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私の活動紹介

私の活動や思いを発信します。

「007 慰めの報酬」の面白さについて

2009年01月19日 | 映画のこと
ハル・ベリーにアカデミー主演女優賞をもたらした「チョコレート」、アフガンの少年に思いを寄せた「君のためなら千回でも」の監督マーク・フォスターの新作映画として007を観た。また、「ミリオンダラーベイビー」「告発の時」のポール・ハギスの新作でもある。娯楽映画の大道を行くこのシリーズの新作に、今旬の社会派作家が手がけて期待しないわけがない。 60年代は東西冷戦で悪役は東側、007は西側の正当性を証明す . . . 本文を読む

映画「つぐない」について 官能美が必要

2008年06月05日 | 映画のこと
「つぐない」を新宿シネマスクェアで観ました。アカデミー賞作品、撮影、助演女優などノミネートされた英国文芸物。 1935年のあるできごとから1940年の北仏ダンケルクの撤退作戦を頂点に、引き裂かれた恋人たちの運命を描く大作で私には大変興味深い作品でした。第一に階級差の恋、子供に理解できなかった大人の悲恋、それを引き裂く戦争、現代老作家の告白。と久しぶりに丁寧な大人の映画だからです。 ただし不満と . . . 本文を読む

映画「蟹工船」(1953年)と映画「小林多喜二」(1974年)について

2008年05月27日 | 映画のこと
私は映画「小林多喜二」のテーマソングを歌える。 「しかばねを積み重ねなばバリケード やがて輝く明日を信じて 1933年2月20日小林多喜二は東京築地警察署で・・・」 実は廃盤になっているEPレコードを1985年頃音楽センターから手に入れて繰り返し聞いた。映画のサントラで作曲は、いずみ・たく、作詞勝山俊介、歌手は横内正。 私は、1986年3月に杉並区立高円寺会館で小林多喜二没後53年記念として . . . 本文を読む

映画「ミスト」は、今年度屈指のホラー

2008年05月19日 | 映画のこと
S・キング原作、F・ダラボン監督脚本の新作ホラー「ミスト」は期待以上の作品でした。私は10年前に思うところあって「グリーンマイル」を自主上映して大損したことがあって何かこのコンビ作には因縁を感じているのです。思うところがポイントです。 「ミスト」はキングの短編らしく、一言でいえる物語。怪しい霧に怪物が潜んでいてスーパーマーケットに非難した人々がどう戦うか、怪物の正体は?でしょう。 私はだいたいホ . . . 本文を読む