新型インフルエンザＡ(H1N1)対策 第一段階から第二段階へ！

芝ウサギです！


　政府は１６日午後、神戸での新型インフルエンザＡ(H1N1)の国内初感染を受け、地域での感染が拡大しつつあるとして、日本における新型インフルエンザ対策を現在の「第一段階（海外発生期）」から「第二段階（国内発生早期）」へ格上げしました。新型インフルエンザ発生時における日本の区分は、前段階（未発生期）から第四段階（小康期）の５段階７区分に分けられ、それぞれにおける対策と行動について規定してあります（我が国における発生段階の区分　参照）。


　それでは、第二段階（国内発生早期）は、実際に何を行うのでしょうか？

　第二段階（国内発生早期）は、国内での感染拡大をできる限り抑えるため、患者に対する入院措置（感染指定医療機関等）、接触者に対する外出自粛要請、発生地域での学校等の臨時休業や集会・外出の自粛要請、感染防止策の徹底の周知等の公衆衛生対策等が実施される。

　＜第二段階で行われる対策＞
　　１．感染拡大防止対策
　　２．医療体制の整備対策
　　３．抗インフルエンザ薬に関する対策
　　４．事業者・職場における新型インフルエンザ対策
　　５．個人、家庭及び地域における新型インフルエンザ対策
　　６．情報提供・共有（リスクコミュニケーション）に関する対策
　　７．埋葬の円滑な実施に関する対策

　上記の内容に関しては、各段階において策定されており、新型インフルエンザの係わる各種対策について具体的な内容、関係機関等の役割等を提示し、国民各層での取り組みを推進することにより、早期に感染を沈静化させるためのガイドライン（新型インフルエンザ対策ガイドライン：新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議 平成21年2月17日版より）である。

　次回より、それぞれの対策について重要な部分をかいつまんでお話し致します。


でわ。。。(ロ_ロ)ゞ