私の職場、KCH。 Kamuzu Central Hospitalをそのまま縮めただけ。
今日で初出勤から2週間が経ちました。いやはや、、早いもんです。
初出勤のころにブログを更新しようとしてたのに、回線トラブルでアップできなかったので、ちょっと古いところからさかのぼって報告します。
初出勤!のはずだった月曜日は、いまだ決まらぬ我が家をめぐる色々のために病院には1時間くらいしかいませんでした。
(ってなわけで、相変わらずゲストハウスに居住中)
というわけで、火曜日に気を取り直して初出勤してきましたよ~~~
病院までの交通手段は病院が用意するから、、と言われて朝待っててみると。
やってきたのがコレ。
じゃーん! 救急車!!!
びっくりするわー!
初日の午前中はとりあえず院内散策。
病院、予想はしてたけど、、
デカい!!!
なんと地下から地上4階までの5階建ての病棟。
エレベーターあったのに、びっくり仰天しました!!
心電図モニターの音が鳴り響くICUがあったり、バーンユニット(熱傷病棟)があったり、もちろん機材や人材の不足は散見されるけれども、やろうと思ったら日本の病院かそれ以上にいろいろな仕事ができそうです。
病棟の写真もとりたかったけど、もう少し院内に慣れてからと思っているので少々お待ちをば。
リハ科の一角はこんな感じです。
実は20年前に理学療法士の隊員が働いていたらしく、当時の写真をもっているスタッフもいました。
この写真を見せてくれた人は、フィジオ部門に常勤している杖職人のスタッフ。ときどき掃除とかの雑用もこなしてますが、メインの仕事はささっと患者さんの体を測って30分くらいで木製の杖を作り上げ、その使い方を患者さんに指導すること。
こういう仕事をする人が常勤している(しかも3人いる)っていうのは、日本がむしろ見習うべきことかもしれません。
ところで、フィジオ部門にはUNV(国連ボランティア)の理学療法士が2カ月くらい前から入ったところでした。
インド人のマニ。おしゃべりで陽気で明るくて、楽しい人です。
マニにはこの2週間足らずの間にもPTとしてだけでなく、国際協力ボランティアとしてだったり、単に人としてだったり色々と助けてもらっています。
マニのおかげで、院内の他部門とのネットワークがいろいろできつつあって、本当に心強い存在!!
マラウイアンスタッフ達にももちろん色々お世話になっています。
例えば、フィジオ部門でながいこと働いているベテランナース2人。ピリとドリス。
特にピリがいろいろ世話をやいてくれたり、院内のいろいろを教えてくれたりして、よく面倒をみてくれます。
私にとってはマラウイでの母的存在! ステイしているゲストハウスにはマラウイ人女性がいないから、貴重な存在です。
理学療法士ではないけれど、それに近い専門知識を持っているスタッフもいます。勉強熱心な彼ら。英語とチェワ語の橋渡しをしてくれたり、私がよく理解できないでいることをフォローしてくれたり。
なんせかんせ英語がままならないために、意見を求められてもなかなかスルっと反応できません。
マニは英語もガンガンしゃべるし性格的にもアグレッシブな人で、フィジオのスタッフに頼りにされてますが、私はむしろ実習生みたいな感じになってます(あぁ残念!!)
それでも、患者さんには一生懸命接しようと、マメに病棟に出て行ってみたり、現地語で話しかけてみたりしながら奮闘中。
仕事の後、出勤の前、毎日専門用語(とはいってもほぼほぼ基本的な医療用語)と一般的な英語の勉強がかかせません。
ちゃんと仕事をするために、実習生的ポジションから脱出するために、必死必死です。
なんだか、だらだらとなってしまってすみません。
そして、更新がずいぶん滞ってるにも関わらず、コンスタントに覗きに来てくださってる皆さんありがとうございます。
タコカレはマラウイで元気にやってますのでご安心を。
また更新します。
それまで、Tionana!(現地語で See you! の意味)