ひろ爺の日々

鹿児島から東京に引っ越して、つれづれの感じ

21日の夕べ

2008-06-23 17:57:20 | Weblog
 21日の夕がたは雨。雨にもメゲズ外食。しかし、場所だけは近くの不動尊前のスシ店‥「風雅」‥を選んだ。居酒屋・食堂・レストラン等には珍しい名前・屋号だなと思いながら入ってみた。
 店内は、小じんまり、小ぎれい、清潔。料理と酒を静かに味わいながら、夕餉のひと時を過ごしたい人には、もってこいの店ではないかと思われた。客席は8名ぐらいが腰掛けられるカウンターだけ、小規模ではあるが、お口と心の安らぎの場所という感じ。つぎの料理をオーダー


  先付(ほや)      刺身もり合わせ(カレイ・マグロ・      うなぎ・あなごの白焼
  イワシ・とこぶし・わかめ)
                             しんこ(こはだの子)       頭の酒蒸し            すし
 などを肴に、盃ならぬ燗ビンをかたむける。中味はもちろん焼酎、そしていつもの鹿児島ものでなく、八丈島産の‥(島娘)‥を選ぶ。ひとくち口に含んで…こりゃ-甘露だな…と感じた。オバサン達は酒をご注文。
 お互いに食べ、飲みつつ、楽しく語らいを交わしていたが、ヒョンなことから隣席の若いご夫婦との会話が始まった。不動尊前で鰻の商いをされていらっしゃる、ということから、会話は「うなぎ」に集中。
 いろいろとうかがったが、飲んでからの会話でトント記憶に残っていない。記憶にあるのは、八ツ目ウナギの目に関することだけである。
 結局は「八ツ目ウナギも、他のウナギと同じく目は2つ、あとはエラ」、ということだった。お前は、理科や博物の時間はナニを聞いていたのか、と言われそうである。
かくして、21日の夕餉は知識の不足を露呈したが、料理も満足、酒も満足、おしゃべりも満足。楽しい気分で「風雅」をあとにした。

                                                    

                  

  

12日の夕べ

2008-06-15 11:06:43 | Weblog
 オバサンが、スイミング友達との伊豆・伊東温泉お泊りのため、12日から14日までは独り身。例によって12日の夕食は娘がつきあってくれた。お店は家から、そう遠くない五反田の中華料理店(明美さんお勧めの店)の‥「陳家私菜」‥を選んだ。
 店内に入ってみると、広い部屋にお客さんがいっぱい。ビール飲み放題とかで紹興酒のお客さんは見当たらず。折角だから酒は紹興酒にして、次の料理をオーダー

   豆苗炒め         鉄鍋ゴマ棒ギョーザ       ギョーザスープ


キュウリのピリ辛ガーリック和え    豚の角煮       えび・ほたてと野菜の塩味いため

 料理や紹興酒を賞でつつの語らいのところに、21:00ごろ待ちに待った渡辺さんが仕事を終えてからのご到着。ご苦労様というほかに言葉はみつからないようである。23:00ごろまで共に食べ、飲み、語る、で楽しい会食の夕べを持つことができた。酒も料理も店主案内のとおりに評価できる飯店。再び訪れてみたい、との気持を抱かされて帰路についた。
 

  
 

箱根に遊ぶ

2008-06-03 18:15:31 | Weblog
 先の29~30日、箱根に遊ぶ。雨も霧雨模様、さして苦にならなかった。12時少し前に小田原に着く。さつそく今回の旅の目的の一つ、「ういらう」…《薬にして薬にあらず…栄養剤?》なるものを求めるため、タクシーで店に直行した。
 車中で初めてのことだと話したら、求めかたのノウハウについて、運転手の方が詳しく話してくださつた。店に入ってみると、噂のとおりお客が一杯。車中での手ほどきのとおりに行動、順番をまって二人分(四個)購入した。うちのオバさん永年の夢をやっとかなえることができて大満足。
 昼食休憩後、箱根登山鉄道で強羅へ。しばらく店先きをのぞいてから、タクシーで花王フアミリークラブ仙石に向かう。車窓から見える箱根の山の木々は、緑り・緑り…の若葉に溢れ、人の心を心底から慰めてくれる。心と目の保養満点だ。
 緑溢れる木々の間に、ハナミズキや山帽子の白い花がアチコチに見られ、その道に通じたお人なら一句…?。素人の僕は 雨煙る箱根の山の…… とでたが、あとはダメ、勿論前句も怪しいけれど。
 お泊りは二家族だけで静寂そのもの。お湯の香りとぬくもりをタップリ味わいながら、お一人さんで超なが湯。アァ…温泉はいいなあ…以前住んだ温泉王国鹿児島に思いが飛ぶ。食事も夕・朝ともに、味よし、量よし、品よし。静岡ワインで楽しむ。


 朝目覚めてしばらくすると、ホー・ホケキョ-のさえずりが聞かれ、周囲の緑とマッチされた箱根の山のすばらしさを満喫することができた。帰路も往路と同じく小雨。暦の季節は少しすぎているが…「春雨じゃ、濡れて行こう」…の気分で、クラブ仙石からバス停までを歩き、小田原までバス。
 小田原駅周辺の商店街で、若干の買い物を楽しんだあと、14時の電車で東京への帰路につく。山の静けさと若葉の緑の色合いを十二分に堪能。楽しい二日間を過ごした。