富士と女優

美しいものを見て感性を潤いたいな。

今日の富士山

2023-06-01 17:07:30 | Weblog

富士山検定
    なるほど知識

    富士山で生息が確認されている生物について Ⅲ

    ◎昆虫
     富士山一帯に棲む昆虫の多くは、標高700~1600
     メートルの範囲に生息する。
     それ以外の地帯では、さまざまな理由によって生息数は
     限られる。たとえば標高700メートル以下の山麓地帯
     は、都市化、植林地化、ゴルフ場化が進んで自然林が奪
     たことが、特色のある昆虫がいないことの原因になって
     いる。 また、標高1600~2500メートルの亜高
     山帯付近ではフジコブヤハズカミキリやキベリタテハ等
     数種の昆虫が確認されるのみにとどまり、さらに標高が
     上がると、山麓から風によって吹き上げられたもの以外、
     高山地帯でよく見られる「高山チョウ」といった高山性
     昆虫がいない。これは、富士山が氷河期以降に新しく成
     立した山だからであると考えられている。
     昆虫類がもっとも豊かな標高700~1600メートル
     の一帯は、大きく落葉広葉樹林の森林帯と、朝霧高原や
     北冨士、東冨士の自衛隊演習場などの草原帯のふたつに
     分けられ、それぞれの環境に合った昆虫類が生息している。
     森林帯は、フジミドリシジミやヒメキマダラヒカゲなど
     の森林性チョウ類が見られる。
     夏真っ盛りの時期にはエゾゼミなどの鳴き声が響きわたる。
     また、草原帯では、ヒメシロチョウ、ウラギンヒョウモン
     などというめずらしい草原性チョウ類の生息が確認さ
     れている。南アルプスなどと比較して、富士山麓に草原
     性昆虫が多いことは大きな特徴のひとつである。
     ただし、草原は放っておくと森林になってしまうので、
     草刈や野焼きをして既存の環境を保っている。

  {富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著2006年発行から

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ちょっと気になるウーブンシティ

2023-06-01 17:04:48 | Weblog

裾野市営墓地から撮影

午前10時頃

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