
ここんとこ頭の中が野球一色になっていたワタクシですが、もう少しです!もう少しでこの状態から解放されますので、ご勘弁ください(え?)。
しかし、この先CS(クライマックス・シリーズ)、日本シリーズと、道は長いなあ

ここで、トートツに話題を変えますが、劇場版まどマギが始まりますね。
札幌でも駅前某シネコンで上映されますが、もう行かないもんね。あらためて宣言いたしますが、劇場アニメは原則観に行かないことにしました。DVDで充分や、ホンマ。
実写映画はね、そりゃスクリーンで観てナンボですよ。でもアニメは、そこまでの作品は滅多にないと思います。どれもこれもTV規格っぽいんだよなあ。っていうか、TV作品の劇場版ばっかじゃん!
劇場アニメといえば、近々公開される「伏~鉄砲娘の捕物帳」ですが、これも、多分、観ません。観ないと思います。レンタルまで待ちますヮ。
じつはこの作品、原作はオヤジ雑誌「週刊文春」の連載小説でした。4回くらい我慢して読んだんですが(スイマセン)、どうにもこうにも面白くなくて、やめちゃいました。
はいワタクシ、作家さんの好みはかなり偏ってまして、しかも我儘なんですヮ

でも、映像になればオッケーかな?しかも、声の出演が珍しく声優さんばかりで、安易な「売れっ子アイドルでオッケー?」じゃないところが実によろしいですね。
ということで、本題です。
いよいよ待望の「テルマエ・ロマエ」第5巻が出ました。
前巻末で爆走を始めた馬のハナコ、ますます炸裂!ハナコ、ナイス!
このたびの第5巻は、動物好きな方にチョォおすすめです。癒されます(?)。
いいなあ、ハナコ・・・。
古代ローマには馬具がなく、裸馬に乗っていた等々、相変わらずの“おべんきょコミック”っぷりも絶好調です。
しかし、なにやら説教マンガの匂いがぷんぷんしてきます。
このたびのルシウスの主張は。
「まだ使える伝統ある建物を安易に壊すなど言語道断だ!歴史や伝統は、金銭で贖えるような薄っぺらい物ではないのだぞっ?!」
これまでは間接話法として「お風呂平和主義」みたいな主張がありましたが、そのものを言ってるじゃん

いや、いいんですけどね。こういう主張をコミックで描く路線ってのは、突き詰めれば「ゴーマニズム宣言」になっちゃいますわな。
連載当初からのファンには、賛否両論あるかもな?
私は、まあ、面白いからいいんじゃないかと。
今回、ワタクシ的にいちばんのツボだったのは、ヒロイン・さつきの祖父、鉄さんですな。このヒト、整体師にして鍼灸師です。
外見がまんまトミー・リー・ジョーンズです。笑えます。もう、腹がよじれました。
・・・え?誰って?
アレですよ、アレ。缶コーヒーのBOSS「宇宙人ジョーンズ」ですよ。
若い頃は、どってことない俳優だったのに、歳をとってから渋くていい役者になりました。監督もやってます。
さて、相思相愛ってところで運命に引き裂かれた二人はどうなるのでしょうか?
第6巻を待つべし

私も実は…このまま塩野「ローマ人の歴史」になるのか?
まあ思いましたね。
ヤマザキマリさんは引き際を心得ていなさるなあ、と