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日本企業の持ち味

2011-10-23 19:38:24 | 経済
秋祭りのおみこしの「わっしょいわっしょい」という、
子供達の元気な声が、普段は夜にジョギングをする私を、昼間のジョギングをしてみる気にさせた

そこには普段では、気に留めない風景があった
道草がきれいに咲いている一方で、不法投棄されているごみの山があったり

途中、ガソリンスタンドが2軒並んでいる
1つはセルフサービスで価格はレギュラーが138円/㍑、多くの車がガソリンを注いでいた
2件目は、有人スタンドでレギュラーが139円/㍑。スタッフ3人が暇そうに喋りあっていた

'08年のリーマンショックがもたらした不況から立ち直れていない我々は、
できる限り自身でできることは、自身でやり、1円でも安いものを好む傾向にあると思う

しかし、1円高いからと言ってそれを購入しないわけでもない。
それ以上の付加価値を見いだせるならばむしろ値段が高くともよい選択をしているように思う

私は、2件目のガソリンスタンドでは、有人サービスという付加価値が不十分すぎるのだと思った
値段で勝てないのであれば、サービスなどの付加価値で勝負をする
その付加価値は、中途半端はよくない
費用対効果もあるから、完璧とまではいかくなくても、限られたコストでのベストパフォーマンスを目指すべきだ

つまり、2件目は1件目との差1円/㍑は、人件費にあるのだから、そのスタッフの立ち話はまずい
怠惰に見える
顧客が有人サービスを選んでくれるためには、スタッフはシャキッと立ち、
絶えず道路に目をやり、入ってくる顧客を元気よく先導し、
窓を拭いて、お見送りをするべきだ
少なからず、私は怠惰に見えるガソリンスタンドには入りたくない


本来、日本の企業は、付加価値提供が得意である

例えば、パソコンについて、NECやSONYのような日本メーカーとDELLやHPのような海外メーカーがある。
日本メーカーは少々高いがアフターサービスの充実など付加価値が高い
一方、海外メーカーは安価ではあるのものアフターサービスは日本のものほどでない


次に、携帯電話も同じことが言えるだろう。
最近話題のソフトバンク『i phone』とドコモの『アンドロイド』だ

先日、私はドコモに加え、ソフトバンクの『i phone』を購入した

『i phone』は『アンドロイド』と比べて、端末も月々の通信料も安かったからだ。
ソフトバンクはドコモよりも安いともいえる。

しかし、ドコモはアフターサービスが充実しているのに対し、ソフトバンクはそれに劣る

私の携帯は、販売された当初から故障していたが、即座の交換はしてもらえず、
自分自身でサポートセンターとAPPLE社に連絡をとり、数日たってようやく新品と交換してもらうという状況だった

おそらくドコモならスタッフがすべてその作業をしてくれたはずだし、その当日に交換してくれただろう
しかし、前述したように昨今自分自身でできることは自分でしてでも安いものを購入する傾向にあるから、
私もソフトバンクを購入したに違いない
もちろん『i phone』というブランドも魅力的だった

ところが、『i phone4s』にauの参入とともに、他のスマホとの価格競争により、
価格の差は僅少になりつつある

そこで、今後、どの企業が勝ち抜いていくは、
日本企業の本来の持ち味、“付加価値”以外、何物でもないと思う


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