『主婦之友』1951年11月号より、小牧バレエ団の関直人さんと廣瀬佐紀子さんの「青い鳥の踊り」です。
この二人はこのブログにも載せた1948年の白鳥の湖にも出演されており、その3年後においても月刊誌のグラビア・ページに出るほど大活躍されていて、全く関係のない自分もちょっとうれしいです!
『主婦之友』1951年11月号より、小牧バレエ団の関直人さんと廣瀬佐紀子さんの「青い鳥の踊り」です。
この二人はこのブログにも載せた1948年の白鳥の湖にも出演されており、その3年後においても月刊誌のグラビア・ページに出るほど大活躍されていて、全く関係のない自分もちょっとうれしいです!
『芸術生活』1967年9月号から、「ディアギレフ・バレエの衣装~50年前のピカソたちのデザイン」です。
1967年ロンドンで、1909年から1929年にわたって世界のバレエ界を風靡したディアギレフ・バレエ団が当時使用した舞台衣装が公開されたそうです。
ニジンスキーやフォーキンが実際に着用したにとどまらず、レオン・バクスト(Leon Bakst, 1866-1924)、アレクサンドル・ゴロヴィーン(Aleksandr Golovin, 1863-1930) そして二十代のピカソ(Pablo Picasso, 1881-1973)やブラック(Georges Braque, 1882-1963)がデザインしたものであるということで、話題になったようです。
↑ バクストのデザインした「シェエラザード」(リムスキー=コルサコフ)の衣装
↑ ゴロヴィーンのデザインした「火の鳥」(ストラヴィンスキー)のための衣装
↑ ピカソがデザインした「パラード」(サティ)のための衣装
これらの衣装を着ているのはロイヤル・バレエ学校の学生たち。衣装は何と、このとき即売されてしまったということです。いま、どこにあるんでしょうか?
昨日、白鳥の湖・全曲日本初演(東京バレエ団、1948年) という記事をアップしたのですが、その後ネットで調べれば調べるほど、戦後間もない1946年の初演のほうが日本のバレエ史にとって重要だということがわかってきました。
つまり1948年の「全曲日本初演」は宣伝文句にすぎなく、単なる再演だったんですね。
古い『音楽之友』をくやし涙目でひっくり返したら昭和21年10・11月合併号に1946年の日本初演の写真をみつけました。
↑ほそくてきれい!もっとも太ったひとはこの時代あまりいなかったのか?
↑グラビア1ページ目の山田和男氏。日本初演らしきことは何にも書いてありませんが、歴史的な指揮棒ですよね。
↑第2幕「湖水の見える森」。1946年なのにハイカラ。
↑ 松尾暁子のオデットと東勇作(あずまゆうさく、1910-1971)のジークフリート
↑ 貝谷八百子のオデット姫
↑ 東勇作のジークフリート近影
↑ 座長・小牧正英のロットバルト。こわっ
。。。この記念すべき日本初演、もっと詳しく調べてみたくなりました。