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大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

野原で花育

2021年10月19日 19時37分36秒 | 日記

脱穀と並行し、なおちゃんの「畑で花育」が催された。             

「植物は私達と同じく、生きています。植物を切るときには切っても良いですか?と心の中で聴いて下さい」             

小さな子も大きな子も、お父さんお母さんも、ひとりひとりがその言葉を受け止めてから外に出る。   

思い思いに畑や道端に散らばって植物と向き合う。   

「子どもはひとりひとりみんな全く違う感性で表現するのよ」13歳から花の世界に入り花と共に生きてきたなおちゃんが言った。           

ある子はじっと迷いながら枯れて下に落ちているものだけを選んで生けた。      

「その子は「植物の命」を切るということがどういうことなのかを考えて考えてその選択をしたんだと思う」             

良いとか悪いとかでは無く、正解もなく、間違いも無く、ひとつの表現の中に目には見えない心の世界が映し出される。          

その一瞬一瞬の積み重ねで人の心が育っていくのだろう。      

褒められたい、叱られたくない、みんなと違うと恥ずかしい、笑われたくない、、、の世界を飛び越え          

素直に心のままに在ることを「楽しい」と感じられる人がいて、その人を「いいな」と感じられる人がいて、             

双方が心地よい社会にはいったいどんな空気が漂うのだろうか。。。。    

「花育」は子どもたちが未来社会を豊かに生きるパスポートになるのかもしれない。      

ワクチンパスポートをもらっても真の心の解放は実現しないだろうが、花育パスポートなら可能性大だと思う。

写真は畑隊の名カメラマンのみなさん


いのちの集大成

2021年10月19日 18時37分30秒 | 日記

とうとうハウスの中のミニトマトも寒さで葉が枯れてきた。   

生きている緑の部分で光合成を行いながら実を赤くしている。             

ミニトマト少しも諦めていない、すねてもいない。   

オクラはぐんぐん背を伸ばし天井に着く勢いで生きた。          

まだ花を咲かせている。咲いたそばから寒さで黒くなる。

毎年同じ場所に植えていた丘わかめを、今年は別な場所に植えてみたらさっぱり元気が無く、

ほとんど出荷出来ず。      

しかし今白い花が咲き乱れ全力で命をつなぐ態勢に入ったようだ。   

 写真はひわ 

             

今日は畑隊のメンバーが集まって脱穀をする。足踏み脱穀機をこいで籾をはずし、唐箕にかけてゴミを飛ばす。

それから籾摺り機にかけて精米して、、、「米」になった。        

あの小さな田んぼで10kgほどの米が取れた。     

華麗なるカレーライス計画のフィナーレは春から畑で育てたじゃがいも玉ねぎなどの野菜でカレーライスを作って食べること。 華麗♪華麗♪

     誰かが空にサンタ爺さんの雲を発見 

 

写真は畑隊の名カメラマンのみなさん