JEWEL BOX KDC!!

インストラクターのしていること

実は先日ある事件がKDCで勃発していましたね(^^;
今日の記事は別に皆さんを責めるわけではありません。
知ってほしいこと・・・と思ってください。

サムライハートを巡って「自分たちの曲だから自分たちだけで踊らせてください」と言った水みゅ。
かたや一生懸命練習したのに踊れなくなってしまったと涙を流したさなみゅ。
別件で保護者の方から「先生たちは受ける側のことばかり言っているが自分たちも教える姿勢も大事だ」という意見も頂きました。
ごもっともです。

ではここで、インストラクターたちの普段していることをちょっと紹介しましょう。
私たちはプロではありません。
ましてや学校の先生でもなければ教職も持っていません。
ただダンスが好きで、子供が好きで、夢があって、未来の子供たちに夢を託したくてこの活動をしています。
少ない時間を使って仕事の合間に一生懸命得意の「妄想」を働かせて次から次へといろんな企画や振りを考えます。
これはすべて「地域を元気にしたい、そこにいてくれる全ての人を楽しませたい」という「善意」からです。

地域のイベントを頼まれれば可能な範囲で協力する。
どうせやるならKDCらしいと言われるいいものにしたい。
みてくれる人にも出演する人にも楽しんでもらいたい。
だからがんばります。

まいうっち先生始め各担当になったインストラクターたちは
自分の曲でいかに「目的=そこにいるすべての人を楽しませる」を達成させるためか日々努力します。
最新の曲、ぴんと来る曲を手にいれるために数多くのCDを聞き、インストラクター同士で情報交換し、たまにはメンバーに聞いたりして最高の曲やネタを仕入れます。
さらに振付の幅を広げるために膨大な資料としてDVDや舞台の映像、テレビ、本物の舞台をみます。
そうやって引き出しを広げた上で自分らしいオリジナリティのある振付をするために
頭を使って振りを作り演目を完成させていくわけです。
私たちはプロではないのでまだまだ勉強途中です。
その過程は大変なものですが、でもこうやって一つ一つの演目を造り上げていきます。
おそらくまい☆すぱでリオン先生の努力をみてもらえばわかると思います。

これはクリエイティブな仕事です。
だから毎日毎日湧き出てくるというものではないのです。
一つの曲をたぶん100回以上聞いて来る日も来る日も妄想に明け暮れるわけです。
これは大変な作業ですが、でも楽しい作業でもあります。
だからやめられないのも事実です。

そうやって一つ一つ持ち寄った曲がジュエルになったりイベントになったりします。
今回のサムライやさなみゅのディーパー、FKの妄想やダンマニなど凝りに凝ったものであればあるほど、時間も労力がかかります。
確かにそれだけの苦労をして作った演目故に、踊る方も思い入れがあると言ったところでしょう。
気持ちはとてもわかります。

でも、これはKDCで発表する作品であって、KDCでは全権をコリオグラファー=振付した人に預けています。
要はサムライハートはまいう先生の曲であって出演メンバーはまいう先生に選ぶ権利があるわけです。
みんなの気持ちはよくわかります。
でもあれをやりたい、これをやりたい、を言い始めたらきりがない、KDCではそれは言わない約束のはずです。
与えられたポシションで精一杯がんばる。
これをもう一度思い出してくださいね。

さてインストラクター陣は来る日も来る日もこういう努力を続けています。
最近「ちょっとKDCがんばり過ぎじゃないの?」とスタッフ間で話し合ったことがありました。
これ以上がんばったら私もスタッフもみんな共倒れになってしまう。
しかも人数が増えて先日まいうっち先生が書いていたように私たちの本当の気持ちを理解していない人も増えているんじゃないか。。。

五周年という過渡期を迎えて今、私たちスタッフはもう一度原点に戻ろうとしています。
人数は増えてもいいけれど、ここが単なる「遊び場」で終わらないようにしよう。
そこにいるすべての皆様を楽しませる努力はするけれど、自分たちが疲弊するならそのへんでやめておこう。
今まで無理なくやれてきたのはみんなが無理をしなかったから。
無理をしないと出来ないなら、できません、ごめんなさいを言うこともまた誠意であろう。
ごめんなさいに対して納得していただけないなら仕方ない。
それが私が最初にこのキャッチフレーズを作ったときに考えた「そこにいるすべての・・・」の一言です。
そこにいない人の分まで面倒みられる人なんて神様かよっぽど出来た政治家くらいです。
私は一人のそのへんのちょっとマニアなダンス好きなおばちゃんなだけなので、
無理せず今出来ることをしようと思っています。

もちろんご意見や要望はどんどん言っていただいて構いません。
それがわがままだと判断した場合はそういいますし、ごもっともだと思った場合、少しでも出来る場合はそれなりに努力します。
ただこのまま際限なく会員さんの主張ばかりが増えてしまうととても私たちはやりきれません。
たくさんの人を抱え、そこにいるすべての人に満足してもらえるように日々頭を悩ませスタッフ間で話し合い、状況を確認しながらアイデアを出し合っている毎日です。
イベント曲などやることも多い中、他のインストラクターの振付けした曲を伝達講習することもあります。
決して何もしていないわけではないことを理解していただければと思います。
今いいアイデアがなくても数週間したら浮かぶかもしれないし、
やってみたらダメだったということもあります。
そんな中でインストラクター自身も学びながら日々成長しています。
だから私はこのFKの仲間たちを信頼できるのです。

既にKDC自体が私たちスタッフだけではなく地域にとっても皆さんにとっても大事な存在になっていると感じている今日この頃。
先日外部の先生に「病院がバックになっている健康運動センターは全国にもあるかもしれないけど個人がスポンサーになっているダンスクラブは初めて見ました。」と言われました。
それゆえに「今の体制はリスキーでは?」とも。。。。
KDCは私が元気(と経済力)をなくしたら終わりです。
どんなに皆さんが大切にしてくれても私がやれないとなったら続けられないのが現状です。
だから今自分の出来る範囲で無理のないように続けて行こうと思っています。
そこにいてくれる人を大切に思いながら。。。
みんなでKDCを育てていくという気持ちでどうぞ今後ともご協力と温かいご支援のほどよろしくお願い致します。
もしそれでももっときちんと学びたいという会員さんに関してはきちんとしたスクールをちゃんと紹介するので遠慮なく言ってくださいね!
それはそれで構いません、卒業生がどんどん活躍してくれるのも私にとってもまた夢の一つでありますから(^^)
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