ひろ爺の日々

鹿児島から東京に引っ越して、つれづれの感じ

一饗の夕べ

2011-07-26 21:13:30 | Weblog
 おばさんが友達と旅行。一人身のため、お嬢と一饗へ。タクシーで
山手通りを進む。地下道工事関係の施設をみて、大地震の場合、陥没破壊
のおそれはないのかな、とつぶやく。これが聞こえたらしい。

 運転手さんいわく
  「地下道などのトンネルは、よっぽどでなければ崩れないです。理由は
  円形に掘削していくからです。私も以前はトンネル掘削の仕事をして
  いました」……と。

 考えてみると、人の生活に関係のある鉄道や道路あるいは河川など、
必ずトンネルが存在し、そして円形に形どられている。この円形は藩政時代の
河川工事等にも見られるようである。

 昔は経験工学、いまは学問工学か。トンネルとは違うがいまに残る
メガネ橋なども、経験工学の最たるものではないのだろうか………?。
とは言っても、以前に北海道でトンネル事故があったことを考えると
100%は信じられない。

 など、いろいろと思いをめぐらすうちに、「一饗」着。カウンター満席で
テーブル席に。メニューは

   焼きなす        カツオ塩タタキ     時鮭西京焼き     野菜リーフサラダ
 ほか、○ 特製一饗コロッケ  ○ 野菜テン 等を肴に
            
             甲州ワイン
 で、夏の宵(7月25日)のひと時を楽しんだ。一饗の料理、真心がこもって美味い。 



 
 

偶感二題

2011-07-11 21:09:58 | Weblog
  その1 英熟語辞典
 国語ダメ、英語はさらにお弱い。PCを始めてしばらく経つが、
不具合の場合など、英語での説明文がチンプンカンプン、チットモ
分からない。

 ということから、先日、英熟語辞典を求めに書店を訪れ、辞典書棚を
探したが見あたらない。店員の方に聞くと
「英語の熟語辞典は、もともとないですよ」との、返事・説明である。

 説明を聞いたそのときは、「あぁ そんなものかな」と簡単に納得して
帰ってきた。よく考えると、なんかおかしい。すぐにPCで検索してみる。
三省堂で出版されていることが判明、書店の人の知識に疑問符…。


 と同時に、辞典は、人生を過ごしていくうえでの「心・頭の杖」の役目も
してくれる。少し値段ははるが、小生のようなボンクラ頭には必要かも…?。
近く手元に、とも考えている。


  その2 身近さを……?

 先日、半藤一利編著『日本史はこんなに面白い』を読んだ。
作家 嵐山光三郎さんとの対話のなかに「松尾芭蕉にまつわる話」が
記されている。

 嵐山説によると、芭蕉は俳聖とされているが、まちがいの多い人でもある。
   ※ 「古池や蛙飛び込む水の音」…。蛙は音をだして飛び込むことは
     ない。脚を伸ばしてすーっと入っていく。

   ※ 「象潟や雨に西施がねぶの花」…。ねぶは南の花だから、秋田
     みたいな寒いところではうまく咲かない。それで、駅にねぶの花
     が書いてある。

 となっている。半藤さんも「荒海や佐渡に横たふ天の河」に疑問を呈して
おられるようである。

 この本を拝見して、俳聖と崇められる人の、句作や身の処しかたに示した
思考や行動、『芭蕉にも過ちがある』という人間性に、不思議とかえって
身近さを感じさせられた。

久しぶり

2011-07-02 10:25:08 | Weblog
      
 お江戸に引っ越してきて、初めてである。鹿児島在住中は
梅塩漬けは勿論のこと、梅酒を毎年つくって楽しんでいた。

 梅酒だけでなく、ニンニク酒、ときには桃酒と、味覚と健康を
考慮した飲み物作りに意を用いたものである。

 我が家のオバサンが、店頭の見事な梅の実を見て、梅酒づくりを
思い出し、早速に梅の実と氷砂糖を購入してお作りに入った。

 梅の実の穿孔は、ホークで2面を刺し、氷砂糖1袋、焼酎1升を
混ぜ合わしてできあがり。何年ぶりかなぁ……。

  あとは、日にちを待つだけだ。