サンアントニオからこんにちは

矯正歯科医な分子生物学マニアがアメリカ(テキサス州サンアントニオ)からお送りするアメリカでのポスドク留学生活ブログです。

予防接種

2008-04-25 | Weblog
水曜日に、むすめを予防接種を受けに小児科に連れて行きました。

息子のかかりつけ医のところですが、当日まだ渡米してから注射を受けたことがないむすめは、”病院、いく~”と外出できることをよろこんでいました。


病院の待合室はこんなかんじでおもちゃがいっぱいあります。





おとなの待ち時間つぶしように、雑誌も置いてあります。





といっても、完全予約制で、新患walk in(予約なしの飛び込み受診)は不可なため、待合室はそんなに混み合ってはおらず、待ち時間もそんなにありませんが...



順番が来たところで診療室に入り、問診や発育状態のチェックを受け、いよいよ予防接種です。

今回、むすめは左右の上腕にそれぞれ3本、計6本注射を受けました。


最初、暴れるかな~と思っていたのですが、わたしの膝の上に泣きながらもおとなしく座っていました。



注射をうってくれた看護士さんが、小児用タイレノール(解熱鎮痛剤)をくれて、飲ませてくれました。

「痛みと発熱が出てくるから、4時間毎に飲ませてください」とのことでした。


この、小児用タイレノールは色が”いちごみるく”、味はグレープのようで、おいしそうでした。



予防接種、大変なのは接種した夜ですね。

言われたとおり、発熱し、苦しいらしく寝付けない夜となりました。


1日たって昨日(木曜日)の晩はだいぶ落ちついたらしく夜中に起きることもなくなりよかったです。





アメリカで、子供がプレスクールも含め学校に通うためにはimmunization record(予防接種履歴書)の提出が必要で、プレスクールに通い始めたむすめも学校の方から近いうちにその書類出して、と言われていたための今回の予防接種です。

予防接種を受けるには、
・かかりつけの小児科で
・communityのImmunization centerで
・charityのImmunization centerで
と大きく3つの方法があります。

アメリカの健康保険に加入していない場合、3の方法が最も安くすむらしいです。

かかりつけ小児科医をつくっておきたかったこともあり、1の方法を選びました。



こんなふうに、アメリカの医療機関を受診するたびに思うのですが、日本の医療システムってほんとにいいですね。
いつでも気軽に医療サービスを受けられて...


と、思っていたのですが、最近日本は、”行政失策による医療破壊”で、救急医療・小児科・産婦人科が大変らしいですね。


日本の医療制度も、アメリカの現状のように改悪されてしまうのでしょうか...










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4 コメント

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6本も!? (ぽぷら)
2008-04-25 20:26:56
娘さん、予防接種ですか。
6本も打ったのに、暴れずに頑張りましたね。
一度に6本も打つのですね。
日本では、注射を打たせたくない親が増えているそうですけど…

そうなんですよね。
産婦人科医がいなくて、市民病院でも、産婦人科がなくなる病院があるそうです。
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リスクベネフィット (かんちゃん)
2008-04-29 21:14:25
予防接種して病気にならないようにしたほうが、予防接種しないで病気になってしまうよりもいいと思うのですが...

痛くない、副作用のない予防接種だといいですよね。
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Anneさんの (まお)
2008-04-30 11:35:42
ブログにもありましたが、
アメリカって一度に予防接種するんですよね!
日本は1週間とか1ヶ月とか間隔をあけるんですが、
一度に打てるのなら合理的ですよね。

今日も外来は飛び込み患者さん(予約外・新患)が数人来られていました。
完全予約制といっても、目の前にいる患者さんを
むげにも出来ないのが現実ですね。。。
アメリカは徹底されているのですね!

またアメリカの医療事情、教えてください!
勉強になります!


赤ちゃん、無事に予防接種→発熱がおさまって良かったですね♪
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医療費が (かんちゃん)
2008-05-03 22:04:38
まおさん、

ありがとうございます。
予防接種のたびに、かみさんが、”今日は不夜城か...”と夜の看病をおそれていましたが、上の子のときはかなりたいへんでした。

予約のいらないERは、かなりこみあっています。
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