大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

春はいろいろあるな。。。

2022年03月28日 07時13分55秒 | 日記

絶対にできないと思っていた。無理、心臓止まる。 
だから、長沼温泉のサウナから出たおばさんがいきなりザブン 
と水風呂に飛び込んで首だけ出して平然としているのを 
見るたびに、身震いしていた。(どういう身体なんだ?)  
「俺はいつもやっている」夫が言った。「ええーーー!」「なんともない、やってみろ」(。。。。) 
上がるときに足だけ水で〆るが3秒以内。凍りそう。13度などと温度表示されていたりする温泉ならもっと恐怖。 
それなのに夫は「心臓止まらない?」と恐ろしがる妻を鼻で笑った。余裕綽々な様子が摩訶不思議。 
(あの夫がやれるなら出来るかも、、、)恐る恐る一番深いところに立って(出来る?)と身体に聴く。 
(やってみる・・)と身体が応えて当たり前のようなふりして水の中に身体を沈めたら出来た。心臓は動いてる。10数えた。 
出たら身体がぽかぽかしてくる。あら、、そうなんだ。 3回繰り返した。最後は50まで数えられた。あら、できた。 
足だけの時は5秒で限界なのに身体まで沈めたら50も数えられる。出ると全身がぽかぽかしてくる。なんだこれは 
ヤミツキになる。最初の頃は湯で充分に温まってから水に入ったが、慣れたら交互に2-3回繰り返しさっさと上がる。 
血液がノンストップで循環して若返ったような気分になる。で、鏡を見たらシワもシミもいつものままだった。。。 

山の日だまりには福寿草


彼岸、ご先祖様に供えた花が翌日の朝すっかり枯れてヨレヨレになっていた。水がカラカラに切れている。 
そんなバカな。。飲んだんだ、ご先祖軍団。そうに決まっている。。。。 
ダメ元でたっぷり水を注いだら見事によみがえった。

 
 復活


日中の気温が上がり、ビニールハウスの中はいつの間にかハコベだらけになっている。 
秋にホッタラカシにしてあった小松菜が冬越しして青々と成長してきた。 
表面に撒いてあった米ぬかをすき込もうと鍬を持ったが、二列やったら疲れた。止めとこ。。 
なんとなくまだ忙しくなりたくない気分だから、身体のご機嫌に委ねておこう。。。 
やらずにいられなくなる気分は必ず来る。だから安心して身体のリズムに任せておこう。。。。 
二階でこたつに入って編み物しながら窓の外を見ると、夫がカンジキをはいて雪の上を歩いて行く。 
向こうの畑を突っ切って川の横の水の取水口でスコップをうごかしている。へえ、もうヤル気満々だ。。。。 
2羽のニワトリも日中は小屋に入ろうとしない。雪が消えた畑の中に出始めた青草をつついている。 
猫のマルも青草をかじって春の体調調整だ。

 

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メンドリが行く

2022年03月21日 11時42分16秒 | 日記

先週の天気の良い朝、鶏小屋を覗くと空だ。。。 
開けっ放しのドアから外に出て普段は日光浴をしているが 
あたりを見回しても姿が見えず。 
夫がクロを散歩させようと鎖を放したとたん、 
ダーーーっと走り出してすぐにけたたましい叫び声がして、2羽のメンドリが血相変えて飛ぶように帰ってきた。 
・・・・あぶないあぶない・・・しかしクロが見つけてくれたって事だ。 
クロは去年鶏小屋に侵入しうっかり数羽を負傷させ、しっかり腹に収め、夫に散々叱られた後、改心した。 
仲間を失い、自分も負傷した1羽と難を逃れた1羽が寄り添い合って暮らしているが、毛艶も良く毎日楽しそうだ。 
オンドリや仲間のメンドリが多ければ気苦労も絶えないことだっただろう。ヒトもトリもどこも一緒だな。。。 
2羽はクロがすぐに犬小屋につながれたのを知ってか知らずか更にトコトコと雪解けの町道を歩き出した。 
夫が追って捕まえようとするが胸をグンと張り、「何よ!!」って顔で散歩の邪魔をしてくれるなと抗議態勢。 
夫は両手をクジャクのように大きく拡げながら2羽に近づきやっとこさっとこ捕まえて鶏小屋に戻したと言った。 
青い空と白い雪景色の中をいのちの象徴のような真っ赤なトサカをピンと立てたメンドリが道の真ん中を堂々と行く。         撮影 サトシ 
 
緊迫した世界情勢の中、自分の目の前のことで精一杯の大きなかぶだが、今日はひとつ面白いことをした。 
面白いヒトが面白い装置を持ってきた。手のひらを装置に乗せて波動を計り願い事をペットボトルの水に転写した。 
願い事はたったひとつ「世界の平和」。あとはその水を毎日飲む。減ったら足す。そして飲む。 
その装置の実力は体験者によって大に小に証明済みらしく、それならばとダメ元で『世界平和』に王手をかける。 
小さな国の小さな町の小さな農家の無力な農婦が出来ること。平和を願い平和の水を飲むこと。 ドキドキ。。。。 

 

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ゆっくり寝る

2022年03月07日 14時07分31秒 | 日記

雪がどんどん融け始めた。土曜日は午後から雨降りだ。 
週末は久しぶりに定山渓温泉に行く。 
7時に夕食を済ませ部屋でゴロゴロしているとすぐ眠くなる。 
朝6時まで目が覚めず。。。 
チェックアウトし車に乗れば助手席でまた眠気が来る。眠っても眠っても眠れる。 別に疲れてもいない気がするが。。 
「ゆっくり寝るために来るんだ」と夫は言う。ま、そういうことだ。家にいたらやることが限りなく有る。 
帰った途端せかせか動き始める。クロがちぎれんばかりに尾を振り”ごはん!ごはん!”と出迎え催促する。 
猫のマルもエンジンの音を聞き分けて出迎え、ニャーニャーとまとわりつく。 
冷やご飯に煮干しの粉を振りかけてやると夢中で食べ、煮干しの部分だけ食べ尽くすと玄関ドアの前に催促に来る。 
「ニボシ、無くなりましたけど。トッピング頼みます」 ドアを開けるまで訴えを止めず。ったく。と思うが要求に屈する。 
腹満たされてもドア前でニャーと呼ぶ。はいはい、と抱き上げてイヤと言うまでギューギュー抱きしめる。 
心も満たされればあとはまた空腹になるまで近づいては来ない。子どもと一緒だ。。。 
 
毎日通う長沼温泉の売店に或日パイナップルが並んだ。夫が目をキラっとさせ(買え。。)と無言で訴えてくる。 
パイナップルなんて数年に1度くらいしか食べたいと思わないのに、真冬の「今」かいな、、、 
だが、食べずに何日も過ぎ、、、割ってみたらすでに発酵し始めている。 
捨てるには忍びなく、一口大にカットして薪ストーブの横に置いておくと干せて小さくなり、口に入れたらグーだった。 
有ってもほとんど食べないみかんも輪切りにして干す。外皮までカリカリになり甘味も凝縮して一切れで満足する。

 最近読んだ本

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