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来週の相場見通し 2007.7.9-13

2007年07月08日 22時50分41秒 | 来週の相場見通し
【現状分析】
7/2はドルが全面的に売られたものの、対円ではこれ以上ドル売りを進める理由に乏しく、早々に失速して123円台に戻した。ただ、米国サブライム問題が解決したわけではなく、今後も何らかの大義名分を掲げて円買いが進む場面がありそうだ。最近影が薄いが、米中貿易摩擦はそれなりに要警戒。

また、CME通貨先物統計の発表は米国独立記念日の影響で月曜にずれ込んだが、円ショートは相変わらず高水準だろう。反転エネルギーは今年2月末の世界同時株安の時と同等以上にたまっていると思われ、ここからの一方的な円売りにはやや慎重だ。もしそのようなことがあれば、円のセリング・クライマックスの可能性を疑っておきたい。

ドルはFOMCで早期利上げ観測が後退したものの、景況感や雇用は堅調で景気は底堅そうだ。ここからさらにドル売りを仕掛けられるかは、今後の指標次第だろう。ユーロは米国雇用が強かったので一旦下げたが、中銀などの買いが厚く反発した。1.36ドル台後半を目指す展開が続きそうだ。ポンドも利上げ実施と今後の利上げ可能性示唆で、底堅く推移。豪ドルは対円で上値抵抗となっていた105円lowを突破し、新たな上昇トレンド入りか。ただ、一段の上値追いには補強材料が欲しいところ。NZドルも堅調、介入も音沙汰なしだが、忘れたことやってくる可能性もあり、引き続き押し目買いで。カナダは直近の小売売上高(特に住宅関連)、GDPが予想を下ぶれて軟調に推移したものの、住宅建設許可と雇用者数増を手がかりに大幅高。スイスは経済好調で、当局のスイスフラン安牽制発言が続き、堅調な展開が見込まれる。


【来週の見通し】
来週は木に日銀が金利を発表するが恐らく据え置きで、記者会見で8月利上げ観測が後退するような場合は円売り材料になるだろう。

ドルは木の貿易収支、金の小売売上と景気指標が注目される。良い数値が出てNY株式市場が好感するようであれば、ドルの買い戻しが起こる可能性がある。

ユーロは木に鉱工業生産とGDP確報値があるが、今までのパターンからしてあまり材料にならないだろう。

ポンドは月のPPI、火の貿易収支と景気指標に注目、今後の利上げの行方を占う前哨戦となる。

豪ドルは火水の景気指標、木の失業者数に注目で、上値追いの材料になるか。

NZドルは金の小売売上に注目、度重なる利上げで景気に陰りが出ていないか確認したい。

カナダは火に住宅着工と政策金利、木の住宅価格がある。特に政策金利は利上げを予想する向きが多く、据え置きとなればかなりの売りが出そう。また、大方の予想通り利上げしたとしても、今後の金利先高感が高まらないようであれば、材料出尽くしの売りとなるので要注意。

スイスは特に指標はなく、ドル側での材料によって多少動きがありそうだが、基本的には底堅いだろう。


 ↑ ドル円 :押し目買いもしくは123.5付近突破で追っかけ買い
↑ EURドル :1.358付近で押し目買いもしくは買い
↑ EUR円 :買い
× ポンドドル:方向性がはっきりするまで様子見
↑ ポンド円 :買い
 ↑ 豪ドル円 :買い
 ↑ NZドル円 :押し目買い
↑ カナダ円 :月は様子見、以降指標次第
↑ スイス円 :100.6付近で押し目買いもしくは101.3抜けで追っかけ買い
※NY株は常に注目、大幅下落には要注意。

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