羊の歌

見たこと。聞いたこと。考えたこと。
感じたこと。・・・思いのままの手記

相撲ファンの一人として、がっかり!

2011年02月07日 13時29分29秒 | スポーツ

 とうとう、春場所が中止されることになった。相撲観戦ファンの一人としては、本当にがっかりだ。幼いころから相撲が好きで、本場所もたった一回だが、旧国技館で見たことがある。横綱大ノ国(現柴田山親方)の断髪式にも行って、土俵上でハサミを入れたことがある。今は、テレビ観戦だが、年6回開催される本場所を見るのは、楽しみのうちの一つだ。特に、今は、大関・魁皇のファンで、魁皇が最多勝利1045勝の記録を達成するのを楽しみにしている。春場所が開催されないことになり、あるいは、その後も本場所の開催が危ぶまれていることを考えると、魁皇の年齢と健康状態も考えた時、記録の達成も危ぶまれることになり、本当に残念だ。この頃は、外国人力士が多く、特にモンゴル出身の力士が多い。横綱・白鵬をはじめ、モンゴル出身力士は、幕内力士の3ぶんの1をも占めていると聞く。そんな中で、日本人力士として、ひたむきに努力する大関・魁皇を応援したくなるのは自然なことだ。

 大相撲の八百長問題は、これまでも“ウワサ”としてはあった。だが、今回は、携帯電話メールという文明の利器で、明白な事実として、明らかにされた。八百長相撲は、野球賭博問題に比べれば、雲泥の差の大問題である。相撲それ自体を揺るがす、根本的な問題だからである。相撲協会は、この際、徹底的に調査をして、八百長への関与を認めた3人の力士と、関与していたと認定された1人だけではなく、“臭い物にフタ”をすることなく、その全容をつまびらかにして、相撲協会に存在する、旧態依然とした“体質”を改革して、日本の「国技」にふさわしい、大相撲が復活することを心から望むものである。

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