の送られている先のマラウイの団体はJOCVが関わっていて、このキャンペーンで応援している子供たちの作った手芸品などがマラウイの隊員ドミトリーでも手に入れることができるのです。



本当にいつも思いますが、世の中って狭いですね。

マラウイの様子がレポートされているので、mudefのHPをぜひ覗いてみてくださいね。

mudef ホームページへ

Love is Free キャンペーン詳細へ